創傷の湿潤療法

当院では湿潤療法のパイオニア夏井睦先生の治療法を採用し、積極的に行っています。

「傷を消毒しない」「傷を乾かさない」「ガーゼをあてない」痛くなく早く治る治療です。

 詳しくは夏井先生ホームページを参照下さい。

(湿潤療法の講演も行いますのでご相談ください。)


Therapeutic management of problematic superficial wounds: a patient-centred approach. Jounal of Wound Care, 12(2): 63〜66, 2003.

ドレニゾンテープ(ステロイド含有テープ)による肥厚性瘢痕の治療





2018年5月25日遊んでいて擦過傷(上写真)。



6月4日写真。






2018年6月1日転倒して皮膚剥離。(上写真)。



6月15日写真。






2018年5月6日椅子から落ちて、ピアノにぶつけて裂傷。(上写真)。

縫合した。






2018年4月21日猫に引っかかれ、裂傷。同日受診(上写真)。
創周囲に発赤、腫脹、疼痛あり。(痛みの中心は、母指球)サワシリンの内服を開始。


4月28日写真。痛みは24日まであった。治療終了








2018年2月20日猫に引っかかれ、裂傷。同日受診(上写真)。
かなり深い。カルトスタットで被覆。セファレキシン内服2日間。


2月22日写真。


3月12日写真。治療終了。






2018年2月15日転倒して顎の裂傷。16日受診(上写真)。

ハイドロコロイドと外科テープで固定。

ほぼ一本のラインになっている。







2018年2月13日スキー場で、大人に頬をつかまれて受傷。ハイドロコロイドで治療開始。








2017年12月13日は、転倒して擦過傷。近医で消毒薬を処方され、絆創膏をはるように言われた。

同日当院を受診。ハイドロコロイドで被覆を開始。






2017年12月1日  スライサーで右第四指先端を切った。

出血が続くため2日来院。

カルトスタット+沈子圧迫。バイアスピリン内服中で心配。





2017年12月3日は、まだ少し出血あり。4日止血している。上写真。



11日写真。ハイドロコロイド継続予定。



2017年12月21日。








2017年12月2日  スライサーで右拇指先端を切った。

ガーゼで抑えていたが、出血が続くため4日来院。

カルトスタット+沈子圧迫。





2017年12月5日止血している。プラスモイスト救急バン継続。










2017年11月20日こけて擦りむいた。

ハイドロコロイド開始。




12月4日










2017年11月15日スライサーで切った。

カルトスタットで被覆。その後、プラスモイスト救急バン予定。










2017年10月27日転倒して、両膝などに皮膚欠損症。

膝は体重がかかってザメツが強く、4週間近くかかる旨説明。










2017年9月14日 デイサービスで、皮膚の剥離。職員の方の処置。

慣れておられますね。








2017年10月28日包丁で指先を切った。ご自身でラップ療法。

 少し出血があるようだったので、カルトスタットを使用。










2017年10月27日擦りむいて表皮離脱。




テープで固定。 皮膚を切り取ってはいけない。




11月10日。








2017年7月23日包丁で切創。24日当院を受診。止血している。




7月29日。








2017年6月22日小さなキズができて、ハイドロコロイドを貼付。

その後、プラスモイストへ変更したが、発赤が広がり受診。

6月27日上写真。接触性皮膚炎と考え、リンデロン塗布とプラスモイストの継続




7月3日。








2017年6月25日表皮剥離。ハイドロコロイドで治療。










2017年6月25日転倒して受傷。










2017年6月25日ぶつけて、少しの出血。










2017年4月15日包丁で指先を切断。自分で元の場所へ戻した。出血が続き受診した。

カルトスタットで止血。




 4月16日止血している(左写真)。4月26日(右写真)。このあと、切断されていた爪は脱落。




5月30日写真。きれいになっている。








2017年5月29日転倒して受傷






6月19日写真。








2017年5月2日右下肢表皮剥離。施設ナースによる処置。

ばっちりです。




16日写真。









2017年5月24日スライサーで指先を切り落とした。

皮膚科でフジシンレオの塗布とガーゼ,の被覆治療を受けた。

25日にじみ出るような出血が続き、痛いので来院。

カルトスタットを使用。




26日写真。続きは、プラスモイストで自宅治療の予定。








2017年5月23日。ハイドロコロイドで被覆。




5月29日。










2017年5月13日落ちてきたブロックで受傷。15日受診。

ハイドロコロイドを頻回に張り替える方針とした。








以前より下肢うったい性皮膚炎がある。2017年4月12日表皮剥離のため受診。






4月18日写真。






4月26日。







2017年5月1日スライサーで指を切った。ジワーっと出血が続くため、2日当院受診(左写真)。カルトスタットで止血。5月8日(右写真)。










2017年2月20日バイクで転倒して、右足外果、腹部、(右手)、左手に皮膚欠損症。上写真。






3月2日写真。もう一息。











2017年1月5日皮膚切除術。御自分でプラスモイストで治療。1月18日当院を受診(写真)。




2月4日リンデロンを開始。




3月5日写真。



3月25日上皮化終了。









2017年2月27日スライサーで指を切った。ハイドロコロイドで治療を行った。

3月4日当院受診(左写真)。

プラスモイストで被覆。7日右写真。









2017年2月7日ピーラーで指を切った。9日当院受診(左写真)。13日右写真。








2017年2月13日転倒して、擦過傷。カルトスタットで止血。




2017年2月21日もう少し









2017年1月27日転倒して擦過傷。同日受診(左写真)。1月31日右写真。









2017年1月27日表皮剥離。プラスモイスト(救急板)で治療。







一週間前までフィリピン旅行。

蚊に?さされてできた傷が治らないので2016年10月26日に受診。

プラスモイストで治療。 右足のかかと(右写真)は靴擦れ。





11月7日もう一息。あとは自分で。









ほっぺの擦過傷。デュオアクティブ貼付。











2016年9月18日階段より落下して、頭部、右ひじ、背部に受傷。







9月24日頭部以外は上皮化すみ。











2016年9月2日表皮剥離。テープで固定。









2016年8月18日スライサーで親指に皮膚欠損症。出血が止まらず受診。



カルトスタットで被覆して、沈子で圧迫。



8月19日中写真。止血している。20日右写真。



プラスモイストで継続治療の予定。









2016年7月11日。表皮剥離。テープとパッドで治療。





7月15日。治療継続。











2016年7月21日自転車で転倒。22日当院受診。上写真。







7月30日写真。









2016年4月9日、ロッカーの角で裂傷。(左写真)。縫合せず。7月2日右写真。









2016年6月11日自転車で転倒して受傷。傷パワーパッドで治療を開始した。

13日当院を受診。ハイドロコロイドの治療を継続。1日2回交換したほうが良いと説明。









2016年6月1日転倒して受傷。近医で消毒+ソフラチュール+ガーゼの治療を受けた。

夜間の痛みが強かった。翌日受診時、ガーゼをはがすときに出血あり。6月2日当院受診。

ガーゼとソフラチュールが創面に固着し、はがすときに痛みが強い。




6月3日の写真。自宅で継続治療予定とした。






 2016年5月14日 左膝をぶつけて、皮膚損傷。傷パワーパッドで治療。皮膚が黒っぽくなってきたため、18日近医受診。



ゲンタシン軟膏とガーゼの治療。 自宅に帰り、傷パワーパッドを貼った。21日まで貼りっぱなし。



24日皮膚が白っぽくなってきたため、別の皮膚科を受診。 白っぽいのが何か聞いたところ、わからないといわれた。





5月30日心配になり、当院を受診。





以下の説明で、湿潤療法を継続するように説明した。



@膝の傷は、3週間から4週間以上かかることが多い。



A白っぽいのは壊死組織。(膿ではない)。少ししたら、はがれてくる。



B傷は乾燥させても、湿潤が強くてもよくない。すなわち、ガーゼも、傷パワーパッドの貼りっぱなしもよくない。



 毎日、被覆剤を交換する。



 少し深い傷なので、プラスモイスト等の液体を吸う機能がある被覆剤がよい。







 2016年4月19日 皮膚損傷(左写真)。5月2日(右写真)。





 2016年4月28日 コンクリートで擦りむいた。

傷パワーパッドを貼って、翌日皮膚科へ受診。

消毒してガーゼを貼られた。

4月30日当院を受診。ハイドロコロイドを継続予定。





 2016年3月31日 表皮剥離。4月1日左写真。外科テープで創縁を合わせた。(テープ5本使用)

4月4日きれいになったと連絡有





 2016年3月2日 転倒して皮膚欠損症(左写真)。リンデロンと被覆剤で治療。3月9日(右写真)。






 2016年2月6日 自転車に乗っていて転倒。左膝に皮膚欠損症。ご自身でハイドロロイドで治療。2月16日受診(写真)。

膝の傷は一定以上の深さがある場合が多いので、3週間以上かかることが多いと説明。被覆剤はプラスモイストに変更。



 2016年2月6日 スケートをしていて転倒。頬に擦過傷。デュオアクティブで治療。8日受診(写真)。治療継続。



 2016年1月25日スライサーで指先をスライスした(左写真)。カルトスタットで止血。

翌26日止血している(右写真)。

自宅で継続治療の方針とした。



  2016年1月6日転倒し、顔面擦過傷。1月7日写真(上)。ハイドロコロイドで被覆。


1月13日写真。



  2015年12月18日石像にぶつかって、裂傷。同日受診。


テープで固定し、チンシで圧迫。



12月28日。




 2015年11月21日 転倒して擦過傷。ハイドロコロイドで治療を開始し、同日受診。(写真)。

 1日に2-3回ハイドロコロイドを交換するよう説明。(過湿潤にならないために)



11月26日




 2015年10月19日背中の粉瘤感染。下記にしたがって処置。被膜は押し出されてきた。

夏井 睦先生ホームページより引用。

【感染性粉瘤の治療】

1.皮内注射でキシロカインE入りで局所麻酔。ちなみに皮膚を消毒する必要はない。粉瘤内部に既に大量の細菌がいるのだから,「外から細菌が入らないように」消毒することはナンセンス。
2.1センチくらい切開(皮膚の皺の方向に切開)。
3.アテローム内容を押し出す。
4.この時,アテローム内部に鑷子を入れてアテロームの大きさ(広がり)を内部から探り,必要なら切開を追加。
5.アテローム内容とともにアテローム被膜も一緒に押し出されてくるので,これを除去。
6.全部押し出したら,被膜が残っていないか観察し,残っていたら鑷子で摘んで除去。通常は摘んだだけで取れる。
7.アルギン酸塩被覆材を充填しフィルム材で被覆。もしも被膜が残っている恐れがある場合は,アルギン酸塩被覆材の表面を半分覆うだけにする。
8.小さく切った紙おむつなどで被覆。
9.翌日,アルギン酸塩被覆材を除去し,被膜が残っていないか確認。残っている被膜は大抵浮き上がっているので摘んで除去。湿潤治療について患者さんに説明し,プラスモイスト貼付。あとは週2回くらい通院。








 2015年10月2日転倒して膝に創傷。学校で消毒された。その後、自分でラップ療法。5日当院受診(左写真)。10日(中写真)。17日(右写真)上皮化すみ。







転倒して、顎部分に裂傷。傷テープで固定。左から2015年10月22日、28日、31日。

 


11月6日。





 約一ヶ月前に膝の創傷。2015年9月28日当院を受診(左写真)。 10月14日(右写真)。





2015年10月2日 昨日人に引っかかれ、受診。 ハイドロコロイドで被覆。





3日前に上腕の表皮剥離。近医で、ガーゼとワセリンの治療を受けた。

ガーゼが創面に張り付いて、はがす時に痛みが強いため、2015年9月10日当院を受診(写真)。



10月2日



10月19日





数日前に膝の擦過傷。自分で消毒薬を塗ったりしていたが、なかなか治らず。2015年9月8日(左写真)。翌日(右写真)。





2015年8月25日手をついて表皮剥離。26日右写真。ハイドロコロイドで治療。





2015年8月4日頃、虫に足をかまれた。11日頃からとびひ。18日初診(左写真)。両上肢、臀部、大腿部など。

抗生剤の内服とプラスモイストで治療。26日右写真。新規出現なし。





2015年8月11日頃蚊に刺された。キズパワーパッドを貼っていたらひどくなってきたので18日に来院。とびひになっている(左写真)。

抗生剤の内服とプラスモイストで治療。8月21日右の写真。





2015年7月11日に擦りむいた。デュオアクティブで治療を開始した。7月14日当院を受診。写真。デュオアクティブをコマめに交換することになった。




2015年2月14日ころ包丁で指を切断。近医で治療を受けていた。ガーゼ、抗生剤、創部の処置(内容不明)。

3月7日当院を受診(上写真)。プラスモイストで被覆を開始した。



3月12日写真。爪が伸びてきている。





3月20日写真。





3月26日写真。





4月26日写真。





5月16日写真。






6月20日写真。指先の痺れにビタミンB12処方。









2015年4月7日転倒して、顔面と膝に裂傷。(左写真。)

4月10日2枚目写真。4月21日3枚目写真。6月11日4枚目写真。








2015年5月26日転倒して、両膝と右ひじに擦過傷。27日1枚目左膝の写真。2枚目28日写真。3枚目31日写真。




左6月1日。右6月13日写真。ほぼ上皮化すみ。








2015年5月10日。芝の上でスライディングをして、擦過傷。ご自身でラップ療法を開始。

16日頃より痛みが増強し、近医を受診。抗生剤内服、ゲンタシン外用、ソフラチュール+ガーゼの治療を開始された。

5月20日痛みが続くので当院を受診。(左の写真)ステロイド+パッドで治療を開始。2枚目5月21日。3枚目5月23日写真。



5月26日写真。周囲の発赤にステロイド継続の方針としました。

被覆剤(ラップ)による接触皮膚炎の関与が考えられました。








2015年5月6日。転倒し、擦過傷。ハイドロコロイド治療を開始。






2015年5月14日。家具で裂傷。テーピング指導。






2015年4月22日。剃刀で指先を切った。少し出血が続く。カルトスタットで止血。翌日からハイドロコロイドで被覆の方針としました。



2015年7月16日






2015年4月15日。スライサーで皮膚を切り取った。傷パワーパッドで治療を開始されていた。

4月16日写真。過湿潤にならないよう、頻回に交換が必要なことを説明した。






2015年4月5日。ロードレーサーに乗っていて転倒。右肩{写真}、顔、右ひじ、下肢に擦過傷。

4月6日近医で、消毒とガーゼの治療を受けた。

4月7日当院受診。湿潤療法について説明し、治療を開始してもらった。






2015年3月30日。転んで、額に皮膚欠損創。テーピングと圧迫止血。翌日右写真。






2015年2月20日。転んで、擦過傷。20日初診{左写真}。ハイドロコロイドで治療開始。中写真23日。右写真28日。

2015年3月27日







2015年1月27日。自転車で衝突し、擦過傷。27日初診。ハイドロコロイドで治療開始。右30日。











2015年1月25日。転倒して擦りむいた。26日初診。ハイドロコロイドで治療開始。ピンボケ写真。中29日。右2月3日。








2015年1月15日。転倒して擦りむいた。ハイドロコロイドで治療開始。








2014年11月11日。茶碗が割れて指をけが。プラスモイストで治療を開始した。








2014年12月10日。転倒して、眉毛の部分に傷(左写真)。25日(右写真)。1月15日(右写真)。








2014年12月19日。転倒して、おでこに傷(左写真)。20日(中写真)。1月9日(右写真)。1月15日(右写真)。








2014年12月11日。転倒して、両掌と膝の創傷。








2014年11月20日 こけて家具の角で裂傷。成人でかつ出血が多いので縫合。27日抜糸(中写真)。12月19日右写真。








2014年10月28日 こけて石でぶつけた。29日初診(左写真)。ハイドロコロイドで被覆。11月15日右写真。








2014年10月24日 バイクで転倒し、両膝と左脛部に受傷。ラップ療法を行った。10月27日 左脛の部分の痛みが強くなり受診。

左脛の部分に血腫による感染を起していた。18ゲージ針で、小さな十字切開をいくつか入れてドレナージ。抗生剤(セファレキシン)内服を1日行った。翌日には症状は軽快。



11月7日治療終了。







2014年10月4日 転んで、ガードレールで裂症。10月14日初診(左)。10月18日(右写真)。

プラスモイストプラス継続予定とした。






2014年9月22日スライサーで指先を切断。出血に対してカルトスタットを使用。右翌日の写真。

その後、自宅でプラスモイストで治療継続予定とした。指先は元通りになられたと思います。








2014年9月15日転倒して、額部裂傷。左写真。カルトスタットと圧迫で止血。9月22日中写真。外科テープで固定。10月1日右写真。






2014年9月21日スライサーで切った。カルトスタットで止血。翌日22日写真。右29日もう一息。






2014年8月18日左写真。9月3日右写真。






2014年7月8日風呂場で転んで顎部を小裂創。外科テープで固定。右写真翌日。






2014年6月21日包丁で指を切った(左写真)。出血が少量あり。外科テープで固定。6月26日(右写真)。継続予定。



8月18日写真。








2014年6月14日エレベーターにはさまれて表皮損傷。市販の消毒薬、塗り薬、ガーゼの処置を行った(左写真)。同日当院受診。湿潤療法を開始し、痛みがほぼ消失した。二枚目写真6月26日。






2歳9ヶ月男児。2014年6月2日机で裂創。近医で外科テープで固定してもらった。同日当院に受診。外科テープははがれ、止血もしていないのでカルトスタット(止血綿)で被覆した。 6月3日止血している。(2枚目写真)。ノベクタンスプレーで髪の毛を使って傷を合わせた。6月5日あまり変わっていない。(3枚目写真)。 お母さんが丸坊主にしてデュオアクティブであわせて被覆した。6月12日(4枚目写真)。きれいなラインになっている。






2014年5月11日 茂みに落ちて頬、手、膝に擦過傷。ご自分で傷パワーパッドで治療をされました。

5月13日左頬の写真。治療を継続していただく方針としました。 


 


2014年4月2日 転倒して膝をうった。(左写真)カルトスタットで止血。4月7日右写真。4月21日右写真。  


 


2014年3月4日 転倒して裂創(机の角で)。3月10日当院受診(左写真)。外科テープで固定。以後11日。15日。28日写真。  

 


 


2013年11月18日 転倒して裂創。外科テープで固定。左11月18日。 中写真11月22日。 右11月25日。  

 


2014年6月29日また転んでしまいました。前回の傷の部分はよくわかりません。




 


2013年10月16日 交通事故で顔と両膝のけが。10月17日初診。写真は左膝。 右写真10月25日。  

 


11月9日と11月15日写真。 


 


2013年7月18日 自転車で転倒し、左膝を負傷。一ヶ月治療を受けた。皮膚移植が必要と説明を受けたため、2013年8月19日当院を受診。 創周囲に発赤と熱感あり。(前医でクラビットの内服を一ヶ月継続処方されていた)。 デュオアクティブで被覆し、抗生剤は中止とした。  

 


8月20日翌日受診時。黒色壊死部がはがれかけていたので(左写真)、ひっぱって除去(中写真)。パットによる被覆を開始。8月21日(右写真)。周囲の発赤や、熱感、疼痛はほとんどなくなった。

 


8月24日写真(左)。8月29日(中)。過剰肉芽にステロイド軟膏を開始した。9月5日(右)。

 

9月19日写真。10月3日ほぼ上皮化終了(中写真)。経過中抗生剤内服なしで感染なし。皮膚の肥厚性瘢痕にステロイドテープを使用。

10月17日写真(右写真)。


 


 2日前に自転車で転倒し自宅でラップ療法(1枚目写真)。10日目写真(2枚目)。17日目写真(3枚目)。過剰肉芽にステロイド使用開始。あと10日くらいかかるでしょうか。


 


 刃物で切創(一枚目写真)。外科テープでとめて翌日(2枚目写真)。6日目(3枚目写真)。

もう3-4日続ける予定とした。


 


 膝の傷(1枚目写真)。 ワセリン+パッドで被覆。翌日(2枚目)。16日目(3枚目写真)。治療継続方針となりました。


 


 湿疹を掻いて傷になった状態(1枚目写真)。 ワセリン+パッドで被覆。一週間後写真(2枚目)。

かなりきれいになっています。


 
 
転倒して膝の傷。(かなり深い場合が多く、治るまでに時間がかかります。)初診時出血があり、カルトスタットで止血。
翌日、止血を確認した(2枚目の写真)。その後、黄色壊死部分がはっきりしてきた(写真3枚目)のち、赤色の肉芽が出現(写真4枚目)。

5枚目の写真が初診後30日目。ご自分で少し早く治療を中止されたため、かさぶたができてしまった。ハイドロコロイドで一日被覆して、もう一週間パッドで被覆の方針とした。

かさぶたは良い治りかたではないので、かさぶたにならないように治しましょう。
 
 
4歳。自転車の車軸に足が挟まって受傷した。いわゆるスポーク外傷で、組織が座滅するため治るのに時間がかかります。
一枚目の写真が受傷の翌々日。ラップ療法を開始されていたためか、黄色壊死がみられます。2枚目写真。受傷後7日目。黄色壊死を中央に認め、周辺から上皮がはってきています。3枚目写真。受傷後14日目。5枚目写真が受傷後47日目。上皮化が完了しています。経過中感染なし。
 
包丁で指を切って、ジワーとした出血がとまらないため翌日来院。サージカルテープでテーピング後アルギン酸で被覆。翌日止血を確認し(右写真)自宅にて数日テーピングを継続してもらうこととした。
 
10代。転倒し、下顎部裂傷。サージカルテープでテーピング後、アルギン酸で被覆。翌日(中央写真)状態を確認後、テーピングを一週間継続。右写真は3ヶ月後。
 
軽いすりむき傷。ハイドロコロイドで被覆。2日できれいに完治しました。
 
うったい性皮膚炎に皮膚擦過傷を合併。多量の浸出液を認める。ワセリンを全体に塗ったあと、穴あきポリ+オムツで被覆。約一週間で上皮化。その後弾性ストッキングで予防しています。

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