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本堂 (県重要文化財)

2006. 6.11 撮影
2006.11.18 撮影

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日光菩薩  多聞天

増長天  月光菩薩

桁行三間、梁間四間、単層入母屋造の本堂である。外観は
優美で均整のとれた素朴な建物。
組物・蟇股などの彫刻に室町時代末期の様式を残しているが、
現本堂は、兵火で消失したものを、寛永二十年(1643)淳仁法印が
再建したものである。本来は桧皮葺屋根であるが、
昭和三十六年解体修理の際銅版葺としている。

十二神将

十二神将

H16.8.19に梅原猛(哲学者)先生が
来寺され、円空佛を拝願し、
寛文4年、円空33才頃の作と言われた。
その折に読まれた句

 「瘡神の医師(くすし)に空(くう)もなりなばや」

                    (注)空・・・円空

堂内には
・本尊 木造薬師如来立像(国重文)
・日光菩薩
・月光菩薩
・四天王   ・多聞天(北) 塔 (市重文)
        ・増長天(南) 槍 (市重文)
        ・持国天(東) 三鈷
        ・広目天(西) 筆、巻子
・十二神将
・薬師如来坐像(円空作)

本院 天井絵
                2006.9.8 撮影