目次は、その文書の全体像を知る手がかりとして大変重要なものです。
目次の作成は、アウトライン機能を活用した「見出し」が、そのまま「目次」に変換されます。
それでは、「フィールド」ダイアログボックスを表示しましょう。
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[挿入(I)]メニュー(クリック)
↓
[フィールド(F)]と、進むか、
または、
キーストロークの、[Alt]、[I]、[F]で、
「フィールド」ダイアログボックスが表示されます。
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[フィールドの種類(C)]で、索引と目次を選択し、
TOC(目次−Table of contents)を選択した状態です。
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赤マークをクリックすると、の目次タブをクリックした状態の
「索引と目次」 ダイアログボックスが出現します。
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「ページ番号を表示する(S)」
「ページ番号を右揃えにする(R)」にチェックを入れておきます。
「タブリーダー(B)」は、見出しとページ数の間をどういった線で結ぶのかを
決めます。
「アウトラインレベル(L)」は、見出しの設定をアウトライン機能で設定したレベル
のことです。章、節、項のどこの段階までを目次とするかを決めることができます。
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この状態のダイアログボックスは、
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[ 挿入( I ) ] メニュー(クリック)
↓
[ 参照(N) ] (ポイント)
↓
[ 索引と目次(D)... ] (クリック)
したときも、同じダイアログボックスが出現します。
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目次の働きと仕組みを理解するために、次の文章を作成します。
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(例)
第1章 あああ
第1節 いいい
第1項 ううう
本文 えええ
第2項 おおお
本文 かかか
第2節 ききき
第1項 くくく
本文 けけけ
第2項 こここ
本文 さささ
第2章 ししし
第1節 すすす
第1項 せせせ
本文 そそそ
第2項 たたた
本文 ちちち
第2節 つつつ
第1項 ててて
本文 ととと
第2項 ななな
本文 ににに
第3章 ぬぬぬ
・・・
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次に、それぞれにワードの組み込みスタイルを適用していきます。
適用の方法は、章、節、項をそれぞれ複数選択(Ctrl + クリック)をしておき、「書式設定」ツールバーの「スタイル」(ボックス)の右側の▼をクリックして、ドロップダウンリストからそれぞれのスタイルをクリックして適用します。
※「Shift」 キーを押しながら、▼をクリックすると、すべてのスタイルを見ることができます。
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その結果、次のように表示されます。
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組み込みスタイルを適用した
それぞれの段落の前に、
小さな黒丸が付きます。
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そこで、第1章よりも上の空白の段落に文字カーソルを置き、上記の
「索引と目次」 ダイアログボックスを表示させで、[ OK ] をクリックしますと、
一瞬にして、次の目次が挿入されます。
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※右側の数字はページ番号です。ここでは、実験のため1ページしか使用していないからです。
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第1章の前に文字カーソルを置き、「Shift」 + 「F9」 キーを押して、
フィールドコードを表示させます。
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このフィールドの指令構文は
「TOC :
目次(Table of
Contents)を、
スイッチ o
"1-3" : 見出しスタイル1から見出しスタイル3 までの段落書式を参照し、
スイッチ h : それぞれの段落にハイパーリンクさせて、
スイッチ z : Webレイアウトモードではタブストップのリーダーとページ番号は表示しないようにして、
スイッチ u : 段落ごとに適用されているアウトライン レベルを使用して
作成すること。」を意味しています。
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そのため、目次の上に文字カーソルをもっていくと、以下のポップヒントが
表示されるという訳です。
作業中の文書
Ctrlキーを押しながらクリックしてリンク先を表示
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尚、注意しておきたい事は、この機能を連続して使用するとコンピュータの
メモリやCPUに負荷をかけるようですのでお使いのコンピュータの能力に
応じてフリーズなどに注意してください。
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