夏も塩分に注意!
隠れた塩分知ってますか?
毎日、暑い日が続いています。こんなに暑いと食欲もちょっと落ち、喉ごしのいい物をつい食べ過ぎていませんか。例えば、そうめんや冷やし中華、お刺身や冷奴、これらの食べ物は気をつけないと塩分を取り過ぎてしまいます。
厚生省から出された「21世紀のおける国民健康づくり運動(健康日本21)」によると1日あたり食塩摂取量の目安は10g未満ですが、平成9年国民栄養調査によると1日あたり食塩の平均摂取量は13.5gと報告があります。さて、あなたは塩分を取り過ぎていませんか。
塩は調味料に使ったり、食品の保存のために使用したりと、私たちの生活に必要なものです。ところが、塩を取りすぎてしまうと血圧を上げる要因になります。
塩辛いものを食べると水が飲みたくなります。これは体内の塩分濃度を薄めようとして、体が水分を要求するからです。その結果、体液(血液)の量が増え、心臓や血管の中に血液が増えて、血圧が上がることになります。その他、塩(ナトリウム)は、血管を収縮させる作用があることも言われています。これもまた、血圧を上げる要因になります。
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少し取りすぎているかなと思われる方は、塩分の多いものを食べる回数を減らしたり、半分にしたり工夫してみましょう。また、カリウムの多い野菜(トマトなどの緑黄色野菜や枝豆、わかめ)を一緒に食べたり、果物をとることは、塩(ナトリウム)の排泄を促します。
塩は大切なものですが、取り過ぎは禁物。上手にほどよく、塩(10g未満)を取って、この残暑を健康に乗り切りましょう。
オムロン 健康作り講座より