登録外品種 ま行〜わ行


舞 扇 (まいおうぎ)


平性の中型葉に、砂子掛かった曙斑を現します。 本種を「末広錦」と呼ぶ方も居るようです。


舞 姫 (まいひめ)


楊貴妃の太葉変化種です、葉幅が広くやや大葉に、楊貴妃と同様の曙斑を現します。


万葉ノ光 (まんようのひかり)


金麒麟の変化種と思われ、葉丈は金麒麟より若干長めですが、
さほどに大きな違いは感じません。我が家での斑乗りは今一で、
私の棚での感想は、青みがちの金麒麟と云った所でしょうか。


都 笠 (みやこがさ)


都紅の変化種と思われ、葉組みの粗いやや立性の大葉に、都紅に似た曙斑を表します。


都ノ華 (みやこのはな)


都紅の変化種と思われ、平性の常葉に都紅に似た曙斑を、より深く現します。
斑乗りが良いため、夏季に湿度な私の棚では、直射日光に耐えられぬらしく、
強日管理では葉焼けによる傷みが生じます。


明 龍 (めいりゅう)


雲井鶴の変化種との事で、斑の感じは雲井鶴に同じですが、葉組みの粗い葉は葉丈も
長めで、葉元の一本部も長く、分岐先の長い手葉の様な葉で成り立っています。


屋久島 (やくしま)


隙間の無い締まった常葉で、晩春から夏には、葉先に複輪状に曙斑を表します、
管理環境やその年の気候によっては、複輪状の斑を深く現します。


陽明殿 (ようめいでん)


私が入手した時は、まだ「陽明殿」の名は無く、「麒麟冠」の小葉と呼ばれていました。
短葉の萌黄種で、比較的生育の遅い品種です。


龍 宮 (りゅうぐう)


小苗の時は、一本葉と手葉が半々ほどですが、年月を経るごとに一本葉が多くなります。
もっともこの事は、本種に限った事ではなく、混在葉種の多くに見られる現象です。
株が若い時の本種は、一本葉の横に手を広げたような、龍神閣に見られるような手葉が
多く見られます。


龍 城 (りゅうじょう)




結構以前からあった品種のようですが、一昨年その存在を知り、
上の画像の品を早速入手しました。
下の画像は、上の画像の品を頂いた方が所持する成株です、
現在はまるで違った葉形ですが、将来は上の株も、下の画像の様に成るはずです。



竜 虎 (りゅうこ)


錦昇龍系の変化種でしょうか、
葉肉が厚く丸みの有る一本葉と、
錦昇龍の様な手葉が混在します。

葉丈の長い立性の大葉に、
黄色の曙斑を深く現します。

本種も株が若い時には、右画像
の様に龍葉の数は少なめですが、
年を経る毎に龍葉が多くなります。




龍神錦 (りゅうじんにしき)


龍神閣の変化種で龍葉が無く、常葉のみになった品種です。
数の中には、短い龍葉を僅かに現す個体もあります。


流 星 (りゅうせい)


明星からの変化種のようですが、明星より細身で葉丈の長い常葉に、明星の様な斑を
少し現します。 強いて例えるなら、暁星の葉丈を長くした様な感じの、大葉の品です。


龍登ノ舞 (りゅうとのまい)


龍登の変化種との事、立性で手葉を多く現します、一本葉の葉肌からは何処と無く
龍登が忍ばれますが、龍登ほど葉肌にザラ付が無く、また龍登ほどの撚れも無いようです。


龍ノ粧 (りゅうのしょう)


手葉の感じから天龍からの変化種と思われますが、天龍より葉幅は若干広めで
一本葉も現します。


龍ノ華 (りゅうのはな)


静岡のある方から頂いた品です、一見手葉の多い司金龍のようですが、葉肉が厚く、
一本葉の大半が、葉先を分岐させて手葉になるようです。
また画像の品はまだまだですが、分岐した手葉を長くするそうです。


龍鳳錦 (りゅうほうにしき)


常葉と、葉元の一本部の極長い龍葉(手葉)の様な葉を持ち、一天四海同様の
黄色刷毛込斑を持ちます。 斑は一天四海と同様で、若株の時は多く現れ目立ちますが、
成長するにつれて少なくなり目立たなくなります。


渡里錦 (わたりにしき)


檜葉形の青葉物ですが、秋には画像の様な紅葉を見せ、休眠明けの蘇生後も、
茶紅を長めに残します。 左右は兄弟株で、左は強日管理品で、右は前年から晩夏まで
中日管理した品を、初秋から強日にしたものです。


和楽錦 (わらくにしき)


玉獅子の変化種のようですが、黄白色の曙斑を現し、玉獅子より若干大葉です。
玉獅子に比べると、葉先も不揃いで凹凸を感じます。


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