2014年4月5日
全米でベストセラーになったバーンスタイン医師の糖尿病の解決より

少し読み直すとさすがにすばらしいく、多くの糖質セイゲニストは同感されると思います。



@糖質セイゲニストの共通の実感

A短期記憶の改善について。認知症の方にはコウノメソッドに加えて、糖質制限も勧めるべきでしょうか。

Bうつ状態の改善についての報告



278ページより

精神的な諸変化

 たぶん最も一般的なのは、より機敏になり、慢性的な疲労感がなくなるという感覚だろう。

血糖値が正常化する以前に”全く調子がよい”と感じていた人たちが、後日、こんなに気分がよくなるとは思わなかったと述べている。



 もう1つ、よく起きる出来事は短期記憶に関係している。患者や配偶者が患者の”ひどい記憶力”に言及することは非常に多い。

私が初めて診療を開始したとき、患者達に薬物の微調整のために血糖値を夜電話してくるように言った。心理分析の専門家である私の妻は時々電話の会話で私が話しているのを漏れ聞いて、よく”その人は認知症だ"と述べるのであった。何週間か後、彼女は同一人物との会話で私が話しているのを聞いて、短期の記憶が著しく改善したとコメントした。


これが頻繁に起きるようになったので、すべての新しい患者にも私が行う神経学的な検査に短期記憶に関する客観的テストを導入することとした。実際、私の新しい患者の半分以上が軽い認知症を示すが、それは数ヶ月して血糖値が改善すると消えるように見える。この改善は、通常、配偶者にははっきりとわかる。