2004年の活動報告
■2004年12月16日
皆様からいただいた、たくさんのぬいぐるみを各施設に寄付いたしました。
写真はナショナル孤児院にて、大きなプーさんなどのぬいぐるみを寄付した様子です(ジャマイカでも子どもの人権保護のための規定ができましたので、顔の写った写真は撮れませんでした)。
また、西インド大學の子ども暴力防止クリニック主催でカウンセリングの必要な子ども達を集めてクリスマス・パーティーが開催されるということで、プレゼント用に約40個のぬいぐるみを寄付しました。その他、障害者の施設であるベスト・ケア・ファンデーションにもぬいぐるみを寄付いたします。
最近、とてもきれいなぬいぐるみばかりを寄付してくださる方が増えて本当に感謝いたしております。ジャマイカの子どもたちも大変喜んでいました。
皆様のご協力、本当にありがとうございました。
■2004年11月12日
2004年10月、皆様からの支援物資からトレンチ・タウンの開発協会にノート、鉛筆、カバン、衣類やタオルなどを寄付いたしました。スタッフの方たちは大変喜ばれていたそうです。
当会のメンバーもボブ・マーリーのゆかりの地を案内してもらい、「感動的でした」と語っていました。
まだまだ、銃による争いが絶えない治安の悪いトレンチタウンですが、開発協会のスタッフはこの街をキングストンの名所としてミュージアムなどもたてて発展させようとがんばっています。私たちも今後、リーデイングセンターへの絵本の寄付などによる支援を考えています。
皆様のご協力ありがとうございました。これからも文房具や英語の絵本など大歓迎ですので、姫路の事務局に送ってくださると助かります。宜しくお願いいたします。
■2004年10月17日
国連NGO、WFWP Jamaica のモラル教育に当会より支援を行っていますが、その活動の新しい写真(昨年11月のものですが)を入手しましたのでご紹介します。夜の街中で若者たちにモラル教育をするサーモン氏と若者たちです。必死に彼らに訴えるサーモン氏の真剣な表情が印象的です。若者たちは写真を撮られるのが恥ずかしかったのか笑っていますが、こうやって地道に活動するサーモン氏らの努力が実りを得る日が一日も早く来ることを願う気持ちです。
2004年9月6日から14日にかけて、マイアミ、ジャマイカなどカリブ地域をハリケーンが襲う最中、東京に住む有志のお2人の女性がジャマイカの孤児院を3回にわたり訪問してくださいました。彼女たちは皆様からの衣類や文具類などの物資2箱をジャマイカまで運んでくださり、1箱をウオルトリーホーム(女子約20名が生活している)へ、もう1箱はWFWP
Jamaica
のメンバーがベストケアファンデーションという重度身体障害者の施設に持って行ってくれました。
下の写真はボランティアに行ってくださったお2人がウオルトリーホームの少女たちに習字や折り紙を教えている場面です。
■2004年9月16日
WFWP Jamaica では、講師 Mr.Dennis Salmon
を中心に性のモラル教育に取り組んでいます。ジャマイカを支援する会では、10代で妊娠する少女が多いことと、結婚せずに複数の男性の子どもを次々と産むシングル・マザーが多いことが結局、孤児、ストリートチルドレン、少年犯罪を多くする原因となっていると考え、このWFWPの性のモラル教育に毎月1万円、年間12万円を支援しています。
この教育ではコンドーム教育ではなく、家庭のあり方(一人の男性と一人の女性が父、母となり子女をもうけて家庭を築くべき。責任が持てるまでは性関係を控えるべき)というものを青少年にも訴えています。
写真はキングストンのパピンにある技術大學で2004年2月に「健康的な性とは」について60人の生徒にサーモン氏が講義したときの様子です。サーモン氏からの礼状も届いていますので、ご紹介します。
<日本語訳>
平松さんへ
デニス・サーモンより
2004年8月10日
Friends
of
Jamaica(ジャマイカを支援する会)からの支援金、ありがとうございます。ジャマイカの為に誠実な心で努力してくださっている皆様に心から感謝します。同封した写真はUniversity
of Technoloyで講義したときのもので、講義の題名は"Healthy Sexal
Practices"(健康な性とは)でした。約60名の生徒が参加しました。
■2004年9月7日
WFWP大阪主催 チャリティー・フェスティバルに参加
ジャマイカ大使館、インドネシア共和国大阪総領事館など5カ国の大使館、領事館の後援を得て、今年も開催されたチャリティー・フェスティバルに出展参加しました。何百人という来場者で、収益金は主にアジアの留学生への奨学金となります。
ジャマイカにも2002年の収益金の一部で、ジャマイカに寄付された大量の車椅子と紙おむつなどをピース・ボートから、また輸入通関料をWFWPのバザーの収益金から出していただきました。
■2004年9月3日
子ども達にぬいぐるみをプレゼント
2004年7月27日、西インド大學のバイオレンス・プリベンション・クリニック(暴力防止クリニック)に皆様からいただいた大量のぬいぐるみを寄付しました。同クリニックが、孤児や犯罪を犯した子ども達の為にサマースクールを開催しましたが、これに参加した子ども達にそのぬいぐるみが渡されました。
写真のジャマイカ人の女性は、20年以上カウンセリングを行っているクリニックのブランウン教授です。
この日、当会のメンバーである菅野さんと今盛さんが折った折り紙で(170点)も子ども達にプレゼントし、大変喜ばれたそうです。
これらのぬいぐるみを寄付していただいた皆様、また荷物を送ってくださった岸和田市(大阪府)大同株式会社の皆様、本当にありがとうございました!!
■2004年8月30日
ジャマイカ・ナショナル・チルドレン・ホームへの学費寄付
1999年から毎年行っていますこの孤児院への学費寄付を今年も届けることができました。2004年8月10日、当会のメンバー(左2人)がWFWP Jamaicaのハイヤシンス(右端)とともにナショナル孤児院の館長秘書の方にUS$1000の小切手を渡しました。WFWP大阪第7連合からの5万円と、ジャマイカを支援する会への皆様からの寄付金から約6万円を送りました。
皆様のご協力、本当にありがとうございました。
これらは昨年と同じようにマーガレット、ドリーン、シェリーアン、ピーターゲイの4人の学費として寄付されました。当日、彼女らはサマースクールに行っていたので不在でした。
これからも随時、寄付金を募っておりますので、是非ご支援のほど宜しくお願いいたします!!
支援金の振込先
郵便局 口座番号: 00940-8-306513/ 口座名: ジャマイカを支援する会
■2004年7月25日
本場仕込みのジャークチキンの店
ALLAWIさん 訪問
ジャマイカでジャークチキンの修行をしてこられた伊林さんが東京の恵比寿にジャークチキンの店を出されました。ジャマイカ政府観光局のホームページで彼の修行の様子が20回にわたり連載されていますので、是非ご覧ください。
http://jamaica.co.jp/
是非行ってみたい! と思っていたのですが、やっと実現。とっても明るい雰囲気のガラス張りのお店で、お味の方もバッチリ! ジャークソースがなんともおいしいジャマイカン・テイストでした。バナナチップもサックサク! ぜったい皆様にも味わってほしい!
大阪に日本発! パトワ語教室出現!
KCCインターナショナルのルイ・ボストンさんらによって、ついに大阪の心斎橋にパトワ語(ジャマイカ語)教室ができました。ジャマイカ人の講師による超・楽しいその名もJa-Ja
Patwa
School。ますます、日本とジャマイカが近くなる! そんなスクールです。パトワ語を習得されたい方、行くしかない!って感じです。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.kcc2000.com/ja-ja/
もちろん、当会の募金箱やチラシも置いていただけることになりました。ご協力、ありがとうございます!!
■2004年7月6日
2004年6月25日、今年新しくジャマイカ大使館に赴任されたロボサム大使にお会いして、私たちの活動を報告しました。前任のカール大使と同様、とても落ち着いた、でも気さくな方で、「ジャマイカの子ども達のためにありがとう」と、大変喜んでくださいました。ジャマイカ産のコーヒー「ブルーマウンテン」をお土産にいただきました。またいつかチャリティーコンサートを開催する時には、是非お越しいただきたいですね。
当会に写真のチャリティー販売でご協力いただいているUSA在住の松下智子さんが、英語の絵本を集めてジャマイカへ送ってくださいました。そして2004年5月、ナショナル孤児院に無事届けてくださいました。館長のテーラー氏も子ども達も大喜びだったそうです。これらの絵本を子ども達に読んであげたいですね。
■2004年6月9日
2004年5月に皆さんからの支援物資の中から女の子の衣類、約100枚をWFWP
Jamaica、大同株式会社様のご協力を得てマスグレイブ・ガールズ・ホームに寄付してもらいました。
大量の支援物資を当会にいただき、その送料に苦心していた中、大阪の大同株式会社様のご協力により、それらをジャマイカに送ることができました。その中の一箱(衣類約100枚)を支援先であるマスグレイブ・ガールズ・ホームに寄付しました。女の子に物資の入った箱を手渡しているのはWFWP
Jamaicaの会長、オルガ・バイフィールドさんです。
皆様のご協力により、本当にきれいな、かわいい服をたくさん寄付することができました。その服の写真をご紹介できないのが残念ですが。
支援物資は確実に少女たちのもとへ届いていますので、ご安心くださいね。