日付2007.7.1
山域磐梯山
山名磐梯山
同行者なし

行程
日帰り 翁島登山口-磐梯山頂-弘法清水-沼ノ平-猪苗代スキー場 5時間35分

7月1日(日)曇り

磐梯山南麓の猪苗代リゾートスキー場下、翁島登山口から登り、山頂を経て弘法平-沼ノ平から猪苗代スキー場へ下るU字コースに日帰りで挑戦。
5:15多摩センター発。9:11猪苗代着、タクシーで9:25登山口の翁島(写真)へ。
ここは明白だったが、この上の林道から次の小道入口を見つけ損なってしまい、仕方なくゲレンデを登り、どこかで合流を目論む。
が、地図ではゲレンデのすぐ右にあるはずの道の手前にヤブが壁になってさえぎっている。

10:10ゲレンデが急になる所の手前で意を決して右ヤブに突入。
15mほど漕いで道を発見(写真)、多寡をくくって半袖シャツのまま突っ込んだので左腕にひっかき傷。要領が悪い。
豪雪地帯のせいか笹がみな谷方向になだれていて歩きにくい。
ヤブを漕いで斜面をトラバースする時は、(特に積雪地方は)山から谷方向へ行くべし、今回の教訓。


10:59 眼下に猪苗代湖が開ける。

11:08 曇天をツツジの色が明るくする。励ましてくれるようだ。
全山にたくさん咲いている。



11:38ハクサンチドリ。たくさんある。
意外に(失礼。)花の山。
この辺まではときどき陽があったのだが…

12:03軽装で自分としては飛ばしたのでもう着くかと思えど、なかなか山頂に至らず。
花の写真ばかり撮っているせいか?。ミネウスユキソウ。
人にはほとんど会わない。このコースは人気がないようだ。
車で来る人はみな裏磐梯方面へ行ってしまうのかも知れない。



12:20ようやく山頂。人がたくさんいる。 裏から、あるいは磐梯ゴールドラインの尾根の駐車場から登ったのかも知れない。
視界は残念ながらゼロ。写真は山頂ではなく、この手前に5-6mの岩の盛り上がりがあってそちらだが、そこからもやはり全周見えず。
この写真右手に弘法清水の売店の分店が粗末な仮小屋を出していたが、見ている間にもう閉店してしまった。おにぎり2ヶで昼食とし、早々に北へ向かって下りにつく(12:40)。

12:49すぐ裏磐梯が見える。荒々しい崖と湖沼群。こちらの方が変化に富んで景色がよい。

ガスの間から檜原湖がのぞく。



13:03弘法清水(湧き水あり)より写。左は丸山方向の道。その先は桧原湖、右は櫛ヶ峰。
こういう広い所が道を間違えやすい。道標もないので売店の人に道を訊く。
すぐ下の黄金清水で水補給、右折して沼ノ平方向へ。


13:22銅沼(あかぬま)、やや望遠で。茶色〜緑色の変わった色の沼。

13:24バンダイクワガタ。
飛び出したオシベ(メシベも?)が特徴的。



13:27アカモノ。またはイワハゼ。
ここの天狗岩から赤埴山あたりまでは、地図にはないが高山植物が豊富。とても楽しませてもらった。ウツギ、ハクサンチドリ、ほか不明多数。

13:32ウラジロヨウラク。ガクの飛び出しているもの、いないもの、色の濃いもの、淡いもの、たくさんある。


13:50沼ノ平、休憩。よい所だが虫が多い。ニセコで閉口したので今回は虫除けスプレーを持ってきたがテキメンとは行かず、早々に出発。
13:59鏡が池(写真)。ここに映る磐梯山が定番のようなのでぜひ撮りたい思って来たが、ガスと広角不足でこれが限界。

15:34の郡山行きに乗りたかったのでひたすら下りを急ぐ。ゲレンデに出てからの下りがキツい。
15:00猪苗代スキー場。直前に携帯でタクシーを呼び、15:15猪苗代駅(写真)、間に合う。
16:25郡山でつばさ88号に乗。満員で大宮まで1時間立ち通しは疲。19:20帰宅。 反省:日帰りで急いで帰るというのは、山に対する敬意という点でやや問題か。


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