2013年5月26日 日本人は減塩すべきか?
「高血圧には減塩《が、日本では自明のこととして語られますが、これは科学的に正しいのでしょうか?
実は、海外では長期にわたり論争が続いている状態のようです。
塩と高血圧問題に関する論争
英国・減塩政策に異議の声
上記の論争は、インターソルト試験という大規模調査の結果の解釈をめぐるものです。
(1988年発表。この国際共同調査では32カ国52の地域で、約1万人の食塩摂取量と血圧を調査した。)
逆に塩分が少ないデメリットを主張する学者もいるようです。
(普通に考えると余分な塩分を排出するよう人間の身体はできている。足りないものはどうしようもない)
「世界の経済先進国でいちばん塩分摂取量の多い日本人は、世界最長寿である《
論争の判定はできませんが、まだ論争の真っ最中であり、国の方針としてしまうのは時期早尚ではないでしょうか?
高血圧対策としては糖質制限を行うことにより、インスリン分泌が低下し体内から塩分が排出されると考えられています。
(インスリンは腎臓に作用してナトリウムを再吸収する。)