ラテンダンスを上手く踊っていく為には、どんな練習をすればいいのか?

ここでは、主にアマチュアの方の為に基本的な事を書いてみます。

シングルでプロのレッスンを受けている方から、競技選手まで。

そして、初心者から上級者まで、もし貴方がもっと上手く踊りたいと思って


いるのなら、やることは同じです。

ここでは、箇条書きにして説明致します。

皆さんの練習の参考にしてみて下さい。

                         岩橋 洋子

 

 

 一人での練習                二人での練習

 

1−1  ストレッチ             2−1 リード&フォロー

1−2  ボディエクササイズ         2−2 コネクション

1−3  筋トレ 

1−4  イメージトレーニング        2−3 ベーシック

1−5  スピンエクササイズ         2−4 バリエーション

1−6  ハンドエクササイズ

1−7  リズムエクササイズ 

 

1−8  ベーシック

1−9  ウォーク

1−10 シャドー 

 

 

1−1 ストレッチ

 他の運動同様、ストレッチは大切。けがの防止やスキルアップの為。

 特に、忘れてほしくないのは、足首、肩、首。

 綺麗なかたちをつくる為には、必要です。

 足元のかたちを決める重要なポイントが足首!

 足を持って、足首をぐるぐる回し、足の甲側を伸ばすようにストレッチ。

 

 また、肩も柔らかくないと、顔周りのラインが決まりません。

 肩を回した後、両手を上で組み、天井の方向にしっかりひっぱりながら、

 
 頭の後ろへ。

 

 そして、首。

 しなやかなラインを作ったときに、首に力が入っていては台無し。

 ゆっくり大きく回し、左右、前後にしっかりストレッチしておき、特に、


 首を後ろへ
倒すような場合でも、肩に力が入らず、リラックス

 
 できるようになりましょう。

 それ以外にも、勿論、前屈、開脚、ブリッジなど、出来て損は


 ありません。

 しかし、体の硬いひとがだめだという訳ではありませんので、そういう方


 は工夫です。

 ちなみに、私も体は硬かったです。

 

1−2 ボディエクササイズ 

 各部分を動かすエクササイズをする時に、大切なのは、姿勢です。

 頭のてっぺんを天井からひっぱられるような感じで、上体をしっかり伸ばし、

 お腹を、ひっこめて、肩の力を抜きます。

 その姿勢のまま、各部分を動かして下さい。

 

   1)腰の動き  前後、左右、回転、

腰のエクササイズをする時は、両足を腰幅より少し大きく開き、すこしヒザ


を曲げておくこと。


重心は真ん中、上体をまっすぐにしておく。

骨盤を前、後ろと傾けて、お腹を縮めたり、背中を縮めたりする。(前後)

右の腰を上にひっぱりあげる、左も同様。(左右)

前後、左右とも、ウエスト周りの筋肉が縮むかたちになりますね。

それを、順番にたどっていくと、腰がぐるりと回ります。これで、右回り、


左回り。

音楽に合わせて、ゆっくり、はやくと自由にうごかせるように


なりましょう。

 

2)胸の動き  前後、左右、回転、

胸のエクササイズをする時は、両足を開き、重心を真ん中にして立ち、


腰の位置が変わらないように注意しましょう。

胸の真ん中を前方へひっぱる。戻して、背中を、丸めるように後方へ


ひっぱる。(前後)

右胸の横を、右方向へひっぱる。戻して、左胸を左方向へ。(左右)

各方向の一番遠いところを、順番にたどっていくと、胸が大きく回ります。


右回り、左回り。

音楽に合わせて、自由に動かしたり、回したりできるようになりましょう。

 

 

1−3 筋トレ

筋トレは、必ずしなければならないものではありません。

しかし、やはり速く動いたりするには、ある程度の筋力は必要です。

自分の足りないと思われる部分をトレーニングすることは大切です。

そして、絶対必要なのは、腹筋と、足首のちからです。

ここだけは、やって下さいね。特に腹筋は瞬発力には欠かせないものです。

   

1)腹筋

各自に合った方法で、いいと思います。

一番、簡単な方法は、極限までお腹をひっこめ、肩の力を抜いて、


そのままキープ!

30秒から1分。

   

2)かかと上げ下ろし

始めは、両足をそろえて、お腹をひっこめ、上体を伸ばして真っ直ぐ


立ちます。

かかとが床に着いた状態から、限界まで爪先立ちになるところまでを、


5段階に分けます。

各1段階ごとに、ゆっくり8カウント。一番高いところでも8カウント


キープ。

また、同じくカウントしながら、1段階ずつ降りてきます。

この動作を、片足ずつやります。

壁に片手を軽くそえて、片足は軽く曲げ、やってみて下さい。

 

1−4 イメージトレーニング

自分が、どういう踊りを目指しているのか、考えていない人、


 結構いますよね。

まず、どうなりたいのか、考えてみましょう。

好きな選手のビデオを見たりするのも、いいでしょう。

イメージを明確にすると、何が必要かも見えてくるので、上達の


 早道です。

ステップだけを考えるのでは無く、表情やしぐさ、雰囲気、


オーラなどもまねてみましょう。

 

1−5 スピンエクササイズ

 スピンはいくつか種類がありますが、バレエターンとスパイラルは


 練習しましょう。


  バレエターンは、進行方向に対して横向きに立ち、直線上をゆっくり


 から連続回転できるように。


 体重移動と、姿勢に注意。
最終的には、音楽に合わせて、


 SSQQQQとリズムを取りながら回れたらOK。



 スパイラルターンも、音楽に合わせてルンバウォークをしながら、


 4・1のリズムでスパイラル出来るようになるといいです。

 

1−6 ハンドエクササイズ

 柔らかい手の動きは大切ですね。

 上手に動かないという人は、ゆっくり練習してみて下さい。

 片手ずつ、胸の高さで、水平に大きな円を描くように腕全体を使って


 動かします。



 肩、ひじ、手首、指の関節など、すべての関節を柔らかく使い、


 スムーズに動かしまし
ょう。

たての動きも。手を下からまっすぐ上まであげていき、顔のまえを通る


ように、ひじから降ろし、


胸の高さまできたら、ひじから横へ伸ばす。そして、また上に。

そんな動きを練習し、慣れてきたら、体からそれらの動きをつなげて


いきます。

 

1−7 リズムエクササイズ

 1−2でやった、胸、腰の部分エクササイズを好きな音楽に合わせて


 やってみましょう。

 出来たら、あまり頭で考えず、いろいろなリズムを体で作って


 みましょう。

 楽しんで、リズムに乗ることが大切です。

 

1−8 ベーシック (ルンバ)

鏡の前で、ベーシックを踏みながら、ボディムーブメントやヒップ


ムーブメントの練習です。

姿勢、体重移動などに気をつけながら、可動域を拡げていくつもりで、


自分の限界を目指してやって


ください。

正しい姿勢で動けば、限界まで動かしても、抜けることはありません。

腰などが抜けるのは、ボディポジションが悪いから。

そして、自分の体の中の感覚を、よーく感じてください。

どんな時にどんな感覚か。どこをどう使っているか。

そういった事が、わかっていくと、自分で自分の体を上手く、いかように


でもコントロール出来るようになります。

 

1−9 ウォーク

ベーシックと同様、体の動きをチェックしながらウォークします。

ステップは、ウォークの連続ですから、しっかり身につけてください。

できれば、ルンバ、チャチャ、サンバ、パソ、各ウォークを。

世界チャンピオンだったエスパン氏は、この、ベーシックとウォークさえ


しっかりやっていれば、誰だってチャンピオンになれる。と


言っておられました。(^^;大切!

上級者になってくると、中間バランスなどを意識しながらのウォークに


なってくると思いますが、


まずは、しっかりフルウエイトで、一気に体重移動させる練習を


おすすめします。


それも、オーバーするくらい。

そうすることで、体を前に思い切り投げ出すことが怖くなくなり、より、


自由に動ける体を


つくれると思います。

細かいことはその後にしないと、思い切り動くことが出来なくなって


 しまします。

 

1−10 シャドー

意外と、ラテンになるとシャドーをする人が少ないように思います。

男性は、リードすることが多くなって、自分が動いていない時間が


 増えたり、

女性は、男性に支えてもらうようなポーズ、動きが多くなってきたり、

そうすると、シャドーしなくなってしまう人が多いですが、これは


 いけません。

きちんと各自がシャドーすることで、わかっていない所、出来ない所が


はっきりしてくるのですから。

全種目、シャドー出来るようにしておきましょう。

曲のスピードに合わせられるところまで。

 

ここまでは、全部一人でやっておくべきこと。

それから、手をつないでください。

 

2−1 リード&フォロー

 2−3のベーシックの練習とも重複しますが、ちょっと変わった練習


 があります。

 手を使わずに、ボディ全体、目力、雰囲気などだけで、女性をリードする


 練習です。

 リードするのは、手だけではありません。

 手をつながずに、簡単なステップを踏んでみましょう。

 最初はちょっととまどうかもしれませんが、トライしてみて下さい。

 

2−2 コネクション 


 コネクションが上手くいかないカップルは、たまに初心に戻り、


 コネクションチェックを


 しましょう。

二人で向かい合って立ち、胸の高さで両手の手の平を合わせ、男性のリード


で、左右に動いてみます。

体重を降ろしたところのタイミングがしっかり伝わるように。二人の圧力が


変わらないように。

それが出来たら、ベーシックステップで、前後へ。

前後では、ふたりの距離を広げるように、コネクションの圧を強くして、


 リードします。

 

2−3 ベーシック

まずは、ベーシックステップで、息を合わせましょう。

自分の体を動かすタイミングと相手のタイミングが合わなければ、


 上手く動けません。

しっかり、相手を感じながら、なおかつ自分自身の体を十分に使って、


踊るようにしましょう。

男性は、いつも一定のリズムで踊るのではなく、たまにリズムを変えたりして


踊ってみて下さい。

 

2−4 バリエーション

これは、人それぞれの練習法があると思いますので、それぞれでいいと思います。

自分の反省をするならば、細かい部分練習に時間を取られすぎて、曲に合わせた


通し練習が少なかった気がします。

通して踊ることも大切です。

 

 

 

このあたりまでが、大体の流れになると思いますが、今読んだことを毎回


やっていると
とても時間がかかるように思いますが、習慣にしてしまえば


なんてことありません。
是非、やっていただきたい。

どうしても時間が無いという方は、それぞれにあったことだけでもトライ


して下さい。

練習は裏切りません。

練習した分だけ、成果は出ます。

ただ、気をつけることは、正しく練習すること。

どのくらいやったら、成果が出てくるのかは、個人差があること。

しかし、基礎練習は、世界チャンピオンでさえやっていることですから、


準備運動と同じ感覚で、


ずーっと続けましょう!!

 

それと、とても真面目な日本人。

つい、自分の苦手なところばかりを練習してしまいがちですが、


得意なところもしっかり把握しておいて下さいね。

自分の得意なポイントに磨きをかける練習も是非、忘れないで!

 



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