2013年3月31日
600万年とも700万年ともいわれる人類の歴史のなかで、農耕が始まったのが約1万年前です。
ではそれ以前ヒトはどのような物を食べていたのか?またヒトはどのような動物なのか?
獣医の先生が書かれた本なのですが、人間のことしか勉強していない医者には書けない本だと思いました。
ヒトはおかしな肉食動物
第一章 ヒトは草食動物?
第二章 ヒトは何を食べる?
第三章 ヒトが裸である理由
第二章 ヒトは何を食べる?
第四章 ヒトはなぜ群れるのか
第五章 ヒトは何歳まで生きるか
第六章 ヒトは何年哺乳すればいい?
第七章 ヒトにとっての哺乳ビンとは?
第八章 ヒトは不老長寿か
第九章 ヒトは何をしてきたか
アマゾンの書評より
哺乳は一歳までと保健所や様々な医療機関で指導され、3歳になっても卒乳出来ない我が子の理由を母親の問題と言われました。そのことでとても悩んでいました。
この本に出会って、哺乳とは何なのか?哺乳動物の本来のありかたを問う事が出来ました。私は母乳の出方に問題がなかったため、母乳でで子供を育てました。
たまに人工乳を与えると、我が子はペーとはいて飲んでくれませんでした。その理由もこの本で謎が解けました。すっきりしました。
私たちは哺乳動物であることを忘れているように思います。特に医療機関の方は読むべきです。
哺乳とは何なのか理解すれば、卒乳出来ない子を持つ母親の指導方法が見出されると思います。
アミノ酸の話は逆に専門すぎて難しかったので★4つにしました。