2017年11月22日
小細胞癌(肺癌)に対するメガビタミン+ミネラル療法の効果
本日の藤川徳美先生のFBより引用
すごい!!!
Kaarlo Jaakkola(フィンランド)Anticancer Res 1992;12:599-606.
対象は18例の小細胞癌(肺癌)ステージ4患者。
小細胞癌は最も悪性度が高く、予後が不良だと言われている。
通常の化学療法、放射線療法に加え、メガビタミン+ミネラル療法(MV群)を行った。
食事内容についての記載はないので、糖質は普通に摂取していた様子。
同じ疾患の同じステージのアメリカ合衆国癌機構の生存率のデータ(SEER群)と比較した。
ビタミン量:
A、15000~4000IU
βカロチン、10000~20000IU
B1、150-400mg
B3、150~400mg
B6、200~1140mg
B12、30~1600mcg
ビオチン、300~1000mcg
C、2000~5000mg
D、400~1000IU
E(d-α)、300~800IU
必須脂肪酸、5000~65000mg
ミネラルは、Cr、Cu、Mg、Mn、Se、Zn
結果:
生存率 MV群 SEER群
半年後 95% 50%
1年後 85% 20%
2年後 55% 10%
2年半後 40% 1%
結論:
メガビタミン+ミネラル療法で寿命が明らかに延長する。
初期癌の頃からこの治療を併用すれば寿命はさらに延長するはず。
糖質を減らせばさらに良いはず。