基本設計理念その2
英単語を入れたり、サイトアドレスを入れたりしたとき、
一行で入りきらないと、その前までの文字の文字幅が広がって間延びしたり、
思った位置に文字が入れられなくなります。
文字幅を自動調節する機能をやめるには、どうすればよいですか?
この理由は、Wordの基本設計が英文だからです。
つまり、両端揃えをした場合に、
英単語 スペース区切り 英単語 スペース区切り…
をページの左右インデントの中に揃えて配置するために、
スペース区切りの幅を調整し、
英単語は必ず一塊りとして配置する仕組みになっています。
そして、行の末尾に収まりきらない単語は、
その単語(スペース区切りが無い)を丸ごと次の行に送ってしまう設定になっています。
これをWordwrap(ワードラップ)と言います。
つまり、短くても長くても英単語は一つの塊として、
そのスペルの途中では、自動改行をしないようになっています。
さらに、一行の最前部の単語は単語の頭が行頭(左インデントに接する)に配置するように、
また、一行の最後尾の単語の末尾は行末(右インデントに接する)に配置するようになっています。
このため、行末の単語の後ろのスペースは右インデント(右余白内)に吸収されるようになっています。
この一塊りが原因です。
URLも一塊りと認識します。
故に、これ(Wordwrap(ワードラップ))を解除するには、
カーソルを段落内に置くか、その段落を選択して、(全選択でも可)
[書式]メニュー
[段落]をクリックし、
ダイアログボックスの
[体裁]タブ(小見出し)の
改行時の処理 欄
□英単語の途中で改行する(W)
にチェックを入れて、
[OK]ボタンをクリックして閉じます。