T記憶の作り方-1

記憶の原理

C時差記憶

記憶の形成 : 次に、A→B→Cの順で時差をおいて刺激した場合を考えます。このとき、ニューロンの興奮は、画面から交点の方向のみならず、刺激の順のA→B→C方向にも時差を生じます。よって、形成する交点は、X→Y→Z方向に、回路の密度が高くなります。


記憶の再現 : このような記憶は、X→Y→Z方向に多量の神経興奮が伝達するため、A→B→Cの時差を強く再現します。(一方、Z→Y→X方向にはあまり神経興奮が伝達しないため、C→B→Aは再現しづらくなります。)


一段上のページへ