2017年4月5日 オーソモレキュラー療法による関節炎の治療法
ホッファーらのメガビタミン療法について
以下引用
第12章より
@ナス科の植物(じゃがいも、トマト、こしょう、たばこ)が原因になっている場合があり、2−3ヶ月やめてみる。
A ビタミンB3 ニコチン酸アミドを1日4回、(1日トータル500mgから)開始する。多いと吐き気がくる場合がある。
ナイアシンは、より有効かもしれないが、フラッシュがおきる。
BビタミンC 1日3回内服する。
CビタミンB6 有効
D亜鉛 有効
E ビタミンA、 D
F 結局、理想的な量は、 ニコチン酸アミド(250mg) C(250mg) B6(50mg) 亜鉛(10mg) を1日4−5回
下記は藤川徳美先生FBより引用
19、関節炎
Abram Hoffer:Orthomolecular Medicine For Everyone、より
1943年、小麦粉にまだナイアシンが添加されていなかった時代に、カウフマンは関節炎はナイアシン不足による潜在性ペラグラにより生じると述べた。
潜在性ペラグラにより、筋力が障害され、最大筋力が低下し、関節の可動域が低下する。、
すなわち、関節炎には1000mg*3回のナイアシンアミドの投与が効果を示すことを明らかにした。
カウフマンはナイアシンアミドが有効と述べたが、ナイアシンも同程度効果があるはずである。
長年のナイアシン(B3)不足により、B3依存症となっているため、治療には高用量のナイアシンが必要。
関節炎の30%は食物アレルギーなので、このような患者ではナイアシンは効果がなく、治療には除去食が必要。
著者は、関節炎症状をすみやかに除去するナイアシンの効果に驚いた。
ナイアシンに加えて、B6、A、D3、Znも有効である。
リウマチ性関節炎に対しても、上記のサプリメントが有効である。
様々な栄養素の欠乏が、それらの栄養素への依存症を生じ、関節炎を生じる。
10%の関節炎患者では、ナス科の植物(じゃがいも、トマト、こしょう、たばこ)が原因になっている場合があり、やめてみる。
治療、
1)ナイアシン(ナイアシンアミド)、500mgで開始し、3000mgまで増量。
2)C3g。
3)B6。
4)Zn。
5)A,D3。