満ちてくるときのむこうに(2008/03/18)



今日は市ヶ谷勤務でしたので電車通勤、たまには本でも読むか、と思い本棚から引っ張り出したのは 遥か昔にBook Offで購入して放置していた鈴木光司の「楽園」という本。

何の気なしに読み始めたら止まりませんでした。とりあえず目的地は2駅ほど乗り過ごし走る羽目に。 おかげでコートを着て無くても汗だくに、朝からいい運動になりました。

昼休みも少しだけ読み、今日は珍しく早くあがれたので帰宅してからも読み続け一気に読破。 文庫本一冊なので半日ぐらいで読みきれました。内容は世紀を経た壮大な愛の物語、というのが適当でしょうか。 ここ数年記憶に無いぐらいの勢いで引き込まれました。

鈴木光司と言えば「リング」が余りにも有名、リングシリーズは「リング」「らせん」そして「ループ」の 三部作で完結しています。ループまで読みきると全ての謎が明らかとなる訳です。圧巻だったのはやはりループで、 この世界観は目に情景がありありと浮かんでくるのです。リングシリーズは世間的にはホラーで通っていますが、 内容は完全にSF、ややマトリックスの世界が入っています(マトリックスの原案はループなのかも?)

映画は「リング」「らせん」までは最高でしたが、「リング2」以降は貞子が踊っているだけで最低の映画でした。 (映画を見た後がっかりすることは間々ありますが、かなりのレベルのがっかり度)

今日読んだ「楽園」は1990年の作品でデビュー作だとあとがきを読んで知りました。そして日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を 受賞しているようです。読み終えて興奮さめやらぬまま検索しまくったらなんと1991年に「満ちてくる時のむこうに」というタイトルで アニメ化されたとのこと。1991年というと17年間だから14歳、ゲームをしまくっていた中学の頃(今でも変わりませんが)、この頃は鈴木光司の 存在は知らず、星新一さんを集めまくっていました。(宇宙に目覚めたのもこの頃)

早速amazonでDVDを探しますがどうやらDVD化されていない模様。「 たのみこむ」でDVD化要望が挙がっていました。VHSまでにはなっているようですが、オークションサイトを覗くとあり得ない高額で出ていて断念。 諦めずに更に探しまくったところなんと!ニコニコ動画にありました。凄い!

ニコニコは噂に聞いていたぐらいで利用経験はなし。当然のようにユーザー登録をします。 TVの録画らしく(まぁ違法、なんですよね...)3回に分かれていました。ニコニコ動画で『満ちてくる時のむこうに』で検索すると3本ヒットします。

ニコニコは始めてで当然コメントが出てくるのも初めて。始めは「邪魔」と 思っていましたが、慣れてくると、絶妙のタイミングで出てくるコメントに爆笑するまでに。 良く出来ている。。。

原作はかなりどろどろなところもあり、完全映像化はされていないものの、概ねは基本に忠実でした。 絵は古い感じですが、今風だったら逆に駄目だったかもしれません。 欲を言えばヒロインキャラはもっと美人を想像...は、ともかくいい出来でした。(あ、でも観るのは原作を読んだ後の方がいいと思います)

しかし読み終えた30分後にこうして映像を見る事が出来るというのは凄いことです。音楽がかなり良く、エンディングの歌はストーリーに非常に 合っていて素敵でした。サントラ探したら19,800円...欲しいけどさすがに手が出ない、と思ったらヤフオクで9,800円を発見。 5,000円ならなぁ。。。LD(懐かしい)に至っては24,800円でした。アニメブックは安かったのでとりあえず即買い。

リングシリーズも久々に読み返してみたくなりました。今日は充実♪


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