2013年12月03日 


これまでも飽和脂肪酸の無害性の報告でとりあげたJACC スタディより。



コーヒー摂取と総死亡・全がん死亡



その他 近藤誠 「医者に殺されない47の心得」より

1.日本の国立がん研究センターを中心とする研究班

40-69歳までの男女9万人を10年間追跡調査

「一日5杯以上コーヒーを飲む人の肝臓がんの発症率は、飲まない人の4分の1」



2.岐阜大学グループ

1992年から8年間 

35歳以上の地域住民3万人を追跡調査

コーヒーを飲まない人を1とすると、毎日1杯以上飲む人は男性で0.81。女性は0.43と女性では大腸がん発生率が半分以下に抑えられていました。



3.米国国立衛生研究所(NIH)

1994年から14年間にわたり、米国内に住む50-71歳の男性約23万人、女性約17万人を追跡。

コーヒーを飲まない人に比べ、一日1杯の男性は6%、2-3杯は10%、4-5杯は12%死亡リスクが減り、女性はそれぞれ5%、13%、16%減っていました。



4.米ハーバード大学の研究グループ

8万3千人の女性を24年間追跡

タバコをすわない女性の場合、コーヒーをよく飲む人ほど脳卒中のリスクが下がる。

また10年がかりの調査で

一日2-3杯のコーヒーを飲む男性は飲まない男性に比べて、胆石になるリスクが40%低い



ほかに、皮膚のしみ、認知症などでもよいデータがあるようです。



本当なんでしょうか? コーヒー業界が大喜びの情報ですね。