会の成立ち・「春夏秋冬 本音くらぶ」
HOME / イベント / 会概要  お問合せ / その他
 HOME会概要>会の成立ち Site map
 
       会の成り立ち


「春夏秋冬 本音クラブ」の成り立ち
人間学を通し、帝王学・哲学を学び「知行合一」の精神を養う事が当会の出発点です。

当会は結成して20数年になりますが当初は、「致知」と言う月刊誌の出版社が主催する「木鶏クラブ」の一支部として発足致しました。
 http://www.chichi.co.jp/


しかし14年前、致知出版の親会社㈱チサンの会長が脱税容疑で逮捕され、マスコミ等で大変大騒ぎとなった事件がありました。
どんなに「人間学」を学んでいても、所詮人間の「本音」とはそんなものかも知れません。

当支部会では、人間の道を導く為の勉強会であると言う趣旨で集っているにも拘らず、主催者のTopがそのような道に外れた行為を失望し、以来、「木鶏クラブ」から離脱し、「春夏秋冬 本音クラブ」と会の名前も変えて今日に至っております。



月刊誌「致知」(致知出版)は創刊以来一貫して、いつの時代でも問われる人の生き方、「人間学」を追求し続け28年間の月刊誌です。
誌面では、有名無名を問わず、各界で一道を切り開いてこられた方々へのインタビューにもとづく貴重なご体験談を紹介し、仕事や人生に真剣に取り組む人の帝王学・古典・哲学などを通して説かれる「知行合一」の精神を、誌面でご紹介する方々の生き方を通じて読者に語りかける雑誌です。

その「致知」には「木鶏クラブ」という愛読者の集いがあります。
全国各地・海外も含め100ヶ所以上に及んでおります。

尚前述の通り今は「春夏秋冬 本音クラブ」とは一切関係はありません。
「木鶏クラブ」の名前の由来、
「われ未だ木鶏たりえず」
酒の席で、安岡は「荘子」達生篇にある木鶏の話をした。
その座に横綱双葉山がいたが、双葉山を意識してしゃべったわけではない。


昔、中国は周王朝の時代に「紀渻子 きせいし」と言う闘鶏(しゃも)を養う名人がいた。
ある日、王は名人に尋ねた。
「どうだ、もう闘わせてもいいかな」
ところが名人はこう答えた。
「いや、まだいけません。いまはちょうどから威張りして、自分の力を当てにしています」
しばらくして、王は名人に催促をした。でも彼はうんと言いません。
「まだいけません。他の鶏の姿を見たり、鳴き声を聞くと興奮します」
しばらくして、王はまた催促しますが、名人は未だ許しません。
「まだです。傲然と構えておって、血気が盛んでいけません」
その後、王が重ねて催促した時、彼はやっと承知した。
「まあ良いでしょう。もう他の鶏の鳴き声を聞いても平気です。
ちょっと見ると、まるで木で作った鶏としか見えません。
徳が充実したのです。これでどんな鶏がやってきても天下無敵です」

戦いというものはこうでなければいけない。徳が充実してくれば、戦わずして勝つ、つまり相手を呑み込んでしまうことが起きる。

双葉山はこの話にじっと聞き入っていた。双葉山といえば、連勝連勝の関取で不世出の横綱といわれた。
安岡は相撲は単なる勝ち負けではなく、心を鍛錬し、天にいたる「道」だと考えたのである。
安岡はこの話をしたことすら忘れていた。ところが昭和14年1月、欧州旅行の途上、安岡が乗った船がインド洋上にあったとき、無電が鳴った。「ワレイマダモッケイニイタリエズ フタバヤマ」
安岡は一目電文を見て、双葉山の連勝が阻まれて土がついたことを知った。安芸の海に破れ、歴史的記録は惜しくも69連勝で終わった。
連勝中、いつも双葉山の心の中にあったのは、もはや勝敗のことではなく、木鶏の話だったのである。

現役から引退した双葉山は、のちに相撲協会理事長に就任した。昭和34年12月、時津風は安岡の自宅を訪ね、「木鶏」の揮毫をお願いした。これを契機に集まりが持たれるようになった。安岡はこの会の名を「木鶏会」とした。
(安岡正篤の世界 神渡良平著 同文館より)

TOPへ

 木鶏クラブ会当時より在籍者

・会長  宇佐美一雄  宇佐美経営研究所 03-3400-0212
・幹事  亀尾悟  ㈱有明商会 03-5512-4651
・顧問  後藤忠義  ㈱日本シャッター製作所 03-3726-4800
・顧問  永吉博隆  ㈱ヨシノ機械通商 03-3586-2285
 本音くらぶ当初よりの在籍者 
・会計、広報  中田春美  ㈱日本シャッター製作所 03-3726-4800


MIXIコミュニティご案内(MIXI登録の必要があります)
MIXI URL http://mixi.jp/view_community.pl?id=1514527
管理人・はる http://mixi.jp/show_profile.pl?id=5571621
TOPへ
HOME / イベント 会概要 お問合せ その他