今日、「フェンス(防波堤用の、ビルの7〜８階ほどの大きさの)、初、投下」の記事を読みました。
　逮捕される若者の写真。暴力的に逮捕する戦闘警察官も、幼さの残る青年!
　心が痛みます。
　絶望的な気分に陥入りそうです。
　国家権力の醜悪な本質を見せていますね。

　昨日、朝日新聞が、初めてカンジョン基地の小さな記事を載せました。
　他は、一切、無視。
　私は、人々に事実を知らせようと努力していますが、私に、理解できないことがあります。

　一年前まで。私には、カンジョン住民が孤立しているように見えました。
　今は、国防部・海軍が孤立し始めているように見えます。
　「歴史的な」カンジョン住民と活動家のたたかいの底力は、どこから来るのか。学びたいと思います。
　ウ知事が、基地建設反対側に立ち始めたようです。
　「公有水面埋め立て工事中止」のための聴聞会を20日にするそうです。
　どうして、もっと、早く会議を開けないのか?
　民主統合党と、統合進歩党が「FTA反対」と、「済州海軍基地原点再検討」で合意し、いくつかの選挙区で「候補の単一化」に合意したそうです。
　選挙で、野党が勝利することが、済州海軍基地建設阻止、勝利への唯一の道のようです。
　西帰浦選挙区。
　基地に反対してきた民主統合党と(キム・ジェユン)と統合進歩党(ヒョン・エジャ)の候補単一化は実現しそうです。
　ムン・デリム氏か、コ・チャンフ氏が、民主統党を脱党して無所属で出馬するか?
　キム金大中、金永三、蘆泰愚の時のように、セヌリ党のカン・ジヨン氏に「漁夫の利」をえさせることになるのではないか、心配しています。

　昨日。フェンスに穴をあけて、敷地内に入った活動家29人が逮捕さそれたそうです。
　敷地内に突入して、逮捕・連行される…。そのような行動が、総選挙にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
　統合進歩党の、若い女性予備候補者が、「海賊基地」の発言をして、保守系団体、市民などから激しく抗議されています。
　
　以前。釜岳平和博物館で、「詩と版画と写真による日本国憲法と松代大本営展」をしたことがあります。
　うまく、展示できませんでした。
　版画は、「済州サトリ(方言)による憲法9条」。
　展示物を、済州大学の、玄恵景先生(社会学）にあづけてあります。
　姜東均村会長さんの「力による安保反対、対話による安保論」は、日本国憲法の平和の理念、そのものです。
　できたら、カンジョンで、この展示会をしたいと思っています。
　「済州・カンジョンと連帯するつどいIN長野」を、「川中島白桃」のおいしい時期にやりたい。
　今月末に、済州に行こうと思います。
　よろしくお願いします。
　身体を大切にされて，活動されるよう祈念しています。