2015年3月18日
先月米当局が上記をアナウンスしました。
なぜ、このような誤った考えが長期間広まり、定説になってしまったのでしょうか?
あまりに長期間誤った考えが繰り返されたため、多くの人が混乱に陥っています。
【ワシントン時事】健康維持のため食事による取り過ぎには注意が必要とされているコレステロールについて、
米当局は19日、摂取量を制限する必要はないという新たな見解を発表した。「コレステロールは過剰摂取を心配する栄養素ではない」と明言している。 米厚生省と農務省が設置した「食事指針諮問委員会」が報告書を公表した。
各種調査結果から「食事によるコレステロール摂取と(動脈硬化などの病気の危険を増すこともある)血清コレステロールの間に明らかな関連性はない」と結論付けた。
{いつものパンがあなたを殺す}より抜粋
フラミンガム心臓研究に携わる研究者、ジョージ・マン博士は、次のように発言している。
{脂肪やコレステロールを大量に摂取することで心臓疾患が引き起こされる、という仮説が間違っていることは何度も示されている。しかし、プライドや利益、偏見といった理由から、科学者や資金集めの企業や食品会社、それに政府機関までもが相変わらず仮説を検証し続けている。人々は今世紀最大の健康詐欺にあっている。}
コレステロール値を下げれば健康的に長生きできるチャンスが得られる、などという通説ほどいい加減なものはない。
脳の重さの20%はコレステロールであり、新しいシナプスの成長にはコレステロールが必要であることがわかってきています。
現在の医学に基づいた、新しい栄養学の教科書がほしいですね。