差し込み印刷で文字列を日付書式に変更する方法
ワードの差し込み印刷で、エクセルでの日付を20110918のように8桁の数値で入力した文字列を
ワード側で、日付書式に変更し、尚且つ平成23年9月18日(日)と表示させる方法これを実現するには、
■その1
使用するフィールドとスイッチ
フィールド コードの Quote フィールド
{ QUOTE "文字列" [書式スイッチ] }
指定した文字列(文字列の前後は半角の二重引用符 ( " ) で囲みます。)
を文書に挿入するフィールドを使用します。
数値書式スイッチ (\#)
フィールドの命令が実行されたときに文書に挿入される文字列の数値に対して表示形式を指定します。
日付/時刻表示形式スイッチ (\@)
フィールドの命令が実行されたときに文書に挿入される文字列の日付や時刻に表示形式を指定します。
■その2
考え方
20110918は単なる数値の文字列です。
これを
2011/09/18
と表示変更をすれば、日付の書式として認識させることが出来ます。
これを実現するには、
quote "" \# #000/#0/#0
と入力し、
↓
選択して、
[Ctrl]+[F9]ファンクションキー
↓
{ quote "" \# #000/#0/#0 }
↓
カーソルを、半角二重引用符の中に入れて、
{ quote "|" \# #000/#0/#0 }
差し込みフィールドを挿入します。
{ quote "20110918|" \# #000/#0/#0 }
単独で、[F9]ファンクションキー
↓
2011/09/18
尚、この場合の数値書式スイッチ(\#)は、
\# ####/##/##
\# 0000/00/00
\# #000/#0/#0
\# ###0/#0/#0
のいずれの数値書式でも動作を確認しています。
■その3
日付の表示書式を変更します。
quote "" \@ "ggge年M月d日(aaa)"
と入力し、
↓
選択して、
[Ctrl]+[F9]ファンクションキー
↓
{ quote "" \@ "ggge年M月d日(aaa)"}
↓
先ほど作成した
2011/09/18
をコピーまたは、切り取り、
カーソルを、半角二重引用符の中に入れて、
{ quote "|" \@ "ggge年M月d日(aaa)"}
貼り付けます。
↓
{ quote "2011/09/16|" \@ "ggge年M月d日(aaa)"}
↓
単独で、[F9]ファンクションキー
を押します。
↓
平成23年9月18日(日)
となります。
フィールドコードの全体としては、
{ quote "{ quote "{ MERGEFIELD 日付 }" \# #000/#0/#0}" \@ "ggge年M月d日(aaa)" }
と、なります。