エクセル スピンボタン 2

エクセルの理解シリーズ

10.スピンボタン フォームコントロール

10−2.スピンボタンで関数と条件付き書式を使って応用してみましょう

1.

スピンボタンをA3セルの右端に移動して、さらに3行目の高さを大きくして、スピンボタンのサイズも行内に収まるように調整しました。

 

2.

B7セルに、左の関数を入力しました。
ウィークデイ関数
書式
WEEKDAY(シリアル値,種類)
引数=( )の中、
シリアル値をスピンボタンのリンクする(した)セルのB3とし、
種類は省略しています。
戻り値は、1〜7の整数です。

 

 

3.

 

D3セルには、上のように、IF関数を入力しました。
つまり、「 0日 」というのは、2004年の12月31日のことですので、
金曜日と判っています。
当然、「 0 」の次は「 1 」ですので、「 1 」は土曜日になります。
そこで、次の式になる訳です。
「もし、B7セルの値が『1』ならば、”土曜日”、そうでないときは、
B7セルの値が『2』ならば、”日曜日”、そうでないときは、
B7セルの値が『3』ならば、”月曜日”、そうでないときは、、、、」
と続けていけば良いことになります。

さらに、曜日のところで、変化をつけたいので、日曜日になると、
セルの網かけが赤色になるように設定をしました。
この設定はスクロールバーのところでしたものと同じです。
違うところは、「セルの値が」、「次の値に等しい」としたところです。

 

 

 

4.

▲ボタンをクリック

リンクするセルB3「 1 」

WEEKDAYセルB7「 1 」

D3セルは「土曜日」
と、一瞬で変わります。
(ちなみに、その速さは50ミリ秒とのこと)

 

 

5.

▲ボタンをクリック

リンクするセルB3「 2 」

WEEKDAYセルB7「 2 」

D3セルは「日曜日
と、一瞬で変わります。
(2回目は5倍の250ミリ秒とのこと)

 

 

6.

▲ボタンをクリック

リンクするセルB3「 3 」

WEEKDAYセルB7「 3 」

D3セルは「月曜日」

と、一瞬で変わります。

 

 

7.

▲ボタンをクリックまたは押し続けて、

リンクするセルB3「 8 」
になりますと、

WEEKDAYセルB7「 1 」
に戻りますので、

D3セルは「土曜日」
と、一巡します。

 

 

8.

▲ボタンをクリック

リンクするセルB3「 9 」

WEEKDAYセルB7「 2 」

D3セルは「日曜日

と、変わります。

 





 

9.

▲ボタンを押し続けること久しく、365まで来ました。

2005年の大晦日は
土曜日です。

 

これが、スピンボタン フォームコントロールの増減する値を利用した一例です。

 

皆さんも、スピンボタンの応用を色々考案してみては如何でしょうか。
これが、そのお役に立てれば幸いです。

 

以上で、エクセルのフォームコントロールについてのご紹介はお開きです。

次は、エクセルの理解シリーズは「リストについて」です。
引き続き、宜しくお願いします。

尚、ご意見やご感想、ご要望などがありましたら、ご遠慮なくお寄せ下さい。
出来うる限り、対応させていただきます。もちろん無料で!

 

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