2013年12月5日 


1分スピード記憶勉強法・・・受験、英語習得からMBAまで・・短時間で実現(Study Method with One-minute Speedy Memorizing)

宇都出雅巳 著




筆者は、大学受験前に父親が病気で入院したため、新聞配達をしながら現役で東京大学に入学したそうです。

(高校は奨学金をもらって通学したそうです。)

その後、MBAの資格や上級フィナンシャルプランナーの資格も、短時間の勉強でパスしました。

(MBAのビジネススクールの入学に6ヶ月、上級フィナンシャルプランナーに1ヵ月、行政書士試験に2ヶ月)

そのようなことを可能にしたのが筆者があみだした勉強法とのことです。



{「時間なし」「金なし」でも東大現役合格を実現した、私の勉強法}



「必要は発明の母」とはこのことでしょう。

すごい人がいるなあというのが第一印象です。

この知識、小学生のときに学びたかったです。

勉強など自分でやるのが一番効率がいいし、机にかじりついてる時間があれば遊びに使ったほうがいいです。

(机について興味のない授業をうけるほど苦痛なことはないですよね)

そもそも、勉強を始める前に、勉強の仕方(正確にいえば記憶のメカニズム)を学ばないといけないですよね。



第一章 記憶力は誰でも簡単に、すぐ高められる。

この一番最初の章が「記憶力を鍛えると、人生は100倍充実、楽しくなる!」です。これが受験マスターの筆者の実感なのでしょう。

「年齢とともに記憶力は落ちる」は間違いだそうです。 年寄りは同じものに何度も触れる努力をしないから覚えないそうです。

すなわち、繰り返し不足とのことです。

時間もかからない、がんばる必要もない・・・こういうのが大好きです。



第二章 最速で覚えて、ずっと忘れない「記憶したがる脳」に変わる法

ポイント1−6まで。この章をマスターするだけでかなり有効と思われます。

ポイント1 一度に覚える量を減らす  7つまで

ポイント2 最初はざっくり大雑把に記憶する

ポイント3 記憶したらただちに繰り返す

ポイント4 細かく、たくさんおぼえていく

ポイント5 絵や映像にイメージ化する・・・・・これはとっても有効ですが、慣れがいりますね

ポイント6 知識や情報を経験する・・・人に話したり、ページにアップしたりする



第三章 記憶しながら早く読む 「1分スピード読書法」

まず、タイトル、サブタイトル、目次を暗記する

1タイトル、サブタイトルを覚える

2目次の章タイトルを覚える

3気になった章の小見出しを覚える

4その章の本文を読む

じっくり一度だけ読むより、早く何度もだそうです。

そして学んだことはアウトプットすると忘れないそうです。



第四章 資格試験、大学受験も最短でクリア!「1分スピード試験勉強法」

択一式試験対策と、記述式・論述式に分けて方法を示しています。

択一式の試験を受ける予定はないのでパスするとして、記述式については、結局「テキストをまるまる記憶する」とのことです。

「これまでの勉強イメージを一切捨てなさい。」名言としては「理解はあとからついてくる」

「試験とは記憶との戦いであり、記憶できれば合格するのはそんなに難しいことではありません」



第五章 楽しみながら確実に上達「1分スピード英語勉強法」

英語上達の近道は「繰り返し」を増やすことにつきる・・・結局ほかのパートの勉強法と同じことですね。

ラジオの英会話を聞き続けるより、映画を一本暗記したほうが、しゃべれるようになるってことですね。

しかし、現在英語を使う機会が少ないので、何かきっかけもいりますね。




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