「さやか会」は高校 18回同期生有志の山登りの会である。平成28年に逝去された四方敏雄君が主宰して昭和60年に第一回六甲登山をした。それ以来、4月29日と11月23日の祝日に、岩湧山、妙見山、金剛山、高野山、比叡山など近郊にとどまらず、富士山、大山、大日岳、屋久島、尾瀬などにも記念回には遠征した。参加者の子供が幼い頃には子連れで登り、さやかちゃんという名の子が幾人かいたのが会の名前の由来である。
四方君は毎回何度か下見をして周到に準備してくれた。平成28年第63回鴨川ウォークのお膳立てをして、当日参加者を京都四条大橋で見送って、四方君はそのまま入院した。病床で「さやか会の後は頼む」と託された足立君が「高齢者を山に連れて行く責任がもてない」と70回まで街歩き、里歩きで続けてくれた。節目で引退した足立君の後を小柿君と川合君が引き受け、計画し下見して準備してくれている。
二代目幹事の足立光三君は、令和2年第71回さやか会に最後に参加した後、コロナで外出もままならないまま令和5年4月に他界。残された者でもう少し続けたい。
後期高齢者になったので、令和5年11月以降は祝日開催を止めて、4月最後の水曜日と11月最後の水曜日開催に変更する。