ワードの理解シリーズ{フィールドについて}

7章■数式と計算フィールド

3−1.囲い文字

デフォルトでは、○、□、△、◇で囲んだ文字を作ります。

数値では、「 21 」 より 「 99 」 までの2 桁が入力出来ます。

「囲い文字」ダイアログボックスでは、3 桁を入力しようとしても、拒絶します。

 

それ以上(3桁)は、出来ないのでしょうか?

 

フィールドコードを、よく見てみましょう

 

何か気が付きませんか?

「21」の数字が、小さくなって、少し上がっています。

このことが重要なのです。

かっこ( , )の中のカンマで区切られた前側の「○」 と、後ろ側の「21」 を、中央揃えにして、重ねて表示したときに、○の中に収まるようにしています。

 

フィールドの構文は

Equation : switchi¥)overstrike switch¥)aligned center 21and 「○」

つまり、

「 ○ 」 と、サイズを小さくし、上に位置をずらした「 21 」 を、中央揃えにして、重ね打ちをして表示すること。

という意味になります。

 

3桁の数字「100」を囲む方法:

フィールドコード内の「 21 」のすぐ後にカーソルを置き「 00 」を入力し、「 2 」 を削除します。

 

※ ○、□、△、◇以外で囲んだ文字を作る方法:

★の中に、白抜きの数字を入れてみましょう。

 

この外、フィールドコードを編集することにより、色々と斬新で奇抜な囲い文字を作ってみてはいかがでしょうか。