ワードの理解シリーズ{フィールドについて}

8章■日付と時刻フィールド

1.日付と時刻

[挿入(I)]メニュー(クリック)
 
[フィールド(F)]
と、進むか、
または、
キーストロークの、[ Alt ]、[ I ]、[ F ]で、

「フィールド」ダイアログボックスが表示されます。

[フィールドの種類(C)]
で、「日付と時刻」を選択し、
[フィールドの名前(F)]で、「date」または「time」を選択します。

17種類の日付の書式が用意されています。

それぞれの書式と、その表示例は以下の通りです。



フィールドコード
日時  書式スイッチ "日付/時刻の書式記号"

 

(ShiftF9)   実行結果

1

{ DATE  ¥@ "yyyy/MM/dd" }

 

                   2005/02/13

2

{ DATE  ¥@ "yyyy'年'M'月'd'日'" }

 

                   2005年2月13日

3

{ DATE  ¥@ "ggge年M月d日(aaa)" }

 

                   平成17年2月13日(日)

4

{ DATE  ¥@ "yyyy/M/d" }

 

                   2005/2/13

5

{ DATE  ¥@ "gggE年O月A日" }

 

                   平成十七年二月十三日

6

{ DATE  ¥@ "EE年O月A日(aaa)" }

 

                   二〇〇五年二月十三日(日)

7

{ DATE  ¥@ "ggge年M月d日" }

 

                   平成17年2月13日

8

{ DATE  ¥@ "yyyy年M月d日(aaa)" }

 

                   2005年2月13日(日)

9

{ DATE  ¥@ "ggge年M月" }

 

                   平成17年2月

10

{ DATE  ¥@ "yyyy年M月" }

 

                   2005年2月

11

{ DATE  ¥@ "yy/M/d H時m分" }

 

                   05/2/13 14時15分

12

{ DATE  ¥@ "yy/M/d H時m分s秒" }

 

                   05/2/13 14時15分20秒

13

{ DATE  ¥@ "AMPMh時m分" }

 

                   午後14時15分

14

{ DATE  ¥@ "AMPMh時m分s秒" }

 

                   午後14時15分20秒

15

{ DATE  ¥@ "H時m分" }

 

                   14時15分

16

{ DATE  ¥@ "H時m分s秒" }

 

                   14時15分20秒

17

{ DATE  ¥@ "ggge年M月d日 aaa曜日" }

 

                   平成17年2月13日 日曜日


"日付/時刻の書式記号"の詳細は以下の通りです。

(y)
2 桁または 4 桁の年を表します。半角の "y" を使い、大文字と小文字のどちらも使えます。
書式記号

yy

西暦の年の下 2 桁が表示されます。
例えば、1995 年は "95" と表示され、2006 年は "06" と表示されます。

yyyy

西暦の年が 4 桁で表示されます。


(M)
時刻の分を表す m と区別するために、必ず半角で大文字の "M" を使います。
書式記号

M

1 桁の月の前に 0 を付けずに表示します。
例えば、7 月は "7" と表示されます。

MM

1 桁の月の前に 0 を付けて表示します。
例えば、7 月は "07" と表示されます。

MMM

英語の月名の省略形が表示されます。
例えば、7 月は "Jul" と表示されます。

MMMM

英語の月名が省略されずに表示されます。


日 (d)
日または曜日を表します。半角の "d" を使い、大文字と小文字のどちらも使えます。
書式記号

d

1 桁の日の前に 0 を付けずに表示します。
例えば、6 日は "6" と表示されます。

dd

1 桁の日の前に 0 を付けて表示します。
例えば、6 日は "06" と表示されます。

ddd

英語の曜日の省略形が表示されます。
例えば、火曜日は "Tue" と表示されます。

dddd

英語の曜日が省略されずに表示されます。


時間 (h)
小文字の "h" は 12 時間制で時間を表示します。大文字の "H" は 24 時間制で時間を表示し、午後 5 時は "17" と表示されます。
書式記号

h または H

1 桁の時間の前に 0 を付けずに表示します。
例えば、午前 9 時は "9" と表示されます。

hh または HH

1 桁の時間の前に 0 を付けて表示します。
例えば、午前 9 時は "09" と表示されます。


分 (m)
月を表す "M" と区別するために、必ず半角で小文字の "m" を使います。
書式記号

m

1 桁の分の前に 0 を付けずに表示します。
例えば、{ TIME ¥@ "m" } の実行結果は、"2" のように表示されます。

mm

1 桁の分の前に 0 (ゼロ) を付けて表示します。
例えば、{ TIME ¥@ "mm" } の実行結果は、"02" のように表示されます。


AM/PM の表示形式と文字列の追加
書式記号

AM/PM

AM と PM が大文字で表示されます。
例えば、
{ TIME ¥@ "h AM/PM" } の表示結果は、"9 AM" や "5 PM" のように表示されます。

am/pm

AM と PM が小文字で表示されます。
例えば、
{ TIME ¥@ "h am/pm" } の表示結果は、"9 am" や "5 pm" のように表示されます。

A/P

AM と PM の省略形が大文字で表示されます。
例えば、
{ TIME ¥@ "h A/P" } の表示結果は、"9 A" や "5 P" のように表示されます。

a/p

AM と PM の省略形が小文字で表示されます。
例えば、
{ TIME ¥@ "h a/p" } の表示結果は、"9 a" や "5 p" のように表示されます。


その他
以下は、「pPoy」さんのページから引用させていただきました。
先方 コメント:
(=^_^=)
本文のURL : http://www.nurs.or.jp/~ppoy/access/etc/etc011.html
ホームpage : Access Home Page by pPoy

ホームURL : http://www.nurs.or.jp/~ppoy/access/index.html

Word

ワードのフィールドコードの日付表示形式スイッチ一覧 (Word2002)

Word のフィールドコードに使用する、日付表示形式スイッチをまとめてみました。
これは、VBA で使用する書式設定文字とは微妙に違っていますので注意が必要です。

 

書式記号

出力結果と範囲

指定対象

説明

yy

00 〜 99

西暦年

2 桁または 4 桁の年を表示。大文字と小文字両方 OK

yyyy

1900 〜 9999

ge

M33 〜H??

和暦年

1 桁または 2 桁の年を数字で表示。小文字

ggge

明治33 〜平成??

gggE

明治三十三 〜平成??

和暦年

年を漢数字で表示。大文字

M

1 〜 12

1 桁または 2 桁の月を数字で表示。大文字

MM

01 〜 12

MMM

Jan 〜 Dec

月を英語の省略形で表示。大文字

MMMM

January 〜 December

月を英語で省略せずに表示。大文字

O月

一月 〜 十二月

月を漢数字で表示。大文字の O (零ではない)
の後ろに続けて「月」と入力。

d

1 〜 31

1 桁または 2 桁の日を数字で表示。小文字

dd

01 〜 31

A日

一日 〜 三十一日

日を漢数字で表示。
大文字の A の後ろに続けて「日」と入力。

ddd

Sun 〜 Sat

曜日

英語の省略形で表示。小文字

dddd

Sunday 〜 Saturday

英語で省略せずに表示。小文字

aaa曜日

月曜日〜 土曜日

日本語の省略形で表示。
曜日まで表示させる為には、小文字の aaa
の後ろに続けて「曜日」と漢字で入れます。

 

  • ≪使用例≫
    "yyyy/MM/dd HH:mm" → 2003/11/11 12:09
    "dddd, MMMM dd, yyyy" → Tuesday, November 11, 2003
    "ge年M月d日 (aaa)" → H15年11月11日 (火)
    "ggge年M月d日aaa曜日"  → 平成14年5月1日水曜日
    "gggE年O月A日aaa曜日"  → 平成十五年十一月十一日火曜日

≪注意≫

和暦の年や曜日の表示方法が、VBA の Format関数とは微妙に違っています。

日付表示形式スイッチに続けて文字を表示するときは、そのまま入力しても大丈夫ですが、
半角の
' ' (アポストロフィ) で括っておくと安心です。



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