ワードの理解シリーズ{フィールドについて}
第10章■文書の自動化フィールド
1.マクロボタン
フィールドダイアログボックスを開きましょう。
フィールドの種類:文書の自動化
フィールドの名前:MacroButton(マクロボタン)
表示文字列:文書中で表示する文字を入力します。
マクロ名:選択します。
例えば、マクロ名で「Help」(ヘルプ)を選択し、
表示文字列のボックスに、「ヘルプ」と入力しますと、
フィールドの構文は
{ MACROBUTTON Help ヘルプ }
となります。
文書では、単に
ヘルプ
と表示されます。つまり、“表示文字列”が表示されます。
その文字列の上にマウスポインターをもっていき、
ダブルクリック
または
クリックして、Alt+Shift+F9
をすると、Officeアシスタントが出現し、検索の吹き出しが表示されます。
このことは、メニューバーのヘルプからMicrosoft Wordヘルプ(H)を選択したときと
まったく同じことです。
さて、ツールメニューのユーザー設定で
ユーザー設定ダイアログボックスが開きます
キーボードのボタンをクリックすると、
キーボードのユーザー設定ダイアログボックスが開きます。
コマンドのリストボックスの内容は、最初に開いたフィールドダイアログボックスの
マクロ名のリストボックスとまったく同じです。
マクロ名とはコマンドのことです。
キーボードのユーザー設定ダイアログボックスには、日本語の説明がありますので、
より解かりやすいと思います。
マクロ名(コマンド)の一覧は、トップページ1.ショートカットキーの9.オールコマンド
マスターで参照できすので、興味のある方は閲覧してください。
ところで、先にご紹介しました例で、「ヘルプ」の文字列の色を変更したり、
網かけ、囲み線などの編集をすると、よりボタンらしくなります。
また、図にかえてみるといいかもしれませんので、いろいろと試してみてはいかがで
しょうか。
ショートカットキーに割り当てられているマクロ名(コマンド)の一覧を作成しましたので
(2.英文順、3.日本語順)ご覧下さい。