パークプレーン Jr.バード体験レポート2


04.04.24
台風のような風の為この日は初飛行は断念
簡易プロポはスカイホッパーで懲りたので
地上で電波到達距離をまずはかる。
本当に説明書通り100mの距離しか届かない。
280クラスではいつも200m以上の高度なので
ちょっと短い気がする。300mの距離は欲しい。
※実際飛ばしてみたら上空では150〜200m
程度まで電波は届くようだ
04.04.25
やや強風(5m/sec)をおしての初飛行
エレベーターのトリムタブが通常のままでは
ほとんど上昇していかない。
100mに達する前に旋回するように心がける。
旋回する度に片発になるので高度が下がる。
速度が想像より速く280クラス並
フワフワではなくビュンビュン飛ぶ
ハッキリ言って入門者では結構難しいのでは。
旋回する度に徐々に高度が下がり3旋回目で
3m位まで下がってしまったがエレベーターが
無いので避けきれず車の窓ガラスに突入
中破(主翼折れ・機首潰れ・モーター取付基部
/キャノピーヒビ)しかしエポキシ接着剤で復活
04.05.08
風は穏やか(3m/sec)で今回実質の初飛行。
手投げするも第一旋回出来る高度に達せず
二回ほどそのまま直進で降ろした。
気流の関係か低空でロデオのように
翻弄されていても舵の類が全く無いので、
見ていて危なっかしいがどうしようもない。
三回目に上手く上昇気流に乗り上空
80m位の気流が安定した所に到達すると
操縦も穏やかになる。
さて、どーやって降下させるんだ?
と、ふと考えバッテリー残量もそろそろ無い頃
だしペラをOFFにした。が滑空性能がいいのか
50m位の所で全然降りてこない
そうこうしているうちに完全にバッテリー切れを
起こし当て舵が効かなくなってしまったのです。
当て舵が効かない機体は住宅地の方へ
少しずつ旋回していきます。
変な汗が出てきました。
人家に突っ込む姿が浮かんで来て
緊張がピークに達します。
そこで、ダメもとでさっきとは反対に旋回させると
こちらは僅かに反応があります。
なんとか人家を避け土手に帰着できました。
無論、その日はこの機体で飛ばすのを
やめました…。

ピッチングしながら降りてきたので
カックリ頭が下がっている
04.05.16
風が無く穏やかな日(0〜2m/sec)
Jr.バードは緩やかに上昇。
結構簡単にちゃんと飛ぶじゃん!!
この機体風が有ると無いでは
難易度が全然違います。
習慣?でどんどん高く上げていると父から
「上げ過ぎ」と警告が…。
そうだった。100m以上はヤバイんだった。
モーターOFFにし滑空。5/8と比べてこの日は
サーマルが出てないのか降りて来るのが早い
前回のガス欠失敗から4分で着陸体制に入る
降下中進路の微調整をすると加速するのは
構造上仕方が無いが地面が固い場所だったら
機首をぶつけるかもしれない。
この日は二回飛ばしたが二回目は電池が活性化
されたのかバカにモーターの調子がいい
04.7.19
とても暑くて、風速は2〜3m/sec
これまでの飛行回数は20回位でだいぶ慣れてきた
高度70mまで上昇させ高度も取れたので
3分30秒の時点でモーターを停止させる
しかし!サーマルに乗ってるのか止めてからも
グングン上昇。100mの高度になっても
まだ徐々に上昇している。
降下気流を探すも見つからず飛行時間が
ついに10分を超えた。
過去の経験からこれはヤバイ…。
12分を超えたあたりで弱い降下気流を見つけるも
まだ高度は60m以上ある。
スパイラル降下で高度低下を試みるも失敗!
そして13分を超え最悪の事態に!!
そう!また電池が完全に尽きてしまった!!
住宅地とは反対の人のいない川の方に
向かっていったので
最悪の事態にはならなかったが
視界外へロスト!!!無論電波はとうに届かない。
700m位先の雑木林の向こうの対岸へ
向かって消えていった。
車で川の中州や草むらを
4時間程捜索したが見つからず
初の完全ロスト!!!
この機体ペラを逆回転させるとかで
高度落とせないもんかね。

土手に帰着したこの日1回目か2回目の飛行
3回目の飛行でロストする事となる

消息不明になった最後のフライト
徐々に高度が上がっている最中

視界外に消えようとするJr.バード
この辺を飛んでいるハズだが遠くて写っていない

日没まで探したが見つからず川の中州
にて夕日をバックに途方に暮れる。