《京郷新聞2012/4/2》
カンジョン村会、海外活動家入国禁止に抗議
 カンジョン村会は2日、カンジョン村を訪問しようとして韓国にやってきた海外の平和活動家が相 次いで入国禁止措置を受けたと抗議の声明を発表した。
 声明文は、「済州出入国管理所が、先月31日、済州空港を通ってカンジョン村を訪問しようとした日本の平和活動家、八木隆次氏(日本平和フォーラム)を5時間以上も抑留して後、日本に強制送還した。八木氏が入国拒否の理由を聞いたが、『日本の韓国大使館に行って聞けば分かる』と答えた」ことを明らかにした。
 カンジョン村会は、「今回の措置は、現在、政府がカンジョン村に建設しようとしている済州海軍基地が、東北アジア全体の戦争の危機を煽る効果だけを持っているとする国内外の否定的な視線を憂慮して、カンジョン村を訪ねようとする海外の平和活動家のブラックリストをつくって入国拒否の措置をとっている」と非難した。
 カンジョン村会は、「平和活動家が入国禁止、強制送還させられたのは今回が初めてではない。3月14日に米国の平和在郷軍人会の3名が入国禁止され、アジア共同行動女性活動家たちにも同じ措置がとられた。現在、6名のアジア共同行動関係の日本人に対して、カンジョ村との連帯活動を理由に、入国禁止措置をとられている」ことを明らかにした。
 カンジョン村会は、「今回の入国入獄禁止と強制送還措置をとった理由と、法的な根拠を詳細に明らかにしなければならない。さらに、抑留と出国処置にともなう人権に関連して、被害者本人はもちろん、関連市民団体に謝罪と補償をし、再発防止の約束をしなければならない」とし主張した。


《京郷新聞2012/4/2》
カンジョン村会、「不明確な入国日拒否、韓国政府は謝罪せよ!」
 カンジョン村会は2日、声明文を発して、「済州出入国管理事務所が、先月31日済州空港を経てカンジョン村を訪問しようとした日本の平和活動家、八木隆次氏(日本平和フォーラム)の入国を拒否して日本に強制送還した」ことを明らかにした。
 カンジョン村会によれば、八木隆次氏は、31日の午後12時30分 頃済州空港に到着したが出入国管理所に5時間近く抑留された後、日本に送り返された。  
 カンジョン会の関係者は、「空港に抑留された八木氏は、入国拒否の理由を聞くどころか、通訳もいなかった。済州の日本領事館からもはっきりした説明を聞くことが出来なかったそうだ」と語った。
 カンジョン村会は、「氏名を明らかにしない済州出入国管理所の担当官が、『日本の韓国大使館に行けば理由を話すだろう』と語った」ことを明らかにした。
 これに対してカンジョン村会は、「今回の措置は、現在、政府がカンジョン村に建設しようとしている済州海軍基地が、東北アジア全体の戦争の危機を煽る効果だけを持っているとする国内外の視線を覆い隠すためのものだ。政府は、カンジョン村を訪ねようとする海外の平和活動家のブラックリストをつくっている」と主張した。
 政府が、カンジョン村を訪問しようとした海外の平和活動家の入国を拒否した例は、3月14日、27日にもあった。
 カンジョン村会は、「今回の入国禁止措置に強く抗議する。韓国政府は今回の措置をとった理由と、法的な根拠を詳細に明らかにしなければならない。さらに、抑留と出国処置にともなう人権に関連して、被害者本人はもちろん、関係者と出身国の市民社会に謝罪と補償をし、再発防止の約束をするように」求めた。


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