2014年7月2日 

FED UP - Official Trailer

町山智浩が映画「フェド・アップ」(Fed Up)の社会的背景



米国の肥満と糖尿病をテーマにした映画 FED UP が5月より全米で放映中とのことです。

このトレーラーに出てくるマーク・ハイマン医師のインタビューがありました。

Bestselling Author Mark Hyman, M.D. - The Blood Sugar Solution





症状ではなく、原因(システム)を治療する機能性医学を提唱しています。

インタビューでは、たがしゅう先生と同様に、自らがうつや胃腸症状で苦しんだ経験を述べています。

基本的にアトキンスダイエット(糖質制限)の内容で、うつ、アトニー、アレルギー疾患、片頭痛、糖尿病、肥満、高血圧、自己免疫疾患(関節炎や腸炎など)、不眠、不妊症、認知症などに効果をあげているとのことでした。





そのほか

@高コレステロール治療薬のスタチンが糖尿病を増加させるなど副作用が多いことを指摘しています。(アメリカではレベトールが最も売れている薬らしい。)

また、高コレステロール治療薬は一時予防(心筋梗塞になる前にする治療)では、無効であることを指摘しています。

A糖質をコカインやヘロインと並べて中毒性の物質としています。

Bアルツハイマーはタイプ3糖尿病といわれている。

(注、インスリン治療を受けている糖尿病患者では、アルツハイマー型認知症の発症リスクが4.3倍に高くなる。また、がんの発症率は1.9倍になる。)

CFood is Medicine(食べ物が薬なんだ)!!



Dr Eric Westman, Dr Mary Vernonのインタビューも新しい栄養学の項に載せています。

アメリカの栄養学のパラダイムシフトは、10年以上の時間をかけて進んできているようです。