GAUZE

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GAUZE
are
 フグ(Vo)シン(B)モモリン(G)ヒコ(Ds)

CITY ROCKERSCITY ROCKERS(LP)

1.ドラッグ・アディクト 2.Oi 3.うさぎ 4.戦場 5.消毒液 6.インポテンツ・キッズ 7.笑え 8.アンチ・マシーン 9.農薬〜10〜中性子爆弾

Review

記念すべきGAUZEの初レコーディング作品。オムニバス形式の物だが、82年シティロッカーから他3バンドと共に収録。1981年7月にチフスを解散したシンと「江戸ッ子」というバンドでドラムをやっていたモモリンを中心に、フグ(Vo)シン(B)モモリン(G)ヒロ(Ds)というメンバーで81年9月に正式結成、81年11月1日に新宿キモノ・マイ・ハウス”消毒GIG Vol.1”でデビュー。このレコードは1982年2月14日に目黒マッドスタジオで真夜中の12時から朝の6時にかけてレコーディングされ、同年の春に発売。尚、フグが加入する前はザジ(ソドムVo)が初代ボーカルだったことがBURST Vol.20の「ADK」同窓座談会で書かれている。


OUTSIDER(LP)

1.FUCK'en SISTER 2.アンチ・マシーン 3.CHILDREN FUCK OFF 4.ディスパレード

Review

同じくシティロッカーから82年春に出された現在のJAP Hardcore Punkを語る上で外すことは出来ない超名盤。HARD"METAL"CORE SIDEにG.I.S.M.、COMES、LAUGHIN' NOSEと共に収録。現在ではカムズは解散してしまったが残りのメンバーはLIP CREAMを結成。そのリップも解散し現在ではカラード・ライスメン、PILLのソロプロジェクト等多岐に分裂している。尚、G.I.S.M.は2001年2月10日ランディ内田氏が永眠。翌年の2002年2月10日に"+R"という横浜F.A.D、渋谷ON AIR EAST、新宿ANTIKNOCKで同時イベントが行われ、その日をもってG.I.S.M.は永久凍結された・・・。


天国注射の昼回転禁止の青春シリーズ ライヴ・イン・日比谷野音 天国注射の昼(VIDEO)

1.DESTRUCTION 2.中性子爆弾 3.消毒液

Review

1983年8/21と9/17に二回行われた「天国注射の昼」イヴェントのオムニバス・ビデオ。他にはFOOLSや町田町蔵も収録されているが、トリはやはりGAUZEなのである。故マサミ氏のモヒカンが冒頭のアングルから、アルバム未収録のDESTRUCTIONが始まり、一気に畳みかける様に中性子爆弾〜消毒液へと繋がっていく。マサミ氏は勿論最前列で暴れまくっているのだが、その他の客はと言うと座ったままで完全に客層が分離している感じではある。しかし、GAUZEを見るだけの為にこのイヴェントに行った人が羨ましく思える。東映ビデオということで音声がステレオなのもポイントが高い。残念なのは今となっては入手が非常に困難なことである。


FUCK HEADSFUCK HEADS(CD,LP)

1.POWER 2.FUCK HEAD 3.SHOT 4.CORETIC 5.ONE LAST KISS 6.LOVE SONG 7.GHOSTLIKE CRIME 8.ノイローゼ 9.酔狂 10.GO

Review

84年春にモモリンが脱退し後任に女性ギタリストのHIDEMALが加入。そして秋にはモモリンが再び復帰したがその後ドラムのヒロが84年12月に脱退。そして約半年間活動停止するというアクシデントが続いたが85年6月にドラムにイチローが加入する。だが、このアルバムでのドラムはヒロである。85年7月に元スターリンのタムが作ったレーベルADKよりGAUZEの初LP「FUCK HEADS」を発売。これこそJAP HCであり、己の姿勢を貫き通してきたGAUZEが満を持して発表した作品である。その後、8月には消毒ギグを復活させ11月には鹿鳴館、今は亡きツバキハウスにおいてGHOUL,EXECUTE,LIP CREAM,GASTANKと共にCHAOUS UKのオープニングアクトを務める。


EQUALIZING DISTORTEQUALIZING DISTORT(CD,LP)

1.PRESSING ON 2.CRASH THE POSE 3.THRASH THRASH THRASH 4.勝手にさらせ 5.FACT AND CRIMINAL 6.パッパッパ 7.LOW CHARGE 8.ABSINTH TRIP 9.DISTORT JAPAN 10言いなり〜CHILDREN FUCK OFF

Review

86年3月セルフィッシュより発表。自分としてはGAUZEの最高傑作だと思っている。ライナーの中のシンのコメントにはこう書いてある。
私利の為に要領よく、この業界を利用してあぶく銭を儲け、何もわからない奴等を必要以上にでっち上げ、商業主義に走る団体その他を、俺達は断固批判する。
この言葉にGAUZEのポリシー、生き方、そして全てが凝縮されている様に思える。何も言わずまずこれを聞いて欲しい。そしてGAUZEのGIGを見に行って欲しい。其処にこそJAP HCのなんたるかが見えるはずだ。尚、10は「言いなり」のみの表記だが、「CHILDREN FUCK OFF」が「言いなり」の次に間髪入れずに演奏されている。


A FAREWELL TO ARMSA FAREWELL TO ARMS(LP)

1.言いなり 2.パッパッパ 3.SHOT 4.PRESSING ON

Review

LIP CREAM,OUTO,GASTANK,GAUZE,GHOUL,EXECUTEの6バンドによるオムニバス。GAUZEは3曲が「EQUALIZING DISTORT」からの選曲でSHOTは「FUCK HEADS」からの選曲だがこちらの方が曲のスピードが速く、ライブの速さに近い。セルフィッシュより発売。現在は廃盤。


THRASH TIL DEATHTHRASH TIL DEATH(CD,LP)

1.こらこら無茶すんなよな! 2.当たって砕けろ 3.Passion Fashion(セルフィッシュ盤のBEL CD-12010のジャケット裏側はPassion Fassionとの記入。スペルミスかどうかは不明、歌詞カードとCDの盤面にはPassion Fashionと記されている) 4.ネジ 5.出したくないが、出ちまった

Review

LIP CREAM,SYSTEMATIC DEATH,GAUZE,OUTOの超強力なメンツによるオムニバス。
このアルバムでのGAUZEはスピードよりも重さに重点を置いている様に思われる。84年位から演奏していた「ネジ」をやっと収録、ファンはやっと歌詞を見れることになった。GAUZEはライブが主体でレコーディングは多作とは言えない。ライブでは演奏していてもアルバムに収録されない曲も多数あるし96年の時点では次回のアルバムに収録されるであろう曲が半数以上を占めている。それでも、ライブでは皆歌っているのは不思議でしょうがない。セルフィッシュより86〜87年頃発売。現在は廃盤。


SHOUDOKU GIG消毒GIG 全日本HARD CORE PUNK選抜大会(LP)

1.CRASH THE POSE 2.ABSINTH TRIP

Review

86年の12/20,21,22に鹿鳴館で消毒GIG 3DAYSと銘打ってVOL32.33.34が行われ北は秋田から南は広島までその当時の旬なバンドを集めて開催された。このレコードはそのライブ盤である。その時のチラシはこれである。ただ、音質のレベルは非常に悪いが荒削りな中でもGAUZEの確かな演奏が光る一品である。現在は廃盤。


GAUZE GIGACC ROCK'N PA LIVE VIDEO SERIES 3st-Trade GAUZE GIG(VIDEO)

1.PRESSING ON 2.当たって砕けろ 3.ABSINTH TRIP 4.SHOT 5.FACT AND CRIMINAL 6.FUCK HEAD 7.パッパッパ 8.Low Charge 9.GO 10.THRASH THRASH THRASH 11.勝手にさらせ 12.CORETIC 13.DISTORT JAPAN 14.言いなり 15.CHILDREN FUCK OFF

Review

題名のとおり発売当時6980円で発売されたGAUZEのオフィシャルビデオである。資料が無い為詳細は不明だが85〜86年位の発売で撮影場所は目黒の鹿鳴館。GAUZEのビデオはオムニバス形式の物では「天国注射の昼」というビデオに映っているが、単独の物としてはこれが唯一の物であろう。現在は廃盤。


限界は何処だ限界は何処だ(CD,LP)

1.山深雪未溶 2.己 3.聾桟敷 4.一触即発 5.小細工無用 6.ふんだくる だけなら誰にでも出来る 汚い 臭い 手前らクソ爺に 四の五の言われ 銭を取られるのは真っ平御免だ 7.人非人 8.ゴム紐どうだ 9.逃れの街 10.死人に口無し 11.出したくないが、出ちまった 12.PRESSING ON 13.ふんだくる だけなら誰にでも出来る 汚い 臭い 手前らクソ爺に 四の五の言われ 銭を取られるのは真っ平御免だ 14.死人に口無し 15.CRASH THE POSE 16.言いなり 17.一触即発(11-17 LIVE IN SCOTLAND 1989 AUGUST)

REVIEW

88年10月に現ドラムのヒコが加入。90年10月にセルフィッシュより発売。ライブは活発で96年6月には「消毒GIG Vol.99」を新宿アンティノックで敢行しその他G.I.S.M.主催の「BLAST CORE DETONATOR」への参加やASSFORTと共に96年9月に初のアメリカツアーをトリで成功させる等、精力的にライブを行っている。尚、6,13曲目は曲名が長いので通常はセットリスト等には「スカンク・テロリズム」と記載されている。


DDD9/24LIVE VIDEO D.D.D.9・24 HARD CORE SCENE FROM SATURDAY NIGHT LIVE SPECIAL(VIDEO)

1.山深雪未溶 2.己 3.当たって砕けろ 4.人非人 5.Low Charge 6.スカンク・テロリズム 7.聾桟敷 8.FACT AND CRIMINAL 9.一触即発 10.死人に口無し 11.小細工無用 12.SHOT 13.逃れの街 14.ゴム紐どうだ 15.CORETIC 16.CRASH THE POSE 17.勝手にさらせ 18.言いなり 19.出したくないが、出ちまった

Review

90年9月24日に京大西部講堂で録画されたライブビデオで共演はDEEP THROAT・NIGHTMARE・DANCE MACABLE・LIP CREAMである。発売は1991年。ちなみにこの日を最後にLIP CREAMは解散した。勿論、今となっては廃盤である。


Gauze7'singleGAUZE(7'single EP)

SIDE-A 1.山深雪未溶 2.LOW CHARGE 3.PRESSING ON
SIDE-B 4.死人に口無し 5.人非人 6.歯を喰いしばれ

Review

このシングルは97年3月中旬にアメリカのPRANKレーベルからリリースされた物であり全てスタジオ録音である。「面を洗って出直して来い」に先だって先行発売された。ジャケット表はシンとフグの後ろ姿、ジャケット裏はヒコとモモリンが写っている。「PRESSING ON」はこれで3テイク目となるがスピード、ノイジーさ、曲と曲の間の短さは正にライブを再現した物であると言えよう。新曲は「歯を喰いしばれ」を収録。


KAO O ARATTE DENAOSITEKOI面を洗って出直して来い(CD,LP)

1.栄枯盛衰 2.面を洗って出直して来い 3.ワッショイ 4.歯を喰い縛れ 5.口を閉ざした臆病者 6.金返せ 7.一言物申す 8.エッサホイサッサ 9.負け惜しみ 10.最後のお願い

REVIEW

間違い無く1997年の最高傑作であろう。思えば20世紀中に出れば御の字と思っていたGAUZEの新譜が今、こうして手元にあるのが不思議なくらいである。この7年間の道程は決してファンにとってもGAUZEにとっても短い道のりではなかったはずである。ある者はハードコアパンクから離れて「GAUZE?まだやっていたんだ」なんてほざきやがる。寝惚けた事ほざいてんじゃねぇ。凸(-_-メ) GAUZEは昔も今も第一線で日本の、いや、世界のハードコアを牽引してきたんだ。日本がWorld wideで誇れるピカイチのバンドなんだ。

・・・GAUZEと共に同じ時代に生まれ、GAUZEの音楽が聞ける、GAUZEのライブが見れることに本当に感謝したい・・・1997年4月1日XXX RECORDSよりリリース。97年12月には新宿アンティノックで「消毒ギグVol.100」を敢行。その時の観客動員数は400人を越え、又ステージは三部構成というガーゼの歴史上またとないステージングだった。更に、98年2月に再来日したCHAOS U.Kのオープニング・アクトを再度つとめるなどライブは現在でも1ヶ月に1回程度の割合ながら活発に行われている。

1999年2月11日の「消毒GIG Vol.105」の後、諸事情により「無期限の活動停止」状態にあることが1999年3月15日にGAUZEのOfficial Webで発表され、その後沈黙を続けていたが1999年7月25日にWebを更新し半年振りに消毒GIGを9月12日に新宿アンティノックで再開することが発表された。そして、2001年は結成20周年記念企画として単独GIGが名古屋、大阪、東京の大都市ツアーが敢行された。


CDも1997年にXXX RECORDSから「FUCK HEADS」,「EQUALIZING DISTORT」,「限界は何処だ」がデジタル・リマスタリングされ再発売された。特に「FUCK HEADS」は初めてのCD化であり、当時のファンは狂喜乱舞した。セルフィシュ盤の「EQUALIZING DISTORT」と「限界は何処だ」のCDとの違いは1.デジタル・リマスタリング化、2.曲毎のトラック分割である。セルフィッシュ盤は「THRASH TIL DEATH」を除いて「EQUALIZING DISTORT」と「限界は何処だ」はトラックが分割されて無く、トラック1で最後迄聞く事になっていた。勿論、現在発売されているCDも曲と曲の間の無音部分は全く無く、最後迄ノンストップで聞く事が出来る。

「FUCK HEADS」,「EQUALIZING DISTORT」,「限界は何処だ」,「面を洗って出直して来い」は廃盤になる事も無く、現在でもちゃんと発売されており、自主制作盤としては異例のロングセラーを今尚更新中である。CDを販売しているアマゾンでは全商品100万点以上の中でも通常はGAUZEの4作品の中でトップの売上CDは大体Musicの部門で10,000位台をキープし続けている。一瞬ではあるが1,800位台になった事もあった。


貧乏ゆすりのリズムに乗って貧乏ゆすりのリズムに乗って(CD/LP)

1.39℃ 2.出稼ぎ船  3.すっぱい匂い  4.しょんべん横丁  5.大きなサツマイモ  6.開かずの踏切 7.メシ喰え  8.愛しき不器用者  9.みっともない  10.貧乏ゆすりのリズムに乗って

REVIEW

2007/12/05にXXX RECORDSより発売。前作「面を洗って出直して来い」以来10年振りのフルアルバムである。前作から10年。この10年の歳月の間様々な出来事があった。ある人は亡くなられ、又社会情勢も変わっている。

結成20周年GIGの時、自分にとって非常に印象的なチラシが張られていた。「Never Change GAUZE」

このアルバムを手に取ってみる。Thanks Credit等ゴチャゴチャした物は一切無い。あるのは歌詞カード・CD・ジャケット写真。それだけである。しかし、歌詞を見ると、曲を聞くと、やはりいつものGAUZEなのである。

GAUZEがCDを出す場合、殆どの曲は既にライブで演奏されている曲が大半である。ファンはCDを買い、今迄サビとchorusの部分でしか断片的に聞けなかった歌詞を見て、「こんな事を言っていたのか」と思い、ある者は戦争に付いて考え、ある者は自分の生き様を振り返る。「ああ、つまんねえ大人になっちまってるな」

そんな自分達にGAUZEは喝を入れてくれる。そして、共感した人達はライブハウスに足を運び、一緒に歌う。己のスタンスを再確認しながら。

GAUZEはGAUZEである。唯一無二。One and Only.

このアルバムもマストバイである。当然全アルバムを買って歌詞を見て、己を見つめ直してみるのも良し、ライブに足を運ぶのも良いと思うが、やはりGAUZEはライブバンドであり、ライブはCDより数倍の破壊力・圧倒的な音の塊を自分達に投げつける。


2007/12/16は結成20周年GIG東京編から6年振りのワンマンGIGを遂行。入場者は400人以上を越えたが実際には本当にギュウギュウ詰めになって100人以上が入りきれず、ANTIKNOCK側は泣く泣く帰って貰ったそうである。

GAUZE側がその話を聞いた時、「本当にお客さんに申し訳無い」というのをヒシヒシと感じられたのが非常に印象的だった。勿論、ANTIKNOCK側も非常に残念がっていた事、折角来て貰ったのに本当に申し訳無い、と言っていた事を付け加えておく。

LPの方は2008年6月下旬よりアメリカのPRANKレーベルからリリース。

SIDE A 1.39℃ 2.出稼ぎ船  3.すっぱい匂い  4.しょんべん横丁  5.大きなサツマイモ
SIDE B 6.開かずの踏切 7.メシ喰え  8.愛しき不器用者  9.みっともない  10.貧乏ゆすりのリズムに乗って

CDとの違いはインナースリーブの片面に歌詞の掲載、裏側はモノクロ写真でGAUZEのメンバーが載っており、左上がモモリン、左下シン、右上フグとモモリンの2ショット、右下ヒコのショットを掲載している。


2010/05/23にオフィシャルサイトで発表があり、2010/06/12の結成20周年GIG以来の大阪単独GIGがメンバーの急病に依り、やむを得ず中止になった事が記載され、それに伴い、メンバーの病気回復迄GAUZEとしての活動を休止する事が発表された。(2010/05/23)

そして、メンバーの病気回復に伴い、2010/09/09にオフィシャルサイトが更新され、次のlive日程が更新された。(2010/09/09)

ANTIKNOCK 25th ANNIVERSARY(2010/10/09)のGIGに伴い、SOS 2010/10月号 Vol.223にGAUZEのシンが以下のコメントを残している。

「25周年なんて中途半端なことすんな!」と言いたい。「20周年の後は30周年で十分だろ」と、ほざいてみる。大体この手の何周年がどうたらというのは、主催者側の自己満足で客にとってはどうでもいい事だ。とほざいてみる。 しかし我々ガーゼにとっては「アンチノック」だけは、残念ながら無視できない。何しろ我々は、ここを勝手にホームグラウンドと決めているからだ。アンチがどう思っているかは、あまり問題では無い。我々はここがいいのだ。ライブハウスとバンドの関係は、同じ立ち位置にいるのが、一番いいと思っている。バンド側に妙にへりくだるのも、バンドを見下すのも、またお互い馴れ合いになるのも良くない。俺は本当は狭いライブハウスが好きなのだが、広すぎるのは最悪だ。店長の○○君と、努力家のPAの○○君はとても○○だ。地方に行く時の待ち合わせ場所も何故かアンチの前が都合がいい。
 我々は現在、メンバーの病気の為に4月のアンチでのライブを最後に活動を休止している。だが幸運にも大事に至らなかった為、予定していた10月のアンチでのライブは間に合いそうだ。
 とにかく潰れられたら我々が困る。何とか生き延びてくれる事を切に祈る。最後に「25年間、潰れなくてよかったな」という言葉で、お祝いの挨拶と代えさせて頂きます。

シン (GAUZE)

(上の文章の転載は2010/10/09にANTIKNOCKさん、GAUZEのシンさんから直接転載の許諾を頂きました。本当にありがとうございます)

2011/05/21にはFUCK ON THE BEACH 結成15周年GIGの時に東日本大震災義援Tシャツを販売し、その際には曲を披露したが、曲名は不明。Tシャツ販売時にはシンがTシャツを買った人一人一人に挨拶し握手をした。そして、義援金179,000円をいわき市で中学校教師をしているヨミ(元SVS Vo)に間違いなく寄付した事を2011/06/20にオフィシャルサイトで報告した。(2011/06/21)

2012/12/16以降ライブが無かったGAUZEだが、2016/01/10に4年振りにオフィシャルが更新され、2016/04/10に消毒GIG Vol.161の発表がされた。(2016/01/10)


余談ではあるが、GAUZEのシンが元いたバンド、チフスのCDが2016/06/22に発売される事になった。シンの監修に依るこのCDは全13曲26テイク収録になっている。(2016/05/13)

[1980年10月 スタジオリハーサル] 1. 笑うなら笑え  2. 香港ガール  3. ノータッチ  4. 退屈虫に犯されて 5. 万引き  6. 永遠の平和7. ストリートホイホイボーイ

[1980年12月 スタジオリハーサル]  8. 香港ガール 9. ストリートホイホイボーイ 10. 永遠の平和  11. グッドルッキング  12. 東京タワー13. タイヤ

[1980年10月28日 スタジオライブ]  14. ノータッチ 15. 香港ガール16. 永遠の平和 17. 退屈虫に犯されて 18. 万引き

[1981年1月11日録音 MIG2503 POLITICAL RECORDS ソノシート7inch]  19. 香港ガール 20. ストリートホイホイボーイ  21. 永遠の平和 22. グッドルッキング

[1981年2月8日 新宿JAM デビューライブ] 23. イマジンラッシュ  24. ノーマルロボット 25. それはなに 26. タイヤ 

Vo/IZUMI,ROMI G/TAM B/SHIN D/TAKU

尚、このCDの本作発売に際し、バンド側の収益金は被災地の義援金、支援金に充てられます。


2016/06月のFAD Yokohamaのライブから九州震災復興支援の為にTシャツを販売した。販売の際には横に注意書きが張られていた。内容は以下の通り。

「茨城県常総市のTシャツ工場製で、水没した再生Tシャツなので、シミはあります。一生懸命洗って頂きました。被災地で作ったTシャツで、PUNKSの力を熊本へ! 収益金は南阿蘇郡西原町に義援金、NPO法人幡ヶ谷復興再生部に支援金として送らせて頂きます。 GAUZE」

又、注意書きには英語と日本語で以下の様に書かれていた。

"WE ARE PUNKS.PUNK IS TAKING RESPONSIBILITY.NOT LYING TO YOURSELF. NOT BEING HYPOCRTICAL. NOT RUNNING FROM REALITY. THAT IS OUR SIMPLE POWER. WE DON'T PUFF OURSELVES UP THINKING WE CAN SOLVE EVERYTHING,BUT WE'D LOSE THE RIGHT TO CALL OURSELVES PUNK IF WE STOOD BY DOING NOTHING. WHAT WE CAN DO. WE MUST DO! WE DRAW OUR STRENGTH TOGETHER, TO GIVE THE POWER OF PUNK TO KUMAMOTO!"

「俺達はPUNKSだ。PUNKとは自分に責任を持つ事だ。自分に嘘をついたり、誤魔化したり、現実から目を背けている奴はPUNKSではない。俺達の力は微力だ。自惚れてはいけない。そんな事は分かっている。だからと行って何もしないでいたらPUNKSを名のる資格は無い。できる事をやるんだ。力を結集しろ。PUNKSの力を熊本へ!」(2016/06/05)

そして、2018/08/05の広島公演では熊本を広島(HIROSHIMA)に置き換えた赤地に黒文字と赤地に白文字ヴァージョンのTシャツが販売された (2018/08/05)


2017/11/29に今迄限定で発売されて廃盤となっていた「FUCK HEADS」「EQUALIZING DISTORT」「限界は何処だ」「面を洗って出直して来い」「貧乏ゆすりのリズムに乗って」のLPがXXX RECORDSよりカラーVINYL LPとして再発予定。しかし、発売直前の2017/11/27に印刷の不備か判明し、2017/12/10に発売が延期された。そして、2017/12/20に正式発売されたがRecord Shopでは前日にフライング販売を行う所が非常に多かった。LPは、全種類赤のカラーVINAL仕様。内容はレーベルからインナー迄忠実に再現。ファンを唸らせる仕様になっていた。


RECORD SHOP BASE 22周年記念GIG 限定7inchシングル

1.言いなり (2017/12/16の大阪十三ファンダンコでのライブ音源)

2020/02/23に新代田Feverで行われたLiveの時に入場者に配布された限定7インチシングル。GAUZE/DUDMAN/EIEFITS/NK6のLIVEを収録。


その後、Covid-19が世界的な猛威を奮い、日本のLive Houseで活動するバンドの殆どがLiveが出来なくなっている。GAUZEも例外では無く、Liveが出来ないままだが、2020年5月に「SAVE THE LIVE HOUSE」のTシャツを白地と黒地の2種類をアンチノック経由で発売。売上金は、ライブハウス支援の為に全額使われた。2020/6月には同じく、SAVE THE LIVE HOUSEの一環でアンチノック経由で「TYPHUS LIVE」CDを発売。音源は(1981/2/28 新宿ACB会館)と(1981/3/7 新宿TRASH)の物だった。

TYPHUS LIVE

1.37 2.イマジンラッシュ 3.ストリートホイホイボーイ 4.アホには分からん 5.ノータッチ 6.香港ガール (1981.2.28.新宿ACB会館) 7.37 8.イマジンラッシュ 9.ストリートホイホイボーイ 10.アホには分からん 11.ノータッチ 12.香港ガール 13.タイヤ 14.ノーマルロボット 15.雑音 16.それはナニ 17.グッドルッキング 18.万引き 19.永遠の平和(1981/3/7 新宿TRASH)


2020/10/24に新宿K's cinemaでthe 原爆オナニーズの「JUST ANOTHER」公開。GAUZEは消毒GIG Vol.173(2019/08/31 at 新宿ANTIKNOCK)の時の「栄枯盛衰」を提供。

2020/12/29にプロバイダgyaoのWebスペースサービス提供終了に付き2021年1月28日15時をもってサイトが表示出来なくなる事を発表し、サイトを閉じ、今後はTwitterにて情報発信予定、と言う事がオフィシャル・サイトで発表された。 (2020/12/30)


2021/01/12にGAUZE OfficialがTwitterで発信を始めた。(2021/01/13)

SAVE THE VOICE 2CD's

(2021年3月19日) MCR COMPANY (品番 ACV-001 発売元 All Chaos Volunteers 2400枚限定)

1.一触即発〜2.人非人〜3.ふんだくる だけなら誰にでも出来る 汚い 臭い 手前らクソ爺に 四の五の言われ 銭を取られるのは真っ平御免だ〜4.聾桟敷〜5.小細工無用 (「限界は何処だ」からの未発表テイク) (CDには「一触即発」のみの表記だが、実際は5曲収録)

このCDはAGGRASSIVE DOGSのUZI-ONE氏の癌治療支援の為のベネフィットCDである。2020年8月にUZI-ONE氏は「左上葉肺腺癌 非小細胞肺癌」を診断され、通常の治療方法の場合、完治する確率が高い一方、腫瘍のある部位(左肺)を切除する事に依り、声を失う可能性があるとの事だが、この方法はヴォーカリストに取って、死刑宣告にも等しい。

声を失わずにすむ唯一の方法が重粒子線治療なのだが、保険適用が効かない先進医療の為、高額な費用が必要となる。2020年後期から入院をし、一方でクラウドファウンディングを通じて資金の調達を始めたが、このCDは参加バンドの人達が無償で提供して頂いたSONGをもとに制作され「このオムニバス CDの収入で自分の肺ガン治療費に充てさせて頂きます」と、Twitterで謝辞と共にツイートされた。


言いたかねえけど目糞鼻糞 (CD/LP)

発売元:バツバツバツレコード エンジニア:ピースミュージック 中村宗一郎 アナログ:2022/02/16発売。LPはBlack Vinalで初めから帯は無い。中身はジャケットとほぼ同サイズで黄色っぽい色のフォトインサートカードと、歌詞カードが封入されている。

1.ムラカミという男 2.他人の褌 3.エソラゴトーユー 4.そんな事 5.首から看板ぶら下げて 6.3時のあなた 7.雑巾絞り 8.金玉握って 9.だったら何でもいいじゃねえか 10.言いたかねえけど目糞鼻糞

2021/7/6 21時にTwitter上でGAUZEの新譜「言いたかねえけど目糞鼻糞」が7/22に発売される事がツイートされた。発売元はXXX Records。尚、アナログ盤は2021年秋を予定していたが、2022/01/05 21時にTwitter上で2022/02/16に発売される事がアナウンスされた。

2022/11/26 at 新宿ANTIKNOCKに於いて告知は一切無し、完全招待者のみのLIVEを決行。VoのFUGUが体調不良の為GAUZEを脱退。その為これ以上GAUZEを続けるのは無理と判断したシンが解散を決定。このLIVEを最後にGAUZEは41年の長い歴史の幕を閉じた。

2022/11/27 0時にGAUZE解散の告知をTwitterで発表。


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【GAUZE live and set list】

【GAUZE AD】


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