認知の部屋-1

認知

D情報の区画

心の数をイメージしてみます。

通常、「連続した世界」の情報は、単一の脳で、単一の体を基準にして交差して、「1つの連続した心」を形成します。

一方、脳が2つならば、「心は2つ」生じます。しかし、稼動部の体が1つなので、うまく動くことができなくなります。

(例 双頭の双生児、子供を支配する親、「個人の考え」と「組織の考え」の対立・・・。)

なお、脳梁の切断による分離脳では、安定な左右関連の記憶が奪われますが、脳深層部で左右がつながっているので・・・

短時間で「2つの心」が、長時間でゆっくりと「1つの心」に移行していく状態でしょうか・・・。

逆に、1つの脳2つの体がある場合・・・

2つの体の間で相関が生じるため、「心が1つ」になるはずです(左下)。

しかし、2つの体を隔離すると、2体の相関が奪われるので、「心が2つ」になるかもしれません(右下)。

              

ちなみに、2つの脳2つの体なら、当然「2つの心」です。

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