粉河寺案内  KOKAWA TEMPLE

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西国第三番札所

風猛山粉河寺 (補陀落山施音寺)粉河観音宗

粉河寺本堂へ
粉河寺大門Daimon
(重要文化財)
只今保存修理中

平成14年3月 改修完成予定
宝永四年(1707)の再建。 
仏師春日の作といわれる仁王尊(桂材、
共に身長約五米)をまつっている。
平成14年2月10日 撮影
平成15年1月3日 撮影
子育地蔵 Kosodate−jizou 
地蔵堂の子安(子育て)地蔵は享保
十九年(1734)、粉河将監木村安継
の作。粉河鋳物師が造顕した仏である。
御池坊(海岸院)
Miikebou
(本坊)
庭園は江戸初期の池泉鑑賞式の名園で、
近年復元された
 童男堂(日暮し堂)Dounandou 
県指定文化財本尊は、千手千眼観世
音が御姿をかえられたといわれる童男
大士をお祀りしています。江戸時代初
期の建築様式。昭和五十三年の半解
体修理で本来の正堂の姿にかえった。
仏足石Bussokuseki
お釈迦さんの足跡がきざまれている。
文様は
千福輪相をあらわし、その大き
さは人徳の偉大さを象徴している。
うしろの碑は江戸時代の傑僧願海上人
の筆である。
  出現池Shutsugenike
本尊千手観音の化身、童男大士(童
男行者ともいう)が柳の枝を手に白馬
に乗ってこの池より出現したと伝えら
れる。正面が童男大士石像。童男大
士は現世利益の仏として、殊に病気平
癒の霊験あらたかにして、祈願成就す
れば、この池に鯉の放生をする風習が
ある。
    阿弥陀如来座像
 有本芳水詩碑  馬の背にしてかへ
り見る 春暮れ方の紀伊の國 松原か
げに旅人の すげ笠あまたゆきかひて
赤き夕日は橘の
花咲くうへに匂ふかな   
 紀ノ河、河原、河沿いを のぼればこ
こは粉河寺 赤き負笈 白き笠 巡礼の
子にうち交じり 西国三番「ちちははの
めぐみも深き粉河寺」和讃を高う誦する
かな
黒御影の巨石に刻まれたこの詩は芳水
の代表作「粉河寺」の冒頭の一節と第三
節で、芳水晩年の直筆である。
中門Chuumon(重要文化財)
天保三年(1832)の再建。四天王
(持国天・増長天・広目天・多聞天)
をまつり十代藩主
徳川治宝の直筆
風猛山」の扁額をあげている
    中 門(四天王が護っています)      風 猛 山(徳川治宝の直筆)
四天王の非圧縮の画像は時間がかかります
           増 長 天            持 国 天
           広 目 天           多 聞 天
 粉河寺庭園Teien 国指定名勝
桃山時代の枯山水鑑賞式蓬莱庭園
 六角堂Rokkakudou
 
西国三十三ヶ所の観世音をまつる。
  多 聞 天       増 長 天   持 国 天        広 目 天
 たのもしの宮(粉河産土神社)
               こかわうぶすなじんじゃ
丹生谷の丹生神社を本宮とするこの宮
は、郷土の祖神丹生都姫尊(天照大神
の妹神)を主神に、旧鎌垣庄内各村の
氏神をまつる。

一間社隅入春日造り正面軒唐破風付・銅板葺
   粉河寺本堂Hondou