低身長の子どもの診察・検査の手順
【初診時】
病歴:家族歴(両親の身長や思春期のことなど)
新生児期(骨盤位、仮死、未熟児など)
知能発達(学業成績) 家庭環境 成長の記録
診察:全身的診察で異常がないか
検査:血液検査(一般、甲状腺ホルモン、IGF-T,性ホルモンなど)
尿検査
レントゲン検査(骨年齢)
↓
【再診時】
成長ホルモンの欠乏の疑いが
無し 有り → 頭部CT,MRI異常→脳外科
↓ ↓ ↓
他の病気 治療 成長ホルモン分泌刺激試験(予約)*
の治療。 不必要 ↓ ↓
成長ホルモン 異常 正常
が使える病気 ↓ │
の場合。 別の成長ホルモン分泌刺激試験* │
│ ↓ ↓
│
│ 異常 正常 │
│ ↓ │ ↓
│ 「成長ホルモン分泌 │──→原発性小人症
│ 不全性低身長症」 │──→体質性小人症
│ ↓ │
│─→・小児慢性疾患の手続き
↓
│ ・他の下垂体ホルモンの 経過観察
│ 検査
│ ↓
│─→ 成長ホルモン治療
*外来で2〜3時間かかる検査