ワードの理解シリーズ「特別編」


4.スパイクについて

スパイクは、「麦の穂」という意味です。
イメージとしては、ひとつの麦の茎からたくさんの穂(データ、情報)がぎっしりつまって、
繋がっている様(さま)を思い描いてください。豊臣秀吉の旗印、千成り瓢箪のようなもの。

スパイク機能とは?

1.離れた場所にある、いろいろな対象を
2.削除し、(削除したくないときは「元に戻す」ボタンを押すか、キーストロークで、Ctrl + Z と押しますと、一旦削除されたものが元に戻ります。)
3.定型句の「スパイク」に追加登録し、
4.スパイクに追加登録された、すべての対象を
5.新しい場所に
6.全部まとめて挿入する
という機能です。

スパイクを削除しないかぎり、すべての対象がスパイクに残っていますので、何度でも挿入することができます。

その具体的操作方法は?
( 定型句と同じテンプレートに登録されますので、基本的な考え方は、定型句と同じです。)

対象となる文字、文字列や図を選択します。
 
キーストロークで、「Ctrl」+ 「F3」 と押します。
 
対象が削除されます。削除されたくないときは、「Ctrl」+ 「Z」 と押します。
この操作手順を繰り返します。
 
スパイクに登録した内容を挿入する位置をクリックしてカーソルを置きます。
 
スパイクに登録した内容を挿入した後も、登録内容を残しておきたい場合、

[挿入(I)] メニュー(クリック) → [定型句(A)] (ポイント) → [定型句(X)] (クリック)
「オートコレクト」ダイアログボックスの「定型句」タブの
[定型句の登録名(U)] ボックスの
[スパイク] をクリックし、
[挿入(I)] ボタンをクリックします。
または、
オートコンプリート機能を活用することができます。
カタカナで「スパイク」 と入力して、その入力を確定するために、
Enterキーを押すと、「スパイクの内容の一部と、(Enterを押すと挿入します)」という、
ポップヒントが、スパイクの文字の上に表示されます。
もう一度、Enterキーを押します。

 
スパイクに登録した内容を挿入した後は、登録内容を削除してもかまわない場合、

キーストロークで、「Ctrl」+ 「Shift」+ 「F3」 と押します。

スパイクの内容の初めの部分を確認する方法?

[挿入(I)] メニュー(クリック) → [定型句(A)] (ポイント) → [定型句(X)] (クリック)
「オートコレクト」ダイアログボックスの「定型句」タブの
[定型句の登録名(U)] ボックスの
[スパイク] をクリックすると、その下の
[プレビュー] ボックスにスパイクの初めの内容が表示されます。

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