2016年11月18日 双極性障害の治療法について



 双極性障害で糖質制限に取り組まれている方がおられますが、とてもよいようです。



参考に藤川先生の2016年9月のFBの記事を掲載させていただきます。







躁うつ病(双極性障害)の治療について考える

〜 微量ミネラル不足に対して脆弱な体質

=高タンパク/低糖質食+ミネラル処方+ぬちまーす水〜



以前一度書いたことがあります

H27.10だったので9ヶ月前

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/865783660204626?__mref=message

躁うつ病(双極性障害)について考える〜微量ミネラル不足に対して脆弱な体質か?〜



躁うつ病(双極性障害)は躁状態、うつ状態を繰り返す精神疾患

うつ病(単極性うつ病)は、鉄タンパク不足、睡眠不足、女性ホルモン低下(子宮卵巣全摘術、更年期)、脳血管性障害やレビー小体病など様々な要因によって起こる

うつ病と異なり躁うつ病では遺伝負因(体質要因)が極めて強い

自殺のリスクが高い

患者数は非常に少ない

当院では、うつ病は数百人、統合失調症は100人余りなのに対し、躁うつ病は20人程度





統合失調症に対しては、糖質制限+ナイアシン+鉄が有効なことが明らかになった



しかし、躁うつ病は症例数が少な過ぎるため、”こうすれば良い”というはっきりしたことが未だにつかめていない



一つのヒントは、躁うつ病には微量元素であるリチウムが有効であること

リチウムイオン電池のリチウム

化学物質ではなく元素のリチウムが躁うつ病治療の第一選択である

水道水に微量のリチウム(治療量の1/100程度の血中濃度)を入れるとその地域の自殺率が下がることも明らかとなっている

となると、躁うつ病の人はリチウム不足により代謝が滞る先天的な体質を持っていると言える

リチウム以外の他の微量元素不足も躁うつ病に悪い影響をもたらしている可能性がある

他の微量ミネラルと躁うつ病の関係について詳しく調べてみたら良いと思うが、精神科医でこのような発想をする人は皆無



血液のミネラル成分は、海水のミネラル成分比率と同じ

40種類以上のミネラルがそれぞれ適切な比率で入っている(ただし濃度は1/3)

微量ミネラルは様々な代謝の補酵素として必要



対策:

1)糖質摂取を減らす

糖質過剰だとその代謝にミネラルが浪費され、ミネラル不足となる



2)食塩を止め、天然塩を積極的に摂取する

食塩はNa過剰、他の全てのミネラル不足をもたらす

加工食品は全て食塩を用いているため控える

外食もほとんど食塩を用いているため控える

K,Mgの含有量が最も多い天然塩を選び、毎日摂取が望ましい



3)海産物をしっかり摂取する

野菜よりも海藻類、肉よりも魚介類

躁うつ病では他の疾患よりもミネラルを重視したら良いと考える



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今読み直してみると焦点ボケだね

今日はもっとクリアに大胆な仮説を立ててみる



MEC食で躁うつ病が良くなり、薬がいらなくなった人もおられる様子

http://minoruooyg.blog.fc2.com/blog-entry-350.html



ズバリ、

躁うつ病

=微量ミネラル不足に対して脆弱な体質





=高タンパク/低糖質食+ミネラル処方+ぬちまーす水



ミネラル処方=フェルム(Fe)+プロマックD(Zn)+マグミット(Mg)






ミネラル処方をiHerbで組み立てることもできます

https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/995378320578492



ぬちまーすは、コップ一杯の水に小さじ一杯分を溶かして1日1回飲めば良いと思います

ぬちまーすは単なる天然塩ではなく、「薬」だと思います



まあ、こんな事言っても躁うつ病研究の第一人者は聞き入れないでしょうけど










 




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