2013年5月12日 書評「ヒトはなぜ太るのか?そしてどうすればいいか《その5 糖質制限の副作用とその対策


前項で述べたように、糖質制限を始めるとナトリウムおよび水が体内より排出されるため、ふらつきや気分上良がおこりやすいと述べられています。これは、食事の塩分を1~2g増やすことで解決できるとのことです。

p237 虚脱感、疲労、悪心、脱水、下痢、便秘、起立性低血圧、痛風の悪化などが含まれることがある。

~副作用の理由は明らかであり、炭水化物の制限を処方する医師はそれらの治療と予防が可能であるという。これらの症状は食事の脂肪含有量が高いこととは何の関係もない。むしろそれは蛋白質の摂取が多すぎ、脂肪の摂取が少なすぎること、食事に慣れるまで十分な時間をとることなく激しい運動を試みること、また、ほとんどの場合、炭水化物制限に対してからだが十分に埋め合わせをできずインスリン値の急激な低下が起こることの、いずれかの結果であるように見える。



血糖降下剤での低血糖、高血圧の薬での低血圧などは当然注意が必要です。


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