2017年11月22日
動脈硬化を引き起こす原因は??
山本 越郎さんの本日のFBより引用
大変わかりやすいです。
以下引用
日本人の死因の第2位と4位を占める心疾患と脳血管疾患は、いずれも動脈硬化性疾患で、合わせると第1位のがんとほぼ同じ死因の1/4にもなっています
この動脈硬化を引き起こす原因とはいったい何なのでしょうか?
高コレステロールや動物性脂肪の摂りすぎが動脈硬化を引き起こすと言われることが多いですが、これらはいずれも間違っていて、正しくは紹介記事にあるように、動脈硬化の最大の原因となるのは 「酸化」 なのです!
「ダイエット」通信でもお話ししたように、動脈硬化のメカニズムは、
過剰な活性酸素の発生
→LDLコレステロールの酸化
→酸化LDLの発生
→マクロファージが酸化LDLを食べて処理
→更なる酸化による酸化LDLの増加
→マクロファージの死骸の蓄積
→血管の慢性炎症
→動脈硬化
と繋がっていくのです
【「本当に悪いコレストロールとは?」〜「ダイエット」通信(補足号その97)】
http://yasashikuikitai.blog.fc2.com/blog-entry-693.html
従って、動脈硬化の最大の原因となる酸化、つまり間違った食生活や生活習慣による過剰な活性酸素の発生が動脈硬化の一番の問題となるのです!
過剰な活性酸素の発生の最大の原因は、「ダイエット」通信でお話ししたように糖質の過剰摂取です。
つまり、糖質の過剰摂取を行うと、大量のインスリンが分泌され、それに伴い多くの活性酸素が発生し、
併せて、糖化によって、抗酸化酵素の働きが低下しますので、エネルギー代謝で生まれた活性酸素の除去機能が低下することになります。
このように、糖質を過剰摂取すると、Wで過剰な活性酸素が発生することになるのです
他にも
■喫煙や過度な飲酒
■睡眠不足
■過度なストレス
■過度な運動
■食品添加物の摂取
■過度な紫外線
など、間違った食生活や生活習慣によって、過剰な活性酸素が発生することになるのです
【「二つの顔を持つ活性酸素」〜「ダイエット」通信(補足号その102)】
http://yasashikuikitai.blog.fc2.com/blog-entry-711.html
また、江部先生のお話では、LDLコレステロールのうち動脈硬化を引き起こす酸化LDLになるのは、「小粒子LDL」であって、
「小粒子LDL」以外の大きくてふわふわしているLDLは多くても問題にはなりません。
血液検査での目安としては、
「中性脂肪/HDLコレストロール」が高い方は、「小粒子LDL」が多い可能性があるため要注意とのことです
【本当に悪いコレステロール対策とは】
http://yasashikuikitai.blog.fc2.com/blog-entry-914.html
糖質制限を行なうと、一般的に中性脂肪は低下しますので、中性脂肪/HDLも改善しますが、それでも高い方は、
■ナイアシン(中性脂肪低下、HDL上昇効果)
■ビタミンC(過剰なLDL低下効果)
■ビタミンE(小粒子LDLの酸化抑制)
が効果的です(^^)/
糖質を控えて必須栄養素をしっかり摂る正しい食生活と正しい生活習慣と併せて、
これらのビタミンについてもしっかり補給することで、美しく健康的な身体となり、動脈硬化対策も行っていきましょうね(^O^)/