高校講座地学:地学への招待(第一回)(2006/04/07)



本日より2006年度分の高校講座地学が教育TVで始まりました。
内容はなんと昨年度の再放送のようですが、昨年度あまりまともに見られなかったので今年はちゃんと見るつもりです。(&DVD録画)

司会は平野麻樹子さん(平野たん)。話し方がたまりません。

さて、今日のテーマはこの2つ。
@ヒトは星くずの子供
A2つのビッグバン

どちらも興味深いテーマです。では順番に番組の解説を紹介してみます。

@ヒトは星くずの子供
    ヒトの構成成分は星くずのかけら、つまり星の残骸から出来ています。
→水素(63.0%)、酸素(23.5%)、炭素(9.5%)、窒素(1.4%)、その他(2.6%)
地球ではこれらの物質は作られることはありません。ではどうしてヒトは存在しているのかというと・・・
ハッブルが銀河が遠ざかっている事を観測したのがきっかけで発見されたビッグバンによって、まず水素とヘリウムが生成されました。宇宙初期の恒星の主成分は水素とヘリウムしかありませんでした。これらの恒星を種族Uの星と呼びます。種族Uの星々は核融合反応からヘリウムを生成し、ヘリウムから炭素、酸素といった人体を構成する元素が生成されます。そして、その恒星が超新星爆発することにより、生成された元素が宇宙空間に撒き散らされ星間物質となり、新たな星が生まれてきます。太陽はそのひとつです。(種族Tの星)つまり、ヒトは星の残骸から産まれたと言えるのです。(なんて浪漫があるのだろう)

脱線しますが、凄く良かったのが、原始太陽系が生成される時の銀河の映像を背景に流れたコーラス付きのパヴァーヌ!この曲は大学2年の時弾いた事があり知っていました。しかしこのコーラス付きパヴァーヌが凄く幻想的で映像にぴったり。久々に一瞬背筋がぞく、っとする感触を覚えました。CDが欲しくて少しiTunesなどで探したけど見つからず。そのうち見つけたい。

A2つのビッグバン
    宇宙のビッグバン以外のビッグバンとは大げさな表現かも知れませんが、「文化のビッグバン」のことでした。古くは原始人の話にさかのぼります。ネアンデルタール人は石器を作る高度な技術がありましたが、人類の直接の祖先ではないことが分かっています。(滅びた)クロマニヨン人もネアンデルタール人同様に石器を作る技術はありましたが、ネアンデルタール人より格段に優れていた訳ではないそうです。その違いは文化にありました。クロマニヨン人は芸術を産み出したのです。5〜7万年前に壁画、装飾品が見つかっています。芸術の発展により脳が発達し、適用力も高まったのではないでしょうか。人類は5〜7万年前に文化のビッグバンを産み出しましたが、他の宇宙生命体はもっと前に起こしているかもしれません。また、これから産み出す宇宙生命体もいるでしょう。ドレイクの方程式は他の文明社会の存在への希望を数値にしました。文化のビッグバンがなければ宇宙の真理(物理の真理)を追求することも出来ない、そう考えると文化のビッグバンは決して大げさな表現ではないのでしょう。

次回は「宇宙の果てまで」、楽しみ!


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