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行程 第1日 笹ヶ峰-富士見平-高谷池ヒュッテ 3時間0分 第2日 高谷池ヒュッテ-天狗の庭-火打山頂- -高谷池ヒュッテ-黒沢ヒュッテ- -大倉乗越-長助池分岐-妙高山頂- -天狗平分岐-麻平分岐-燕温泉 12時間10分 |
第1日 9月8日(土) 曇り/雨 |
![]() 都合が悪く9/22-24に再延期。 といって今更10日に出勤も気が進まず、 急遽妙高行きを決。しかし直前に台風9号が関東〜北日本を縦断。 6:50新宿西口発高速バスで長野へ。しかし台風のため富岡-下仁田間不通で迂回、45分遅れるも長野発の電車には間に合い、予定通り妙高高原12:12着。13:35発バス乗の予定だったが雲行き怪しくタクシーを奮発、12:50笹ヶ峰着。13:00発、外人4人に日本人1人のグループを抜く。 木道を行く。未雨。 13:45黒沢橋。初老男女4人組と前後す。美ブナ林。ガマズミ実赤。 14:20十二曲、虫多し。15:17富士見平。富士どころか黒姫も不見、が、雨も不降。 16:00高谷池ヒュッテ(写真)、チェックイン。16:30雨。ラッキー。 20:00消灯まで団体大宴会迷惑。夕・朝食なし自炊で\4,000円。 |
第2日 9月9日(日) 晴れ |
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晴れ! 4:00起床、オールレーズン残食。 ぬれ草に備えてカッパ着、5:00発。半暗い。 5:19次第に明けて行く(左から焼山、影火打、火打山)。 一度戻るのでサブザックを使う。お陰で軽快。 晴天は期待していなかったのでとても嬉しい。 |
5:23 天狗の庭。 9月では残念ながら、お花はほとんどない。 7月はハクサンコザクラだというが。 |
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![]() 5:30稜線に出る。昇った朝日が眩しい。 5:44背後にヌッと出た妙高山。初出。 好アングルではないが、いつ隠れるか分からないので写。 |
![]() 6:00ライチョウ平。暑。カッパ脱ぐ。長袖シャツ脱ぐ。 火打山への登山道を写。 |
![]() 外人4人日本人1人のパーティ(彼らはテント泊)に再見。 日本人はガイドか。英語は堪能だがニコ中かも。 写真はその彼に撮ってもらったもの。 外人の1人が脱いだシャツをこのポールに掛けており、 「火」の字が隠れていたのでどけてもらった。 日本人ならやりそうにないことだ。 |
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6:37遠く北アルプスが見えるが識別は困難。 左から鹿島槍あたりか? 6:38火打山より妙高山(左のこんもり山)。 右手前は外輪山の三田原山。 右奥は黒姫山。 |
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![]() 6:39火打山より焼山(2400m)を写。 地図では登山道が点線になっているが、ガイド氏によれば そんな所は結構行けるという。 混成5人組はここまで行ってまた戻るとのこと。 頂上は名残惜しかったが短時間で辞去。 |
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7:12ライチョウ平より天狗の庭を写す。
同時刻:戸隠の山々(右)。 もっこりと高いのは多分高妻山。その右は乙妻山か。 |
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7:19ヒメシャジンの群生地、と札があったが、 咲いていたのはこれだけ。 花期は7〜8月だから仕方ないか。
7:35天狗の庭に下りて木道を行く。 とても気持ちがいい。 |
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7:38再び天狗の庭より火打の写真。5:23のものと比較して下さい。
7:47イワイチョウ。 黄葉が始まっている。 名前の由来納得。 紫色の花はオヤマリンドウか。 |
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![]() 8:05高谷池ヒュッテ着、荷詰め直し、8:30出発。 黒沢池までは50分だが、わずかに茶臼山の山越えがある。
9:04茶臼山稜線より黒沢池を望む。
池の左やや離れた白い所が黒沢ヒュッテ。 後ろは妙高なのだがガスの陰。 |
![]() 9:21黒沢ヒュッテ。コースタイム5分遅れ。 荷は10kg位のはずだが肩に重い。調子出ず。 建物はとても珍しい八角ドーム。 |
![]() 妙高山の中央火口丘がヌボッと全貌を見せる。 こちら(赤倉を表とすれば裏)側は樹林に覆われて火山の荒々しさはないが、 急激な盛り上がりがとても力強く、梅原龍三郎の描く浅間山を思い出す。 ここからもったいなくもかなり下り。 東の長助池方面へ下がっている斜面をトラバースするが、これが意外に長い。 |
![]() 10:50ようやく燕新道=長助池方面への分岐。ここからの登りがキツい。 2本ストックで頑張って登る。石の1ステップが高い所もお陰でクリア。 11:01写真の赤い実がたくさん成っており、一つ口に入れてみたが酸っぱく、大きな種が舌に当る。 ベニバナイチゴかと思うが確認できず。 11:45ようやく大倉尾根が同高度に見える位置に達する。火打が見えたがすぐガスに隠れる。雲拡がる。肩痛くなる。疲。 12:07頂尾根らしい所のすぐ下で小憩、一気に登り切れないのが情けない。 |
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12:10山頂。本当に意外にすぐの所。 ぼうっとした男にシャッターを頼んだらブレてしまった。要バックアップ。 12:21山頂は広く、大きな岩の間をハンノキなどが埋めている。ジャングルの遺跡のようだ。 玄米ブランとカロリーメイト、ポカリ水で昼食。 登りはキツかったが1時間20分は速かった。 空は薄曇り、帰省中の家内に無事メール。 |
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![]() 12:24周囲はガスだが、時々切れて下界が見える。 写真には野尻湖が見えている。 反対側には、今来た大倉乗越、大倉山が見える時もある。 12:40燕温泉へ向けて再出発。山頂は意外に長い。 下りに入ると岩場、クサリ場もあるがステップあり、安全。 |
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13:30下ってゆくと、ガスの噴出するような大きな音と硫黄臭。 前方右谷下から蒸気(左)。噴出孔は樹木の陰で見えず。背後は赤倉山北斜面。字の通り赤い。 13:40右は妙高山の東斜面。やはり赤いガレと、大口を開けた洞あり。 14:00天狗平分岐。右は赤倉温泉、行ってみたいが今回は左へ。やがて再び強い硫黄臭。 |
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14:30渓に出る。水を口に含むと酸っぱい。 14:50下るとまた硫黄臭。岩赤く水は白濁。 14:52麻平分岐。湯溜り(右)あり。左の石囲みの中は少し温かいが、入るには小さい。 誰かが遊びでこしらえたかのようだ。 右に下ると燕温泉、直進は麻平方面。一旦直進したが、道がひどいので引返す。 川沿いを下る。 |
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15:30やや平坦な作業道へ出る。 ガスが吹き払われた瞬間、 驚きの赤い滝(左)現る! 称名滝か。 岩壁から鉄分(?)が滲みだしている(右)。
この後すぐ厚いガスに巻かれ、
地図にある「光明滝」は見られず。 この辺はそこら中温泉のようだ。 |
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やがて舗装林道に出、草斜面の横に無料露天風呂「黄金の湯」があったが、
時間的にも体力的にも余裕なく素通りして16:20燕温泉街へ着。 しかしいくら探しても予約した「ブナの森の一軒宿」燕ハイランドホテルはなく、携帯をかけたら車で来てくれたが歩10分ほども離れた所。 17:10宿(右)に着。 風呂に入って手足を伸ばしていたら雨。再度ラッキー。 夕食は牛サイコロステーキもついて満腹。お酒と税込みで\9,530。 あと、ここの女将はきっとどこかのマダムの第二の人生なるべし。 緑色のマニキュアが派手だが親切な人。夜中も雨。 |
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第3日 9月10日(月) 雨 |
朝食は8時というのでオニギリ(ごっつい固まり!)にしてもらい、6:25出発。 写真はバス停近くにある燕温泉の碑。「秘境」とか書いてある。 やめた方がいいと思う。 6:47バス乗。客はぼく一人。関山駅から長野へ。 9:00発の高速バスにて13:40帰宅。 |
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