定年退職するまで農業経験のなかった私が、現在約140坪の畑を借り、農園を始めたのは2010年5月、
はじめは草が多く、土がかたく、苦労しましたが、
今は土もふかふかになり、ほぼどんな野菜でもできるようになりました
そんな農園で収穫した野菜を主に、趣味で漬物や加工食品を作るようになりましたので、紹介します
写真をクリックすると、拡大画面になります
・2022. 1.12 味噌を1年分仕込みました
・2021.12.31 桜島大根でゆず大根を作りました
・2021.12.28 餅をつき、鏡餅も作りました
・2021.12.24 甘夏のジャムとピールを作りました
・2021.12.12 大実金柑を収穫し、ジャムを作りました
・2021.12.11 ゆずの化粧水を作りました
・2021.11.25 ぼろ餅を作りました
2020.12.11(1回目)
2020.12.25(2回目)
2021.11.25(2021年の1回目)
毎年ぼろ餅を作ります
2020年1回目は、自家製の梅・ゆかりを入れてつくと『赤のぼろ餅』、青のりを入れると『緑のぼろ餅』、白の煎りごまを入れると『白のぼろ餅』を作りました
もち米(6)840g、うるち米(4)560gで一升餅を餅つき機でつきます
つき始めたら、「梅200g・ゆかり20g」、「青のり7.5g・塩10g」、「白ごま10g・塩10g」のいずれかを入れ、しゃもじでかき混ぜながら均一になるようにします
2020年2回目は、「梅ゆかり」と「海苔ごま」の2種を作りました
海苔ごまは、「青のり7.5g・白ごま20g・塩10g」を入れました
焼き餅にして、少しのだし醤油を付け、焼き海苔を巻いて食べると美味しさ抜群です
2021年1回目は、2020年2回目と同じレシピで作りました
「梅ゆかり」と「海苔ごま」が最高に美味しいと感じています
梅は我が家で漬けた南高梅、ゆかりは稲垣農園で栽培した赤しそを南高梅に入れたもの、これを乾燥させてミキサーにかけ、粉と大粒を取り除いた一定の大きさのものだけを使用します
毎年トマトをたくさん作るので、ケチャップを作ります
今年は、作り方を変更し、2021.8.2に作りました
トマト3kgの皮を湯剥きし、種も取り、トマトの水分もしぼり、トマトの実成分だけ(約3分の1の1kgになる)にします
玉ねぎ1個、ニンニク2片、鷹の爪2本を細かく切り、トマト・玉ねぎ・ニンニク・鷹の爪は、鍋に入れ、煮ながらハンドミキサーにかけます
灰汁を取りながら、煮立てます
灰汁が出なくなったら、塩45g、砂糖100g、胡椒小匙1杯を入れ、酢150gを入れ、良く撹拌したら、火を止めます
トマトの種、水分を取り除くので、煮詰めなくても、とろみのあるケチャップができます
これを煮沸消毒したガラス瓶に詰めたら、できあがりです
毎年5~6回、「りんごのジュレ」を作ります
最近では、2021.7.26に作りました
冷凍保存していたりんごの皮と芯(1,500g)に700ccの水を加え(写真上)、沸騰後30分間弱火で煮だします
ペーパータオルでろ過します(約660gのろ液が取れます)
これにグラニュー糖1,000gを加えて、15分程度煮てから、レモンの搾り汁2個分を入れ、よくかき混ぜたら、煮沸殺菌したガラス瓶に詰めれば出来上がりです(写真下)
ジュレのとろみは、冷めるとでてきます
ジュレとして約1,600gできました
りんごのジュレは毎朝、自家製ヨーグルト75gに、ジュレ15gを掛けて、美味しく食べています
2021.7.18 農園で収穫し、完熟した中玉トマト(品種/レッドオーレ、あまうまフルティカの2種)でジャムを作りました
トマトジャムは美味しかったので、昨年に続き2年目です
トマトは皮を湯むきし、ぶつ切りにしながら、種をとりのぞきます
さらに、トマトの水分をしぼります
トマト3kgが、1kg程度になりました
トマトの重量の60%のグラニュー糖を入れ、煮立てながら、ハンドミキサーでトマトを潰し、灰汁を取りながら煮ます
灰汁がでなくなったら、レモンのしぼり汁を入れ、よく混ぜて火を止めます
煮沸消毒した瓶に詰めれば出来上がりです
2020.12.26 本日収穫した大実金柑でジャムを作りました
2021.12.12 本日収穫した大実金柑でジャムを作りました
ジャムの作り方
①大実金柑は、よく水で洗ってから軸をとり、半分に切って種を取り出します
②種を取り除いた実は、ミキサーで液状にし、鍋に入れます
③大実金柑の重量の70%のグラニュー糖を入れ、灰汁が出なくなるまで、灰汁を取りながら煮ます
④煮沸殺菌したガラス瓶・キャップを準備し、瓶に詰めてキャップを締めればできあがりです
2020.9.29--10.7 農園で栽培した赤芽大生姜を少しずつ収穫し、その都度甘酢漬を作りました
2021.10.20 収穫量が少なかったため、一度に収穫し、一度に甘酢漬を作りました
2020は土佐大生姜を栽培し、甘酢漬を作り、1年経過した現在も食べています
2021は赤芽大生姜を栽培しましたので、少し赤みがあり、大生姜がきれいです
1.根や茎をきれいに取り、0.5mm厚でスライスした赤芽大生姜200gを瓶に入れ、おいしい酢180~200gを入れます
2.一晩漬ければいつでも美味しく食べられます
農園で収穫した大根、人参、ナス、キュウリ、ごぼうに、購入したレンコン、生姜を細かく刻み、2.5%の塩で一晩下漬けします
これを絞り(写真上)、調味液で3分間沸騰直前の状態で煮ます(写真中)
調味液は、めんつゆ:みりん:砂糖=2:1:1(重量比)です
小分けし、冷凍保存袋に入れ、冷凍庫で保存すれば、1年以上食べられます(写真下)
一袋ずつ解凍し、解凍したら10日間程度で食べきります
刀豆の若莢入りの福神漬は、7月下旬~8月上旬に毎年1年分を作ります
2021.7.17 今年は刀豆の若莢も早く収穫できたので、1年分作りました
毎年スーパーで和歌山産の南高梅を6月に購入します
今年は2021.6.8~13に購入し、塩漬けをしました
丁度漬けるのによい黄色になってきたら、塩分7%で塩漬けをし、冷蔵庫に入れます
重石は不要ですが、時々上下左右入れ替え、全体が均一に漬かるようにします
2~3週間塩漬けしたら、稲垣農園で収穫した赤しそを揉んで入れ、冷蔵庫に入れます
今年は2021.7.5~13から赤しそを入れました
また重石は不要ですが、時々上下左右入れ替え、全体が均一にしそで染まるようにします
1年程度漬けこんでおくと、美味しくなります
2021.5.22 今年も梅ジュースを仕込みました
毎年スーパーで和歌山産の古城(ごじろ)梅を5月下旬に購入し、梅ジュースを作ります
梅ジュースを作る場合は、販売開始頃の真っ青の梅を購入することです
①梅はきれいに水洗いし、水分をふき取ります
袋に入れ、1日以上冷凍します(冷凍した状態の梅です)
②殺菌消毒した瓶に、梅と氷砂糖を交互に入れ、一番上には氷砂糖を入れます
常温で保管し、毎日1~2回瓶を振り、かき混ぜます
③仕込んで3日目ぐらいになると
梅果汁と氷砂糖が溶け合い始めます
④10日ほど経過したら、梅を取り出し、ジュース液を瓶に入れ、湯煎(30分程度)すればできあがりです
梅ジュースができあがりました
⑤取り出した梅は、種を取り、干しておけば美味しく食べることができます
2021.5.18 今年も小梅を漬け始めました
毎年スーパーで和歌山産の白王小梅を5月に購入します
塩分5%で塩漬けし、冷蔵庫に入れます
上の写真は、塩漬け2週間後の状態です
重石は不要ですが、時々上下左右入れ替え、全体が均一に漬かるようにします
通常2週間ほど塩漬けしたら、稲垣農園で収穫した赤しそを揉んで入れ、冷蔵庫に入れますが、まだ赤しそは小さいので、収穫できるようになってから入れます
また重石は不要ですが、時々上下左右入れ替え、全体が均一にしそで染まるようにします
2021.7.3 赤しそを入れました
3か月程度漬けこんでおくと、美味しく食べられます
2021.5.17 今年初めて農園で収穫したとれたてのいちごでジャムを作りました
今後収穫できたいちごは、冷凍保存し、必要な時にジャムにします
2020.1~2020.4 はっさく、土佐文旦、スルガエレガントのジャムを作りました
大実金柑、いちごを含めこの5種のジャムが自分には一番美味しく感じています
写真上/2019.11.10 30~40日間、干せば美味しい干し柿ができあがる見込みです
写真下/2019.11.29 20日間ほど干した状態です
2020年は2020.10.21に渋柿をいただいたので、早速当日皮をむき、干しました
20日間ほど干しただけで、柔らかく美味しい干し柿になりましたので、取り込みました
2021年は2021.11.5に皮をむき、干しました
2021.7.13
①農園で、授粉から3週間経過し、大きくなったかんぴょうの実を収穫し、
②かんぴょう用のカンナ(ピーラー)の幅(約42mm)にかかるよう、約38mm幅に輪切りします
③輪切りしたものから、中心部の種の部分を包丁で切り抜きます
④ピーラーで、内側からかんぴょうの実の輪切りを回転させながら、むいていきます
物干しハンガーに、むいたかんぴょうを吊るして干します
⑤干しあがったものです
5kgのかんぴょうの実から、干しかんぴょうは50g程度、重量で約1%しかとれません
干しかんぴょうは、お祭りの巻きずしや、おせち料理「昆布巻き」に使用していただきます
天気の良い日に、1~2日間でかんぴょうを干しあがれば、白くきれいに仕上げることができます
2019.2.10 皮の厚い甘夏をいただいたので、ピールを作りました
2021.12.24 ジャムとともにピールも作りました
2021年は少量でしたが、よいピールができました
<ピールの作り方>
①甘夏の皮を4片に切り、大量の水で15分煮沸して茹でる、これを3回繰り返します
②茹でた皮を、ピールの大きさ(私は1片を4本に、つまり甘夏1個分を16本)に切り、茹でた皮の重量の50%のグラニュー糖を加え、ひたひたになるまで水を入れ、落し蓋をして30分間煮ます
③一晩煮汁に付けたままにして置いたら、今度はざる等で汁を絞り、網などにピールを並べて天日乾燥させ、適度に乾燥したら、グラニュー糖をまぶして完成です
毎年甘夏をいただいているので、都度甘夏のジャムを作ります
2021.12.24 に作りました
ジャムの作り方は、
①甘夏の皮5個分を4片程度に切り、大量の水で15分以上煮沸し茹でること、これを3回繰り返します
②種と小袋を取り除いた実も5個分を使用し、皮と実を混ぜ、ミキサーでペースト状にします
茹でた皮のみではミキサーではペースト状になりませんので、必ず実と混ぜミキサーにかけます
どうしてもミキサーでペースト状にならないときは、最低限の水を加えます
③茹でた皮と実の合計重量の80%重量のグラニュー糖を加え、30分ほど煮て、煮沸殺菌したガラス瓶に入れるとできあがりです
④皮をよく茹でると、グラニュー糖を入れて煮る際に灰汁はでなくなるか、出ても少量です
2019.1.11・2020.1.12・2021.1.11・2022.1.12に1年分の自家製みそを仕込みました
市販の味噌とは違い、素朴な味で、みそ汁などにするととても美味しいです
2年、3年熟成したものはより美味しいですから、初めの年は2~3年分仕込むのが良いでしょう
毎日朝みそ汁を2人分作るには、約30gのみそが必要ですから、1月約900g~1kg、1年分として12kg程度仕込めば良いでしょう
--作り方--
①材料/大豆0.5kg、米こうじ0.5kg、塩0.25kg、大豆の茹で汁250cc、できあがるみそは約2kgの見込み
②大豆はよく水洗いし、一晩水に浸けておきます
③この大豆と水1,000ccを圧力鍋に入れ、沸騰5分間させ、圧力を抜きます
④茹でた大豆は、餅つき機に入れ、みそ(つぶす)機能で、豆が大方つぶれるまで攪拌します
2分程度で大方つぶれました
⑤別のボールには、米こうじを細かくつぶし、塩と混ぜておきます
⑥ここに、つぶした大豆を加え、大豆のゆで汁を加えながら、良く練ります
⑦漬物容器にビニー袋を敷き、練り終わったものを隙間なく詰めます
⑧ビニール袋の空気を抜き、重石をして、2~12カ月間物置などで保存し、熟成すればできあがります
毎年冬になると、収穫したゆずで、超簡単にできる「ゆずの化粧水」を作ります
2021.12.11に作りました
材料は、1kgのゆずから種が約100gがとれます
さっと水で洗い(洗わなくてもよい)、日本酒300g~500gを入れます
密栓のできる容器に入れ、時々容器を回転させれば、数日間~2週間でできあがります
これを茶漉しのざるのようなもので、種と不純物を取り除きます
化粧品スプレーボトル(100ml程度)に入れれば、使いやすくなります
昨年作り、1年経過したものはとても良い化粧水となっています
毎年冬になると何回も、収穫したゆず、大根、にんじんで、「ゆずだいこん」を作ります
2021.12.31は、収穫した桜島大根で作りました
我が家の作り方
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1.大根1.5kg、ゆず1個、にんじん・昆布・赤唐辛子は適宜
2.大根とにんじんは、好みの大きさに切り、2.5%の塩で一晩漬けます
3.ゆず1個は、皮は白い部分をスプーンで掻き取り、千切りにします
4.調味料は、酢200g、みりん200g、砂糖200gをよく混ぜておきます
5.大根とにんじんは塩水を捨て、ジッパー付き袋に入れ、ここにゆずの実1個を絞ってゆず汁を入れ、ゆずの千切り、昆布、赤唐辛子を混ぜ、調味料を入れ、空気を抜いて密封します
6.時々袋を上下左右に動かし、数時間経過すれば、もう食べられます
7.冷蔵庫で保管すれば1週間程度美味しく食べられます
毎年2~3回、農園で収穫し、干した山くらげ(冷蔵庫で保管)で、しょう油漬を作ります
山くらげのしょう油漬の作り方
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1.干した山くらげを水で5~6時間もどします
2.これを3~4cmの長さに切り、たっぷりの熱湯で3分ほど茹でます
3.湯を切り、熱いうちに白だし3・みりん2・酢1の調味液に漬けます
4.5~6時間経過すれば食べられます
2017.6以降はヨーグルトメーカー購入したので、ヨーグルトは購入から自家製になりました
1回作ると、次回の種用ヨーグルト120gと、2人で5日分(約800g)できるので、5日に1回ヨーグルトを作ります
ヨーグルトの作り方
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1.牛乳1リットルの紙パックから、200ccを抜き、800ccの牛乳に、種用ヨーグルト80~85gを入れ、よく攪拌します
2.ヨーグルトメーカーにこれをセットし、40℃・4時間で自家製ヨーグルトが出来上がります
3.出来上がり次第、冷蔵庫で保管すれば数日間食べられます
食べきると、その都度塩分7%のしそ漬南高梅ではちみつ南高梅を作ります
しそ漬南高梅を3日間、1日に2~3回水を取り替えながら、冷蔵庫で塩抜きします
梅の表面の水分をふき取り、重量比ではちみつ1、みりん1、白砂糖1を混ぜた調味液に漬けます
3~4日経ったら、調味液から梅を取り出し、容器に入れ冷蔵保存します
塩分を抜いてあるので、必ず冷蔵保管するとともに、なるべく早く食べます
食べる分だけ、少しずつ作ります
趣味で、PP・紙バンドのかご、家庭菜園で野菜作り、収穫した野菜で漬物・加工食品を作っている、また四国88ヶ所めぐり旅を夫婦で始めた高齢者個人のホームページです。
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