認知の部屋-１
④情報の連続性
情報は、単独では意味を成さず、連続して他の記憶と結びつくことで意味を成します。また、記憶は、他の記憶と結びつくことで再現することができます。そこで、左右の網膜画面で、連続した記憶をイメージしてみたいと思います。
網膜画面の左右の画像は、共通部と相違部があるから、共通部が融合して強く再現し、連続した記憶になります。
また、網膜画面の運動によっても、連続的な記憶になります。
一方、脳内には、連続していない画像も発生しているはずです。しかし、他の記憶と結びつかなかった情報は、再現できないので、すぐに消えてしまうことになります。
