アスピリン不耐症(NSAIDs不耐症)による血管性浮腫





見えにくい写真ですが、ある日突然、両目の周りが腫れてきました。



腰痛に対する湿布剤による限局性浮腫でした。

湿布の中止により速やかに改善しました。




一発診断100(一目で見抜く診断の手がかり)より


血管性浮腫は、突然顔面(特に眼けん)、口唇、手足、外性器などの限局した範囲に出現する。

真皮、粘膜ないし皮下組織の深部浮腫のことをいう。喉頭浮腫をきたすこともある。

原因はNSAIDsのほかに、降圧薬(ACEi, ARB, Ca拮抗薬)、エストロゲン製剤、血液製剤などの薬剤、寒冷、運動、振動などの物理的刺激など。


対策

酸性NSAIDsをさけ、塩基性NSAIDsを用いる。



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