奥の細道 信夫の里篇(文字摺石) |
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福島県福島市 |
平成14年(2002) 5月29日 |
元禄二年(1689) 六月十八日 |
あくれば、しのぶもぢ摺の石を尋て、忍ぶのさとに行。遥山陰の小里に石半土に埋てあり。里の童べの来りて教ける。昔は此山の上に侍しを、往来の人の麦草をあらして、此石を試侍をにくみて、此谷につき落せば、石の面下ざまにふしたりと云。さもあるべき事にや。 早苗とる手もとや昔しのぶ摺 |
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早苗をとっている早乙女達の手元を見ていると、昔、しのぶ摺りをした手つきも同じようだったのかと偲ばれる
雑記
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