ワードの理解シリーズ{フィールドについて}

第7章■数式と計算フィールド

2.数式エディタ

[挿入(I] メニューの[オブジェクト(O] をクリックしますと、
「オブジェクトの挿入」 ダイアログボックスが開きます。
「新規作成」 タブで、[オブジェクトの種類(O] リストボックスから
Microsoft数式3.0」 を選択して [ OK ] ボタンをクリックします。

 

数式エディタが開きます。

 

メニューバーの

 

[書式(T)]から「縦の空き具合」、

 

 

[スタイル(S)]から「書体」、

 

 

[サイズ(Z)]から「大きさ」を指定することが出来ます。

 

 

数式 ツールバーの上段と下段の内容です。

数式 ツールバー 上段 記号と文字 (計:158種類)

名称

関係演算子記号

スペースと
省略記号

修飾記号

数学記号

矢印記号

種類

11種類

11種類

20種類

12種類

14種類

内容

名称

論理記号

集合論記号

その他の記号

ギリシャ文字
(
小文字)

ギリシャ文字
(
大文字)

種類

8種類

12種類

18種類

28種類

24種類

内容

 

数式 ツールバー 下段 テンプレート (計:128種類)

名称

かっこ
テンプレート

分数と記号
テンプレート

上付き/下付き
文字テンプレート


テンプレート

積分
テンプレート

種類

30種類

9種類

15種類

5種類

21種類

内容

名称

バー
テンプレート

ラベル付き矢印
テンプレート

積と集合
テンプレート

行列
テンプレート

 

種類

10種類

6種類

20種類

12種類

内容

 

数式の作成方法

点線の入力枠(テンプレート)に、「yx二乗+2」 の数式を作ってみましょう。

= x とキーボードから入力します。


の二乗は、数式 ツールバーの下段の「上付き/下付き文字テンプレートの上付きテンプレート」をクリックし、「上付きテンプレート」を選択しますと、小さな点線の入力枠(テンプレート)が現れます。

点線の入力枠(テンプレート)の中に、「2」と入力し、
→キーで基本の位置に戻します。

「+ 2」 とキーボードから入力します。

入力枠以外の部分クリックすると、
ワード文書に戻り、数式が文書に挿入されます。

カーソルを数式の前に置き、「Shift」 + 「F9」と押すと、フィールドコードの表示に変わりまる。
このフィールドコードは、数式エディタが埋め込まれているという意味です。

 

算数や数学の教科書などをご覧になって、さまざまな数式を作ってみてください。