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塾頭日記2011

2008・2007年の塾頭日記

2010年

2012年元旦 あけましておめでとうございます。

お正月ですから、素直におめでとうございますと申し上げ、新たな年がわずかでも前向きに進み、光が差し込むようになればいいなと思います。一人ひとり出来ることを積み重ねることしかありませんね。何も信じられるものが無くなってしまったかのような昨年でした。「絆」が選ばれた文字でした。「ママ待ってるからね」と今も帰らぬ母を待つ「絆」を絶たれた幼子にどのように新しい絆を結び、未来を作り用意するか、私たち大人の責任です。そう思います。

12/30 畑の鹿網がぶっ飛んだ

除雪機が跳ねた雪の塊で全壊。農道の脇に立ててあるので除雪車が出動すると毎年こうなる運命。文句は言えません。厳密にいえば道路の一部に設置した「不法占拠」、成田の農民小屋と同じだろう。それ程重大で深刻なものではありません。雪解けまで鹿もこんでしょうし、次は鉄筋で強固なものを作りましょう。撤去命令が出たらヘルメットかぶって小作の三人で座り込んで酒盛りしようっと。

12/30 栗林公園(高松)

今なぜ栗林公園か?先日納品に行った先が、ipadの地図に導かれて着いてみたら栗林公園の北門のすぐ外だったというわけで、夕刻にはどうしても八鹿の事務所に帰着しなければいけないのをよそに、入ってしまいました。「素晴らしかった」の一言につきます。兼六園も後楽園も素晴らしかったけど、私にはこっちだ、と思いました。説明はできません。大量納品を綱渡り的に無事に果たした安堵感も手伝っていたかもしれません。昼食抜きで強風の瀬戸大橋を走りぬけ往復、10分遅刻で帰着しました。意外に早い!先方の営業さんに聞いたところエンドユーザーは全員小豆島のお年寄りということ。急に島へ渡りたくなってきました。独身時代職場のティームでの慰安旅行は毎回決まって瀬戸内の孤島、そして漁師民宿でとれたての海の幸を頂く、思い出してきました。沖に女木島が見えます。大橋から眼下に頭島、六口島も見えます。当時、「頭の上に橋がかかるんだって」と話したことも。電気も来てない島へわざわざ出かけた仲間はほとんどリタイアして音信も途絶えがちですが、もう一度島で集まったら、完全に浦島太郎だろうなあ。漁師の船をチャーターしないとたどり着けない徳島のウミガメの産卵地は今はどう変貌しただろう。山間地の限界集落のことを考えてはいますが、島のことを急に思い始めた一日でした。蛇足ながらお届けした商品はアトリエ藍のオリジナル商品、認知症予防ツール「脳元気ゲームのセット」です。ワゴン車満載のお届けでした。小豆島のじいちゃんばあちゃん、もうすぐ届くからね。

このように俯瞰して見える場所がふたつあった。他には無いと思う。

12/29 寄植え


暖冬だと予測していたのですが、大外れ、いつになく早く銀世界です。畑も雪で覆われて、いったいどうなっていることやら。自宅と店と塾周辺の除雪を考えると、頭がいたいことです。さて、八鹿の店「カフェ・ド・マンマ」の壁面と玄関ポーチにとても素敵な寄植えが置いてあります。但東の中谷邦子先生と八鹿の宿南安枝先生の作品です。お二人とも兵庫ガーデンコンペで知事賞をはじめ数々の受賞歴を有する作家ですが、縁あってはからずも同時に私の店に置いていただける幸福を頂きました。命あるものは永遠にとはいきませんが、ハンギングは年内何とかがんばってくれそうですし、鉢植えは当分楽しめそうです。トールペイントが施された中谷さんの作品と同じデザインのものが、お仲間たちの手で沢山東北の被災地へ送られ大勢のみなさんを癒やし元気づけていることは報道のとおりです。ご来店のみなさまもきっと玄関で足が止まることと思います。春からは宿南先生の寄植え教室も始まります。

  


11/29 還暦

還暦の祝に数々のメッセージやお祝いを頂きました。どれもこれも心のこもったもの、只々感謝しかありません。その中でも代筆メッセージを添えた三才の孫が描いた私らしき顔の絵ともうすぐ1才の孫の手形と笑顔の写真は人生の大半を終えて下っていこうかとするものに勇気と気力を与えてくれます。まだ声がかかる、出番がある間は前向きでなければならないなと強く思っています。只、若い人を育てバトンを渡す作業が成功しないと自己満足で終わるのではないかと気がかりなことも多いことです。何れにしても「健康一番」これも大勢の方に心配をかけ迷惑もおかけしました。来年に向けいろんな仕事のチェックと体のチェック、修復に全力を傾注しなければと思う今日このごろです。

11/17畑にて
朝、常連のお泊まりさんをお送りしたあと。午後までぽっかり空いた至福の時間、もちろん畑へ直行。遅れている玉ねぎを植えて、残ったふた畝をどうしようかと考えた末に思いついたのは「苺」と「チューリップ」、浮かんだのは3才と1才になる孫の顔。春、チューリップに囲まれて苺摘みがいっしょに出来たら、どんなに嬉しいことだろうと。そうだ、林檎園のオーナー登録、この私がまだしていない。これも急がなくては。自然から、大地から頂くこの恵みと喜びは守り抜かねばならない。実感として解るのは大地に立って汗を流す機会を与えられたものだけです。体験学習が今一番必要なのは学童たちではなく霞が関と永田町の皆さんでしょう。議場から出て田畑の上で、森の中で一度議論をしてみるがいい。もちろん背広は脱いで。

11/13 偉業「チャリティージャズメッセ」30年間
「小さな幸せ贈りませんか」と呼びかけて30年間、大阪で続けられてきました。主催するのはドラマー朝倉聖率いるプロミュージッシャンと支援する企業、団体、ボランティアの市民の皆さん。収益を全て関西一円の運営が困難な無認可の共同作業所や障害者施設に贈られてきました。30年間もこんな活動を任意のグループが継続し続けた例をあまり知りません。音楽を通して幸せを分かち合おうというメッセージは多くの共感をよんだのだと思います。私たちは「白萩祭」という地域の手作りイベントにメインゲストとして朝倉さんグループに来ていただき、16年間ジャズステージに協力いただきました。はからずも両者とも一旦、終止符が打たれました。「一旦停止」と表現されました。少し充電が必要になったようです。とてもとても寂しく最後のステージは潤んできちんと見えませんでした。13年間は私たちの仲間が入れ代わり立ち代わりジャズメッセに足を運びました。私は僅か5回ほどでしょうか、ささやかな協力でした。中之島のそばの会場「エルシアター」は私たちの忘れることのできない場所になりました。この日は久しぶりに好天気で川面の遊覧船も川端のカフェも深まりゆく秋を楽しむ人でいっぱいでした。30年間ありがとう、おつかれさまでした。白萩祭の16年間もありがとうございました。朝倉氏は毎日お礼のメールをひとりひとりに打ち続けているようです。「ケンチャンアリガトウ」を見て又うるうるになってしまった私です。「いつかまた会おう」を固く信じていますから。

11/10 秋深し
あたたかな日が多いせいか、少し紅葉が遅くいつもの年と違う秋です。それでも塾の周りの森は落ち葉が舞い、日本の「バルビゾンの森」は静かに散策を楽しむ人々がおとづれています。秋冬野菜は順調?に育っているようですがタマネギの苗が遅れているようで地物はこれからです。畑に出ている時が一番ほっとするようになって来ました。煩わしいことを忘れています。これも大地の持つ力なのかも。世は「TPP」で揺れています。間違いないと思うことがあります。食べ物とそれを育てる人々、そしてその環境を守り抜けない時、その国の将来はない、ということです。すべて経済の論理で進めてきた矛盾が人の命さへ脅かしている今、何が大事なのかまだ気づかない、気づけないことがとても悲しい、情けないことだと畑の作物に語りかけています。「経済は成長を続ける、続けなければならない」という呪縛から開放されることはないのでしょうか。

放射能を避けて塾と関連のマンションに長期滞在されていた二家族が関東へいったん帰っていかれました。来年は準備を整えてさらに長期滞在の予定とか。仲良くなった近隣の皆様とお送りしました。秋の深まりと重なって寂しくなってしまいました。不思議な「出会い」「縁」のようなものを塾ではよく体験します。みなさん何かのメッセージを私たちに届けてくれます。3.11以後多くのことを新たに考えさせられています。でも世の中は何も変わらないような気配です。

9/19 ご無沙汰してしまいました。
止まっている、病気か?と言われてしまいました。いえ、元気です。忙しい夏でした。何がって、あるんですいろいろ。
秋も収穫が進み、畑が秋冬バージョンに変わりつつあります。塾の畑はいつもタイミングがずれていますが今回もやるぞーと思ったらたいがい雨です。はくさい、大根、玉ねぎ、レタス、野沢菜、春菊などなど作りたいです。無償の貸出いたします。ご希望の方ご連絡ください。一畝単位、指導付き。

7/31 3000人の青春コンサート
恒例のダムの下での野外コンサート、夏川リミ人気か三時間前には会場はほぼいっぱい。あとからあとから詰めかけて、塾の駐車場も常連様で大賑わい。遠くで何どもアンコールの響きを聞きながら私は炉端用の炭おこし、毎年コンサートの後、塾の炉端で余韻に浸る常連様のためです。帰りの顔は一瞬学生時代に戻り、遠くを見つめたような、満足し切った顔、顔、顔。現実からほんの僅かですが離れて癒された一時だったに違いありません。「よかったよ、ありがとう」と声かけられて車を見送り終えたら再び静寂の森に戻っておりました。「涙そうそう」で涙して、やっぱり最後は「翼をください」の大合唱でしたね。今年は何故か「あの大空に翼を広げ飛んでいきたいよ」に特別の感情がこみ上げてしまいます。熱いものをこらえて、でも満たされてみな帰っていきました。
田んぼの稲には穂がちらほら。アキアカネの姿も。多々良木の夏ははやくも徃ってしまいました。


7/13 大地の恵み
私の小さな畑から毎朝このくらいの収穫があります。まさに大地の恵みです。トマトは息子の店「カフェ・ド・マンマ」に直行です。無農薬です。あんしんです。津波と放射能に犯された東北の大地のことを思うとつらいのですが・・

 

7/10 「概ね順調」  
東京電力のサイトでは福島第一原発の事故収束作業を「概ね順調に諸対策を進め・・」とあります。一方、昨日の新聞では「解体撤去まで数十年」「具体的な作業の見通しはたっていない」「総理も認めている」であり、東京電力という法人の「人格」がどういうものかはっきりと分かった次第です。
関係者はみな必死でとりくみ、文字通り命がけで働いています。ボランティアや募金をした延何千万の人々は毎日祈りを続け涙しているのです。世界中の人々が心を痛め、かつてない支援と注目をしています。被災したみなさんは未だに過酷な状況に置かれ、生命の安全すら保証されていません。そんな今、「概ね順調」と言ってのけるこの組織は一体何なんでしょう。どんなに苦しくても悲しくても、事実から目をそらしたとき新たな過ちが始まります。歴史の教訓でもあります。今日本は新たな過ちの世界に踏み込むかどうかの瀬戸際です。未来に責任をもった選択をしなければいけないと思います。今を食いつぶし借金だけを残す放蕩息子には決してなってはいけません。

7/8高速道路
住まいの近くに高速道路が伸びてきました。来年供用開始とか。さらに延伸する側の地権者にいよいよ最終に近い説明会があり、村の役員としてオブザーバー出席してきました。便利になるんでしょうね。村は激変するのでしょうか。いろんなことを考えながらやりとりに聞き入っていました。数年前近くの農業高校の女生徒が「私の大好きな美しい田んぼの風景が消える・・」と言ったことも耳に焼き付いています。地域は大きな期待を寄せています。地権者の皆さんの声は正に土と共に生きてきた百姓の声でした。国の論理と百姓の論理は平行線のまま、しかし、予定どおり決着をみたようでした。少し複雑な心境ですが女子高生のように自信を持って意思を表明できる状態にはありません。過去数十年間こんなふうにして日本は進んできたんだな、と印象深い実にリアリティーのある今晩の光景でした。


完成予想図です。

7/7 またしても新兵器
今年はなぜか田んぼの草がそれほどではなく、助かっているのですが、浮き草は異常に多く養分取られるからこれも大敵とか。写真は動力付き田うち機(草取り機)、すごい威力ですがやっぱり頼るのは油!毎年変わる様子に生態系の複雑さには驚かされます。薬使えば毎年同じ米作りができるとか。でもこれが自然のままで本来の共生ということなんだろうな、と無理やり納得しようとしています。うまくいかないことの方が多くて途中まで元気だったトマトとブロッコリーがちょっと見ない間にこんな有様。
ブロッコリーにはよくみると青虫がいっぱい。そういや、このあいだからちょうちょがとんでいたなあ。

  

6/24 収穫 もぎたて
レタスが沢山できました。採りきれません。お客様や常連さんに持って帰ってもらっているのですがまだまだあります。欲しい方おこしください。キュウリも毎日とれます。間もなく茄子、ピーマンも。じゃがいもも少し試しにほってみました。結構大きくなっています。トマトは一本枯れてしまいました。プチトマトは鈴なりです。さつま芋は葉が広がってきました。ニンニク、少しだけどとれました。オクラ、セロリはこれから。手をかけただけしっかり答えが返ってきます。無農薬の豊かな大地の恵みです。週末は又田んぼの草取りです。いい汗流します。

  

  

6/15 くさとり
水田に草が生えているのを見たことがありますか?たぶん無いでしょうね。そんな田んぼは笑いものです。除草剤を使って草を初期の段階で押さえ込んでいるのが当たり前になっています。これをしないととんでもない草がはえてきます。稲は負けてしまい育ちません。除草剤の効果は絶大です。だからこそ怖いのです。大丈夫と皆言います。でも私たちは「安全神話」は信じていません。ですから草取りをしなければいけません。重労働です。小さな田んぼだから出来ることかもしれません。でもけっこうな面積を無農薬でやってる人も増えています。いろんな工夫や方法があるようです。私たちはひたすら手でとります。田うち機という道具と竹箒も使います。苗の間をたけぼうきで「掃く」のです。芽を出したばかりの草はこれでほとんど取れます。昨年農場長が教えてくれました。今、これをやっています。面白い光景でとおりすがりの人が不思議そうに見ていきます。ちょっと恥ずかしいです。気が変になったと思われているかもしれません。これから草との戦いが続きます。少しだけ薬使おうか、と言ったら「ここでは止めましょう」と農場長にきっぱりと言われました。反省しています。

6/9 畑の楽しさ
夏野菜がどんどん大きくなっていきます。気温が上がり日差しも強くなって来たお陰でしょう。成長していく様を見ていることはとても楽しいものです。一日見ないと気になって仕方がないものです。草も負けじと頑張っています。こちらも負けては居られません。今日はレタスとらっきょの収穫が出来ました。
週末は「ホタルがり」のグループがお越しですが、ホタルまだ飛んでないようなのです。隣の村では沢山見られるらしいのですが・・
田植えは今年に限り農場長の機械に頼りました。ちょっと振り向いている間に終わっていました。そんなに感じるほど早かったです。機械の力、うーん。


田植え中止します。台風接近中であり、雷注意報も出ていますので残念ですが今年は後日スタッフで植えることとしました。予定をしていただいてた皆様誠に申し訳ありません。



放射性物質の飛散予報 
ドイツの天気予報で連日公開されています→見る
http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif
日本の気象庁が国際原子力機関(IAEA)に日に2回報告しているデータに基づいて作成された公式なものです。日本の気象庁のデータはこちら→見る
必読→三重大学勝川先生のサイト放射能から我が身や子どもたちを守るために貴重な論文


田植え体験募集します。

とき:5月29日(日)午前9時30分集合 おおよそ昼頃終了予定、
その後は交流会(参加自由) 雨天決行です。
ところ:いなか暮らし塾 農場
持ち物:汚れていい服装、帽子、雨合羽、タオル、、サンダル
参加費:1000円(昼食代含む)小学生以下は無料
特典:こうのとり育む農法で作ります。稲刈りにもお越しになれば収穫したお米の分配があります。
申込み先:いなか暮らし塾 079−678−9580 又はメールで
定員:先着20名

5/20 限界集落で大活躍
今春より移住して朝来市上八代で百姓デビューした加古川のYさんと数年前に市内桑市に移住し、Yさんに田舎暮らしのあれこれをアドバイスしてきた先輩のKさんが、仲良くトラクターでしろかきをしているところに遭遇、二人とも地区の営農組合のメンバーになっています。頼りにされるエースとして歓迎され大活躍の様子。何故か近くに地域の人の姿が無く、二人がトラクターのランデブー中でした。Yさん曰く「やっと念願の百姓になれた、米作りが出来る」塾に通い続けて二年後の雄姿が眩しく輝いていました。この力が続いていけば「限界集落」なんか吹っ飛んでしまうと思います。私はこの後りんご園で摘果作業をし、塾の畑の夏野菜をみた後、自宅の畑でキュウリの手をつけようとした頃には夏の日長もとっぷり暮れて日没ゲームセットとなりました。塾の畑では近所のMさんから「今年は気合い入ってますね!」と冷やかされてしまいました。そうです、安心安全は自分で確保する、少しでも挑戦です。

 
地域の営農組合の方々と40枚近い棚田で「コウノトリ育む米」を作る。
翌日は村中総出で田植えです。

5/11火災警報機が発砲
誤作動だったのですが、私は尼崎へ向かってる途中で、いろり店長に対応をお願いしました。きょうは「糸」さんがお店を開いていたので大変ご迷惑をおかけしてしまいました。夕刻原因であろうと思われる事を復旧しました。私の不注意のようです。何事もなくてよかったですが、過剰に感知器をつけたことも一因で、「おおかみがきたぞ」になりませんように。ま、原発については過剰なぐらいに警戒しないといけないと思いますが。雨がひどいです。一昨年を思い出します。何事もなければいいのですが。

5/7オヤジナカセ
被災地は東北だけか?目に見えない放射能とやらは本当にここでは影響ないのだろうか?メディアや政府発表、学者のいうことを鵜呑みに出来ないと思っている人はどんどんふえています。神奈川から疎開先を探してお見えになったお客様に「そこまで」と誰が言えるであろうか、と思うのです。制作を依頼した陶器を届けに四国からわざわざ来てくれた陶芸家のKさんや故郷が東京のご近所のMさんを交えて遠来のお客様を囲んで新緑の中でBBQをしました。東京のせがれが贈ってくれた酒「オヤジナカセ」をふるまいながら、東京は大丈夫か?二歳半の孫は疎開させなくていいのか?などと考えながらいろり端で最後まで残ったおっさん三人は予定通り激論の末、酔いつぶれてしまいました。疎開先候補となった塾は期待に応えるべく条件を整備しなければいかんなとも思っています。今日は田んぼの代掻きです。農場長が大型トラクターを入れました。この時だけは近代兵器のお世話になっています。農場長がつぶやきました。「おれのやってるのは本当に有機なんかなあ?」ちょっと難しくて私には真意が理解できていません。安心・安全はいずこ?

「故郷を捨て百姓の親を捨て、東京でサラリーマンをしている親不孝者のセガレ・セガール(本人たちの弁)」たちがふと立ち止まり、振り返る。そしておこした行動が野火のように都心で広がっているらしい。それを見た私のセガレが「オヤジナカセ」で親父を泣かせた。彼らこそ日本を救う若き戦士なのかもしれんと思うのです。今はゲリラ的ですが、ゲリラが歴史を変えた例はいくらでもあります。

5/1新緑がきれいです。
いろりで食事をされて、森を散策、連日のお客様です。神戸からも淡路からも今日は横浜からも。それでもこの周辺は人で混雑などは皆無で、本当に癒しのエリアです。畑や田んぼに人影が見えます。田植えの準備や夏野菜の植え付けでしょう。塾も準備に入らなくては。

4/26
「いろり」がフリーペーパーの取材を受け、多くの人の目に触れたお陰で連日にぎわっています。ありがとうございます。調理の担当一人でやっていますので、時に長時間お待たせすることもあって、申し訳ありません。自分で育てた野菜を使い、心を込めて作っていますのでどうしても時間がかかります。それでもここに来ていただくお客様はゆったりと周囲の風景に目をやり,おしゃべりをしながら過ごしていただいています。間もなく森が新緑でそれはきれいになります。どうか多くの皆様のお越しをお待ちしています。体験用の畑が少し空いています。ご希望の方がありましたら一畝単位でお作りいただけます。年貢はいりません。詳しくはお問い合せください。
一昨日の「悠々ライフ応援団」のニュースが新聞に載りました。鳥取と但馬西部の地方紙故こちらではあまり見ることが出来ませんので紹介します。


4/20疎開
関東からお問い合せがありました。どうなるかは未定ですが、先週も一件。近くには二家族が親戚を頼って滞在されていると聞きます。深刻です。でもマッチングはなかなか難しいようです。提供数は多くても求められる条件は満たしていない、ということでしょう。考えなければいけません。先が見えない中、期間限定では不安です。仕事のこと、子どもの教育のこと、様々な悩みに応えるカウンセラーも必要です。まずはハード面の条件整備ですが、人間力が求められるのは阪神淡路でも経験済みですね。ワンストップ相談所が必要なんですね。

4/7畑を耕しました。
堆肥を入れました。じゃがいもを植えました。レタスを播きました。土を踏み、土に触れて、汗を流すってこうも気持ちがいいのは何故でしょう。天気も珍しくいいからかも知れません。まもなく木の芽がふいてきて新緑に覆われます。村中の桜は五分咲きでしょうか。こちらはまもなく満開。でも今年はお花見とはいかないでしょう。普通に過ごせばいいと思っても、お花見の宴会に気持ちは動きません。種をまくことも畑を耕すことも出来ない東北に、本当の春が来る日を祈ることしかできません。

3/29 
何をすべきか、何が出来るか。精一杯考えて、塾の一部を疎開先に出来ないかと思案していたところへ(株)阿野建設の社長から所有するマンションとアパートを無償で提供するから いなか暮らし塾が窓口になるようにとご提案を頂き、すぐさま市役所の担当課へ出向き登録してきました。合計10戸と塾2室です。こんな遠いところへとても無理かも知れません。でもあの広範囲でとんでもない数の被災された方々を考える時、ひょっとして役に立てるかもしれません。うまく情報が届きますように、無傷の私達こそ力一杯頑張って働き、日常の活動に精一杯取り組むことだと言い聞かせています。遠い北国に心をつないでいきたいと思います。

3/8 ようやく雪が消えました。
久しぶりに畑へ出ました。まだ収穫できていない岩津ネギがいっぱい残っています。上手に出来ませんでしたが太さは結構あります。白いところもおいしそうです。他の物は雪の下で溶けてしまった物もあります。野沢菜も穫ってみましたどうするのがいいでしょうか。さて、今日は韓国のお客様が日本の田舎で農業体験をしたいとのリクエストを頂きました。旅行社からの照会です。どうなるかはまだ未定ですが「いなか暮らし塾」が国際的になってきました。

2/18 ご無沙汰いたしまた。

田畑も雪で覆われ、今年の大雪は予想を超えてたくさんの問題を引き起こしています。雪との戦いが一段落つきかけてはいますが、文字通り命をかけたものとなった地域もあります。しかし季節は間違いなく春に向けて準備を進めています。木の芽が膨らみ芽吹きの準備がちゃんと観察できるのです。リンゴの木もここに実がつくんだろうな、と少し分かるようになりました。前回の剪定講習会のおかげです。
さて、その剪定作業ですがリンゴニュースに詳しく書きますのでオーナーの皆様は日程を調整してこぞってお越し下さい。最も大事な作業です。リーダーの皆様の指導も受けられる態勢を可能な限りつくります。


1/2 あけましておめでとうございます。

ことしもよろしくおねがいいたします。
但馬は大雪の新年となりました。雪を待ちわびたスキー場は大喜び、一方交通事故でキャンセルの相次いだ温泉町もあり、自然に翻弄された年明けです。昨年は異常気象で野菜も米も不作でしたし、森の動物も困り果てて里へ押し寄せ人間ととんだトラブルになっていますが、どこか狂ってしまった自然界の見える形の現象でしょう。見えないところでもっと大変なことがおこっているような気もします。
いずれにしても私達の暮らしぶりや本当の幸せや豊かさは何なのかようく考えねばなりません。いなか暮らし塾がそんな場になればいいのですが。