久々に国立天文台の観望会に行ってきました。
最近は観望会の日に限って曇り空でしたが、12/9(金)は快晴!会社で17時頃外を見て、月が見えているのを確認後、定時で帰る決意をしました。(これは見逃せん!)タイトルにあるようにこの日は月でした、以前見た唯一の観望天体は「シェリアク/こと座β星(多重星)」で、いわゆる恒星。月はきっともの凄いはっきりと見えるに違いない。 まずは解説から、月は衛星としては異例の大きさ、なんと地球の約1/4もあるのです。母星に対してこれほど大きな衛星を持つ惑星は太陽系には存在していません。この大きさが地球の大きな潮汐を産んでいることになり、地球が現在24時間制、ということにも繋がっているという妙縁。解説ではクレーターの説明がメインでした、最初に発見したのは望遠鏡の発明者であるガリレオ、クレーターとはギリシア語でコップ、杯、などの意味を持つそうです。これは初耳でした。また、月のクレーターの起源はどうやら火星と木星の間にある小惑星天体郡のようです、これは今年の9月に発表された論文なのでかなりホットな話題らしく解説の方もやや興奮気味でした。 いよいよ50センチ望遠鏡へ、少し歩くのですが三鷹の国立天文台は観測の為に非常に照明が少なくなっていて、東京では考えられないような闇があります。おかげで星座もやや多く見えまさに冬空!そして観測の時。そっと望遠鏡を覗くと...クレーターがくっきりと見えました。これは今まさに空に見える月、リアルタイムの月。一瞬ぞわっという感触を覚えました。凄いの一言しか出てきません。リアルすぎる...定時であがった甲斐があるというもの、これはちょっと病みつきになりそうです。うおぉ(`・ω・´) |
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