モーター再生計画



皆さんの大好きなDIYの時間がやってきました。
とある理由でユニオンブランドのモーターは
入手が難しくなっています。
そこでニューターボモーターの再生です。
まず故障モーターを二個以上ご用意下さい。

縁のカシメは4箇所なのでニッパー等で
あらかじめ起こしておきます。
上手くフタが取れない場合は棒やすりで
カシメを削り落とした方が簡単かもしれません。

このモーターの故障の原因は
ブラシが折れて回らなくなるのがほとんどです。
ブラシ二個が同時に折れたり磨耗しきって
無くなっているケースはまれです。


カーボンカスが凄いです。
この際に掃除しましょう

内部は手を加えずそのまま使えます

もしコンデンサーのハンダが
缶の縁に付いている場合は
ハンダ吸い取り線で取っておきましょう。

おなじみのNEWターボモーター
コストパフォーマンスがとりえの
ブラシモーターです。

再度取り付けの時の為、開ける前に
マジックでわかるように印を付けます

折れていない方のブラシ金具を外し
(外れなかったのでプラごと壊した)
ハンダ吸い取り線でキレイにしてから
別の故障したモーターに移植しました。

ブラシのパーツはケーブルの取り付け金具
の所まで一体型で、抜くのが至難の業
(プラパーツが熱に強い為、ブラシ金具に
ハンダごてを当てながら引き抜くのも難しい)
私は折れたほうはニッパーでハンダ付け部ごと
切り、千枚通しで中に押し込み外しました。

ブラシ交換完了後のモーター。ギアダウン
に戻し回転計で計ると5,900rpmでした。

全速30秒のテストでは問題はありませんでした。


サガミマイクロ製、(旧)ターボモーター
シタブリア、スーパーボーイに搭載されていた物
モーターケースもMK-02という短いものでした

ブラシ交換が可能ですが、今では純正ブラシは
入手できないでしょうから、他社の適合ブラシを
探さなくてはいけません。
パワーはニューターボに劣ります。
こんな面倒したくない方は、GWS350か
マブチ370互換モーターをベースにコンデンサー・ピニオン
・ケーブルを移植して作ると良いでしょう。

(外部リンク)各種モーター参考HP↓
http://maruha.client.jp/column/ep-kousastu/moter/kv/kv-1.htm

(外部リンク)進角調整「空母六畳間」(自己責任でお願いします)
http://www9.plala.or.jp/katotyan/aiki/cobra_350c/cobra_350c_f_log_04.htm

尚、7.2V用SR-180プロペラが入手困難な場合は
「HPI 7.5×5インチ」が適合します。
たしか純正スピンナーには収まりませんが、
マーキュリー折ペラ用スピンナーが利用できます。

情報元HP↓
http://arukas2.web.fc2.com/guide/cl/cl.html