カンジョン村海軍基地 建設反対

真正は平和そのものが済州経済を生かす未来産業であり、国家安保のために一番強い武器です。

済州に正義を!
カンジョンに平和を!
済州の自然とカンジョン村共同体回復のために、海軍基地建設は中断しなければならないのです。
世界自然遺産の島・済州には、200万坪の大規模埋め立てを伴う海軍基地建設は、どんな理由でも受け入れられません。
世界平和の島・済州は、軍事基地ではない「北東アジア平和地帯」として、国益と安保に寄与しなければなりません。
武力は決して平和の前提条件にはなれず、平和は平和を望む心があって、得ることができます。

紛争の島から平和の島へ
世界平和の島・済州で、海軍基地建設に反対することは、単純な名分論と理想論のためではありません。
平和の島は、紛争の島より、島民たちの生活の質を高めてくれるでしょう。
済州が平和を通して繁栄することが、軍事基地を作るよりも、経済的にずっと優れています。
済州に中国と日本をけん制するための海軍基地ができたら、場合によっては済州観光の中心をなす中国と日本の観光客たちが減少することで、済州の経済がもっと沈んでしまう可能性が少なくありません。
したがって、安定的な済州経済の発展のためにも、世界平和の島の政策を一貫して推し進めることが望ましいのです。

また済州島の海軍基地に反対することは、単純な地域利己主義の所産ではありません。
済州に海軍基地ができることで、中国と日本に軍事力増強のきっかけを与えて、一歩進んで有事には彼らの中心的な攻撃目標になる可能性も排除できません。
そんな場合、済州は世界平和の島ではなく、世界紛争と葛藤の島になるでしょう。
このことは、済州に散在している、日本帝国主義植民地時代の軍事戦跡を見ることで、十分に予測できます。

したがって、私たちは、済州が真正な世界平和の島になる時、民族の利益をはかって世界平和に寄与することが可能だと確信しています。
平和のために戦争が自己矛盾であるように、軍事基地を作りながら平和の島を主張することは自己矛盾です。
平和地域は、自国民だけではなく世界の全ての人々が安心して、平和に行き来ができなければなりません。
全ての国が人類の平和を永久に保障する非武装平和地域が、世界のどこかに一つくらいはあるべきです。そんな所があったら、すべての人々にとって、心の故郷になるでしょう。
世界平和の島、済州島は、まさにそんなところでなければならない。

 ユン・ヨンテク「生命平和の島、済州を夢見て」より

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