初飛行はどんな場所で
どのくらいの広さがいいの?



ROCKY(7.2v仕様に改造)が滑走離陸した瞬間
  


はじめて、飛ばすには想像よりもはるかに広い場所を必要とします。

ユニオンの’89年のカタログによると

・障害物のない広い場所
・模型店が管理している専用飛行場
・地面が平で乾いた土や草地の所
・風のおだやかな日(風速1〜2m/sec位がベスト)
 (操縦になれてくれば風速5m/secまでは飛行可能)
・最低300m × 200m の広さ

一般に公園といわれている場所ではガーデンシリーズ以外はまずマトモな飛行は不可能だと私は思います。
学校のグランドも同様な理由で避けるべきだと思います。
なかなかこんな場所はありませんが、広さは理想だとサッカーグランド4個分は必要です。

私はいつも飛ばしているのとは別の狭い所(それでも500m×300mはある)で飛ばしていて、着陸コースに自転車で人がやってきて反射的に避けてしまい、
避けた所に不運にも木が1本だけあり、立木に激突しチャレンジャーの主翼が大破・カウリングが真っ二つになりました。
周回コース上に人がいる所は、とても気になり危険です。

理想は団体で管理している滑走路のあるRC飛行場なのですが、バンド数の制限により順番待ちや
日時・維持管理費が決められている所も多いようです。

私のように自分の空いてる日のすきな時間自由に飛ばしたい人などは特に神経を使う必要があるのが場所選びです。
RCプレーンを始めるのに一番のネックは安全な飛行場所の確保ではないでしょうか?
私の場合は比較的恵まれていて、田舎で河川敷が近くにありますのでここで飛行しています。(下:写真)
ただ、整地された滑走路がありませんから離陸滑走などができませんが、耕したばかりのやわらかい土と適度な草地の為初心者の私にはいい練習になります。
他のエンジン飛行機・ヘリ等のフライヤーもたまに飛行させているのを見かけます。(電波の混信に御注意!)
柔らかい草・土は荒い着陸でも機体が破損しにくいので助かります。
ジュピターの初飛行で垂直背面降下で機首から土につっこんで無事だったこともあります。(さすがにプロペラは折れましたが・・・)
高圧線・電柱・森林が近くにあると危険です。森林や土手際は突発的な降下・上昇気流が起こりやすく、そばを飛行させるとあらぬ方向に機体が吸い込まれます。
他人に恐怖感を与えそうな場所も避けましょう。
ひと気のあまりないところ、河川敷・海岸線などでRCフライヤーをよく見掛けます。


理想の降下角度で着陸体勢のフェニックス

Super Boy